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100切りの近道は大きなミスショットを減らすこと【具体的に解説】

100切りを目指すゴルファーにとって、もっとも近道となるのは大きなミスを減らすことです。

ダブルボギーやトリプルボギーを打ってしまうと、挽回しなければと無理をしてしまいミスが重なる心配があります。

大叩きの原因を分析して正しい修正法を選択すれば、ミスを防ぐことができるようになります。

今回は100切りを目指すゴルファーが陥る大きなミスショットの原因と、なるべく簡単に解決するための具体的な方法をご紹介していきます。

100切りの近道は大きなミスショットを減らすこと【具体的に解説】

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100切りのために、大きなミスに繋がるプレイの排除は効果的です。

OBを意識しすぎて逆に打ち込んでしまったり、シャンクやチーピンに怯えてミスショットを連発したり、ダフリやトップでショットが安定しないときには、それぞれに対応できる解決方法を知っておくことが100切りの早道になるはずです。

大きなミスショットのケースと具体的な対処法をご紹介していきます。

OBをなるべく打たない

ティショットでドライバーを使用するとOBの確率は高くなります。なるべくOBを打ちたくないのであれば、ドライバーを封印するのも1つの方法です。

プロでもセンターを重視するときには、ドライバー以外のクラブでティショットをしています。

一般的なアマチュアのドライバーショットは230ヤード前後ですが、スプーンを使ってもほぼ飛距離は変わらないので、安全を考えるのであればユーティリティでティショットすることをおすすめします。

具体的にはティアップ前にティグランドでユーティリティを素振りして、スイングの最下点にショートティに乗せたボールをセットします。

あとは力まず素振りと同じ速度でスイングをすれば、限りなく真っ直ぐに飛び出すのでOBの心配はなくなるはずです。

シャンクやチーピンを打たない

突然襲ってくるシャンクやチーピンは予測がつかず、小手先の対処法で防ぐことは難しいミスショットです。

修正するためには、まずスタンスを狭くして、上半身を前傾させて両肩からダラリと腕を下ろして左右に振って、腕が垂直になったらスタンスの中央で両手を合わせます。その両手を合わせた位置でグリップを握ってスイングをします。

ダウンスイングでグリップが右腿の手前まで下りてきたら、グリップエンドをベルトのバックルに向けるようにするとヘッドが返り、スクエアなフェースになるので、シャンクやチーピンなどのミスショットはなくなるはずです。

ひどいダフリやトップを打たない

ひどいダフリやトップを打つようであれば、矯正のために両足を揃えて構えましょう。両足を揃えていることで体重移動がなくなるので、両足の合わせ目の延長線上にボールを置きます。

まずはハーフスイングよりも小さなスイングでボールを打ち、正確にインパクトができなければさらに振り幅を小さくし、インパクトができていれば徐々にスタンスを広げていきます。

これでスイングの最下点とボールの位置が一致するので、ひどいダフリやトップは解消されるはずです。あとはフルスイングをしても安定するよう、ひたすら練習して正しい軌道を身につけるしかありません。

【ミスを防ぐ】具体的な方法を解説します

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ラウンド中に大きなミスがあると、それを取り返すために技量を超えたプレイをすることになり、さらにミスを重ねる危険性があります。

平常心を保ち練習通りのスイングをしていれば、大きなミスはなくなるはずです。そこでミスを繰り返さないための考え方や練習の仕方など、ミスを防ぐための具体的な方法についてご紹介します。

ヘッドアップをしない

いつからかパターの格言である「ヘッドアップをしない」が、ショットのときにも使われるようになりました。たぶん身体の開きを抑制するために、ミスを表す象徴的な言葉のヘッドアップを使ったのだと思います。

インパクトのときに身体が開くと左肘が外側に逃げてしまい、フェースが開いた状態でインパクトを迎えるので、スライスボールを打ち出すことになります。

身体の開きを防ぐ方法として、アドレスでは右目でボールの右側のインパクト部分を見るようにします。

スイング中はなるべく右目でボールの側面を見るようして、インパクトとともにボールが飛び出す瞬間まで見続けるようにすると、結果的にヘッドアップをしないスイングになるわけです。

体の回転でショットをする(手打ちしない)

身体の中心に軸をおいて捻転したスイングをするのが、一般的なスイングの仕方です。

テークバックで左肩を回そうとすると、トップで左肩が沈んでしまうので、ダウンスイングでは逆に右肩が下がって上手くインパクトができなくなります。解消するために手首でこねるような、手打ちでごまかす打ち方をしてしまいます。

左肩を回すのでなく、右肩を引くイメージでテークバックをすると、中心軸を意識した捻転ができますし、トップの位置で背骨が湾曲したり傾いたりすることはなくなります。

アドレスに入る前に、なるべく背筋を伸ばしてから前傾姿勢をとると、さらに歪みがなくなり身体を回転させた円のスイングができるようになります。

ゴルフスクールでプロから買う

大きなミスをするときは、ゴルフクラブの握り方や構え方、またスイングの仕方やインパクトの仕方に問題を抱えている場合が多いようです。

こんなときは初心に戻って1から出直して修正する方法もありますが、相当な時間を覚悟しなければならず現実的ではありません。

ゴルフスクールを開いているプロに指導を受ければ、わずかな時間で欠点を指摘して修正してくれます。

もちろんスクールでのレッスンフィはかかりますが、独自で1から習得すための時間と費用を考えると、プロのレッスンは近道であり費用対効果も高い方法といえると思います。

ミスの幅を小さくすれば、100切りできますティショットが曲がり林のなかに入り、木に当って跳ね返り脱出できずにミスを繰り返す。

このケースではティショットで曲がるクラブ選択に原因はありますが、林からの脱出失敗は「進入口が一番広い」ことを認識していないこと、つまり戻る選択ができなかったことでミスの連鎖が起きたわけです。

100切りを達成するためには、ミスの数を減らすプレイが効果的です。リスク回避のために、ボールコントロールが難しいドライバーから簡単に扱えるユーティリティに持ち替えるように、14本のクラブのなかでミスの起きないクラブ選択をすることが必要です。

また練習量を増やすことで、次のステップにも繋がる技量の向上を目指すべきです。

スイングの最下点を意識したインパクトができるようになれば、トップやダフリ、シャンクやチーピンなどのミスショットを防ぐことができます。

まとめ

100切りを目指すためには、大きなミスを減らす努力が必要です。ティショットで安全なクラブに持ち替える勇気が必要ですし、正確なミートができるための練習も必要です。

リスクを減らすための知識を吸収すること、それを実行に移すことができるための技量を磨くこと、自分の技量に見合った最大限の安全作をとることで、大叩きをなく努力を重ねることが大きなミスをなくすことになります。

1度でも100切りが達成できれば、次ぎは90切りが目標になっていくので、繰り返し練習する習慣をつけることがステップアップに繋がっていくはずです。

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