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ラフからのアプローチの打ち方~グリーン周り-夏-

夏はよる。月の頃はさらなり。やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもをかし。雨など降るもをかしあれ? どこかで見たことあるような…。と思われる方は多いのではないでしょうか。そうです。有名な「枕草子」の一節ですね。

「夏は一日の中で夜が一番いい。月の夜は特に格別だ。真っ暗な夜に、蛍がたくさん飛び交うものいいし、わずかに点々と光る蛍の様子もまた趣がある。雨の降る夜もまた趣がある」このように、季節ごとの長所を述べています。

しかし、清少納言が「夏は夜がいいのよ」と言っていても、ゴルフは夜はできません。真夏の太陽がぎらぎら照りつける中でプレーします。夏のゴルフで最も手を焼くのはガンガンに照りつける太陽(苦笑)。次にやっかいなのが、ラフでしょう。

Oh!No!!アベレージゴルファーのよくある嘆き①

「グリーンをとらえることはできなかったけど、エッジはすぐそこだし、ピンまでは10yくらいだ。ピタッと寄せてパーだ!(打つ)あ! なんだよ~。思ったより転がらなったじゃねーか。あ~あ。もっと強く打てばよかったよ。これじゃパーはとれねーよ」

Oh! No!! アベレージゴルファーのよくある嘆き②

「くそー、惜しかったな。右のピンデッドに狙ったのに、チョイ右へ流れてラフか。まあいい。エッジからちょっとのところだし、ピンは近い。寄せられるだろう。(打つ)あ! 思ったよりラフがキツいじゃねーかよー。クラブが抜けずにチョロッちまった。あ~あ、もったいねーなあ」以上のような経験がおありの方は、下記の言葉をしっかり心に刻み込んでください。

「ボールに直接コンタクトできない夏のグリーン周りのラフで、寄せようと思うな!」

夏のラフにもぐった状態のボールには、物理的にヘッドがボールに直接コンタクトすることは不可能です。芝がヘッドとボールの間に入りこむのですから、ヘッドとボールの摩擦がなくなりスピンをかけることはできません。だから、コントロールは不可能なのです。(スピンがかからず棒球になって飛ぶ現象がフライヤーです)

以上のことを理解できたら、「夏のグリーン周りのラフは、ダフらせるのが正解!」ということをインプットしておいてください、特に、いつでもボールをクリーンにヒットすることが大切~!みたいに思っている人は完全に”カンチガイ”している残念な人ですよ~(笑)。

「夏のラフで、ボールに直接当たるわけねーじゃん、手前の芝からダフッて打つのが夏のラフの打ち方なんだぜ、ベイビー(ニヤッ)」これくらいのクールな判断をしましょう。この状況判断ができない人は、上記②の例でよくスイングがゆるんでチョロする残念な人なんです。ピンが近いもんで、スイングをゆるめてしまう。ああ~、ラフはキツいのに。しっかり手前からダフらせてもボールは飛ばないのに……。

フェースを開き気味にして、ボールの手前の芝をリーディングエッジで刈り取るような意識で打つといいでしょう。そんなに力を込めてインパクトしなくてもいいのです。ただ、リーディングエッジでボール手前の芝を刈りながらついでにボールを打つ、くらいの感覚です。

最後に

「説明したような打ち方をしてもうまく寄らない!」という人は、まだわかっていない人ですよ。だって、「ボールに直接コンタクトできないんだから、コントロールは無理なんだよ!!」と言ったでしょ(笑)。寄ったらラッキーなんですよ。それがわからない人は「夏は夜 月のころはさらなり~」枕草子の世界で夏の夜を楽しみましょう(笑)。夏のラフに四苦八苦しているよりもいいかも~。

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