こんにちは!
ラウンド中にショットが上手くいきパーオン!気合を入れてバーディパット!が弱気パットでショート、パーパットも入らずボギーかよ!と思っていたら3パット目もカップに嫌われダブルボギー。
というのは極端な例かもしれませんが3パットまでは初心者ゴルファーあるあるではないでしょうか?入れて当然!という距離を外すとスコア的にも痛いですがメンタルにも悪影響でスコアも崩れがちになりますね。
パターは距離感が重要な理由とは
そんなスコアメイクで重要なパッティングですが、最も大事なことは何だと思いますか?自分に合ったパターを使う、しっかりとラインを読めるようにする、できるだけ真っ直ぐなストロークをするなど色々ありますね。
確かにどれも大事なことですが個人的にはパッティングで大事なのは【距離感】だと思っています。
3パットを打たないようにするため
パッティングのミスも色々ありますが、一番よくないのはショートすることだと思います。
強く打ち過ぎてグリーンから外れてしまうのも問題ですがカップをオーバーする強さで打てばラインが合っていれば入る可能性があります。
しかしショートしている限りいつまでもカップインできないのです。基本的にパッティングはカップより10%先に打つのが良いと言われており、そこで大事になってくるのが【距離感】です。
縦の距離感があれば多少ラインを読み違えても極端なショートやオーバーが無くなりおのずと3パットが少なくなりスコアが安定してきます。
1パット目が寄ると2パット目が楽だから
初心者ゴルファーの方でよく見るのが、なかなか距離のあるパッティングでも全てワンパットで入れようとして結局寄せきれず微妙な距離が残る難しい2パット目になり、それを外して結局3パットになってしまうパターンです。
常にパーやバーディを狙うプロや上級者なら常に入れに行くパッティングが必要ですが100切りを目指すゴルファーには3オン3パットのボギーで上等なのです。
ですので意識としては入れる!というよりも1パット圏内に寄せる!という感覚が大事になり、そのためにも安定した距離感が必要なのです。
パターの距離感が合う具体的な方法を解説
ではパッティングに必要な【距離感】を身に着けるためにはどのようなことが必要なのでしょうか?
ここからは距離感を養うために必要なストロークの習得方法や練習方法、さらには実戦で距離感を発揮させる具体的な方法を解説させていただきたいと思います。
パターの振り幅で距離を合わせる方法
まずはストロークの方法ですが、最近の主流であるパターの振り幅で距離感を合わせる方法です。やり方としてはインパクトやストロークの強さではなく、一定のリズムと力加減で距離感を出す方法です。
例としては肩幅でスタンスを取り、足の内側から内側までの振り幅なら1メートル、外側から外側なら2メートルといった基準を設けます。この方法のメリット比較的容易に距離感を養うことが出来、ばらつきも少なくなります。
この方法は近年流行っているフェースバランスの大型パターと相性が良いと言われています。
インパクトの強さで距離を合わせる方法
次に解説するのはインパクトの強弱で距離を合わせる方法です。やり方としてはバックスイングの大きさは変えずに自分の感覚でストロークやインパクトの強さで距離感を出します。
メリットとしてはアプローチ感覚で距離感を出すことが出来るので感覚派のゴルファー向きです。
しかしながら力加減を習得するには相当な練習量が必要であり、人間の感覚は常に一定ではないのでばらつきが出やすいので、どちらかというと上級者向けの方法となります。
この方法と相性の良いパターはピン型やL字マレット等、操作性の高いトラディショナルな形状のパターです。
スタート前の練習グリーンで距離感を養う
ゴルフ場には練習グリーンがあり、そのコースのグリーンと同様の速さに設定されているので必ず練習するようにしましょう。
普段練習のできないロングパットの練習もいいですがスタート前の練習としてはカップをに向けて打つのではなくできるだけフラットな場所で1メートルや2メートルといった距離で止める練習を行い距離感のすり合わせをしましょう。
距離感が合ったら同じことを上りや下りの傾斜を使って確認し最後に長い距離の感覚を合わせましょう。最後の最後は気持ちよくカップインして気分よくラウンドを開始しましょう!
グリーンのラインを読めるようになる
実際のグリーン上ではフラットではなく起伏に富んでおり、真っ直ぐ打てるラインのほうが少ないです。パッティングを成功させるためには起伏を見てラインを読む必要がありますが、ライン読みにも縦の距離感が必要になります。
傾斜を見て左右どちらかに曲がるかは比較的わかりやすいと思いますがどの程度の力加減で打てばいいかは縦の距離感がないとわからなくなってしまいます。
いくら曲がるラインといえどもあくまで打ち出すのは真っ直ぐになるので曲がり幅を予測し、仮想カップを設定しそこに真っ直ぐ打ち出すのが基本になります。
グリーンに上がる前からラインを読むようにする
皆さんはどのようにパッティングラインを読んでいますか?ボールの後ろに立ってパターを立てたり目線を下げてみたりする方が多いのではないでしょうか?
確かに間違いではないですがそれだけでは十分ではありません。プロゴルファーや上級者の方を見ると、ボール後方から確認、カップ方向から確認、さらに横から確認するなど確認箇所が多いのがわかります。
さらにグリーンに上がる前に遠目からラインを読むことで近くから見た場合では気づけない起伏や芝目が見えたりするので、パッティングはグリーンに上がる前から始まっていると言えます。
パターは毎日の練習と実践経験が重要です
ゴルフは再現性が重要なスポーツなので反復練習がとても大事ですが、なかなかアマチュアの方が毎日練習場に通うことは難しいです。ですが、パッティングに関しては自宅での練習が可能です。
練習用のパッティングマットはゴルフショップなどで数千円で売っていますし、マットがない場合でもカーペットの引いてある部屋であればコップや缶などを目標に練習することが出来ます。
距離感を養うためには毎日コツコツと練習することがとても大事になります。そして日々のラウンドでの経験の蓄積が非常に大事になってきます。
例えば上りや下りのライでの転がりや、雨の日にどれくらいボールの勢いが失速するかはパターマットでは体感できないので貴重な体験として蓄積させていきましょう。
まとめ
カップまでの距離が短く簡単に感じるからこそ失敗したときにダメージが大きいのがパッティングです。安定したパッティングには距離感が大事なのだとここまでの解説でお判りいただけたと思いますのでコツコツと練習を重ねて目標達成に向けて頑張りましょう!