ゴルフを始めた当初はコースに行ってもスコアを数えるだけで精一杯ですが、ラウンド経験を重ねるうちにスコアアップの意欲が増してきますよね。
スコアの目標は人それぞれですが、ほとんどの方がゴルフ人生の中で一度は「100切り達成!」を目標に掲げるのではないでしょうか。
男性も女性も100を切れば初心者脱出というイメージを持たれる方も多いと思います。100切りを達成して初心者を脱出しましょう!
100切りするためのコツ3選と上達方法を伝授します【具体的】
1ラウンド18ホールをすべてダブルボギーでラウンドすることが出来るようになればスコアは108になります。
コースをラウンドしていてダブルボギーだったらとれると思えるようになると100切りが見えてきます。
ダブルボギーの半分をボギーにすることが出来れば100切り達成です。そのためのコツ3選を伝授します。
OBをなるべく打たない
ティーショットや2打目などでOBを打ってしまうとそのホールをダブルボギーで上がることが非常に難しくなってしまいます。
ダブルボギー以上のスコアが増えれば100切り達成は非常に困難になりますので、ラウンドではOBをなるべく打たないことを心がけましょう。
そのためにはティーイングエリアに立った時に「狭いな~」と感じたらドライバーを持たないことも選択の一つに入れておくことです。
ドライバーで予想していないボールが出てしまいOBを打ってしまうとその後にも不安が残りますのでアイアンやユーティリティーのティーショットにも慣れていきましょう。
グリーン回りを3打で上がる
グリーンに近づいて「よし、ピンに寄せてパーかボギーで上がれる」と思っていたらチョロやトップで思わぬ大叩きになってしまったという経験がある方は多いと思います。
「グリーンに近づいたら3打で上がれる」という自信がある人は無理にパーオンを狙いませんし、無謀なショットを打つことも減ります。
例えばティーショットで林の中に入ってしまい横に出すか、わずかに空いているスペースを通してグリーンを狙うか迷った時にもグリーン回りを3打で上がれる自信があれば横に出す選択を選び、ギャンブルショットはしませんよね。
ハーフで2回パーオンを目指す
18ホールの中にはパーオンを狙って出来そうなホールが数ホールあると思います。距離が短くて広いホールなどは絶好のパーオンチャンスです。
特に100切りを目指す初心者の方は1打のナイスショットでパーオンを決めることができるパー3は絶好のパーオンチャンスになりますのでコースをラウンドする前にコースのホームページなどでホールの下調べをして、そのホールで使いそうな距離のクラブを練習しておくといいでしょう。
短いパー5もパーオンのチャンスになります。無理に2オンを狙わずに3打目に得意な距離を残すことでパーオンの確率が高くなるでしょう。
100切りするための具体的な上達方法を伝授します
コースマネジメントを勉強して100切りラウンドのイメージが出来ればあとはイメージ通りにラウンドできる実力を付けることがもっとも重要になります。
少しでも思ったところに近づけるアイアンショットやアプローチ、パターの技術が真の意味で100切りに近づくことでしょう。そのための具体的な上達方法を伝授します。
アイアンの精度を高める
ドライバーでフェアウェイ真ん中にナイスショットをして2打目はアイアンで打てる場所まで運んだのに、ざっくりやトップ、ひどい時はシャンクなどで大ミスをしてしまうと精神的にもダメージを受けてダブルボギーですまないことになってしまいますよね。
そのためにもアイアンの精度を磨くことがとても大切です。特にアイアンは飛ばすクラブではなく止めるクラブだという認識を持つことが重要になります。
最近では簡易な計測器もありますので、練習場では各アイアンの距離を把握しておくとコースでは自信を持ってスイングすることができるでしょう。
50ヤード以内のアプローチを10ヤード毎に打ち分ける練習をする
グリーンに近づきピンが見える位置まできて「さあ、アプローチで寄せて・・・」と思った時にミスをしてしまうとがっかりして大叩きをしてしまった経験があるでしょう。
グリーンに近づいたアプローチは確実にグリーンオンが出来る距離感を磨きましょう。100切りを目指す方に初めに取り組んでいただきたいことが50ヤード以内のアプローチを10ヤード毎に打ち分ける技術です。
どんなに狭いグリーンでも10ヤード幅のグリーンはありませんので10ヤードを打ち分けることが出来ればアプローチでグリーンオンができ100切りに近づくでしょう。
パターの練習を毎日行う
「パットイズマネー」という格言を聞いたことがある方は多いと思います。プロゴルファーはパターで賞金を稼いでいると言っても過言ではありません。
ラウンド後に練習グリーンでプロがひたすらショートパットの練習をしている姿を見かけることがあります。
アプローチやロングパットを寄せた後にショートパットを外すとがっかりしますよね~。自宅にパターマットを一枚置いて毎日練習する習慣をつけましょう。
はじめのうちは気負わず1球や2球でもかまいません。毎日パターを持ってボールを転がすということが大切なのです。
コースマネジメントを学ぶ
ドライバーの飛距離アップがスコアアップと信じて練習場でドライバーをひたすら振り回しているアマチュアの方を見かけることがあります。
ドライバーが飛べば爽快ですしグリーンに少しでも近づけばスコアが減るような気がすることも理解できますが、本当に100切りを目指すのであればゴルフをゲームとしてコースマネジメントを勉強することです。
大げさに言えば100切りにパーやバーディはいりません。ボギーとダブルボギーを交互にとれれば100切りは達成できるのです。
そこを理解できればティーイングエリアに立った時に無理に飛ばそうとする気持ちが少しは和らぐはずですね。
まとめ
100切りを目指して日夜練習に勤しんでいるゴルファーは多いと思いますが、100切りを達成できるゴルファーは全体の3割程度という統計もあります。
そんなあなたに100切りを達成するためにはドライバーをもっと飛ばすことやきれいなスイングを作ることに重きを置くよりも、100切りするためのコツや練習方法をお伝えしてきました。コツコツと練習に取り組んで100切りを達成し自信を持って楽しくラウンドしていただけることを願うばかりです。