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【100切りに効果的】ショートコースで練習するべき理由とは【論理的】

距離が短いショートコースのゴルフ場では、アイアンやウェッジの使用頻度が多くなるので、ラウンドしただけでも技量を磨くことができます。

日ごろの練習の成果を確認する場として、さらに目的をもってクラブ選択をすることで、練習所と比べると2倍・3倍の成果が実感できる場合もあります。

今回はショートコースを利用することで得られるメリットと、それを最大限に実感できるための利用法、そして利用する上での注意点についてご紹介していきます。

【100切りに効果的】ショートコースで練習するべき理由とは【論理的】

putter and golf ball on the green

ショートコースは低料金で利用ができて、芝の感触を確かめながら日ごろの練習の仕上がりをチェックできたり、練習場のボールと本物のゴルフボールとの差異を確認できたりと、それなりのメリットがあります。

またショートとはいえゴルフ場ですから、プレイを楽しみながらスキルアップができるのもメリットと言えるのではないでしょうか。

芝の上でボールが打てる

日本国内で、芝の上でボールが打てる練習場は限られています。しかもその大半はショートアプローチの練習のためのもので、ミドルアイアンを使えるところはほぼありません。芝の上での練習不足は、ダフリの原因となっています。

日ごろから人工芝の練習場で打っていたので、ボールの手前からインパクトをしていたことに気がつかず、本物の芝の上ではダフリ気味にヘッドが入って、はじめてミスショットを練習していたことに気がつくことがあります。

練習場でクリーンショットができているかを、本物の芝でチェックができる場として活用できます。

練習場と飛距離の差異を確認できる

練習場は耐久性の高いワンピースかツーピースのボールを使っていることが多く、反発力が強くなるミドルアイアンからは、通常のボールよちも飛距離が落ちます。

もちろん練習場でも飛距離ダウンは分かっているので、その分を割り引いてヤード表示を掲げています。リアル反発力が確認したいのであれば、本物のボールを打つしかありません。

特にキャビティバックのような、スイートスポットエリアの広いクラブを使っているのであれば、飛距離やスピン量は知っておきたいものです。

練習ボールではリアルな飛距離を知ることができないので、実際にショートコースで確認してみることには価値があります。

利用料金が安い

芝の上でゴルフができるスタンダードなコースに比べると、料金の安さに特徴があります。もっとも18ホール・パー72のスタンダードなコースでも、ノーキャディで常用カートなしだとショートコースと変わらない場合もあります。

ただ手入れの行き届いたショートコースであれば、相対的に価格設定は低い部類に入ると思います。

さらに申し込みのときに許可を受ければ、休憩なしのスルーで回れるとこともありますし、またロッカーを借りなくて済むところもあるので、食事代や諸費用を節約できる場合があります。

なによりもショートコースに合わせたクラブ選択をするので、ボールをロストすることがなく、ラウンド後に高価なゴルフボールを買い足す必要がなくなります。

ショートコースを利用したときの具体的な成果とは

Golf green

ショートコースを利用することで、使用頻度の高いアイアンはターゲットをとらえる精度が高くなり、芝の上で打てるウェッジは繊細なショットを身につけることが期待できます。

少し工夫すると、普段ではなかなかトライできいないミドルアイアンを使ったアプローチや、ショートアイアンのティショットなど、スタンダードコースで役に立つ技術を身につけることができるようになります。

ショートホールのティショットが上達する

ショートコースでは、通常ドライバーのような飛距離が出るクラブは使えません。必然的に刻むゴルフに特化したプレイをすることになるので、アイアンやウェッジが上手くなります。

たとえば、すべてのホールで、「ティショットは9番アイアン」と決めて、距離がある2打目を普段は使わないミドルアイアンでグリーンを狙うことができます。

このときの9番アイアンのティショットを、スタンダードコースでのショートホールに見立てると、本物のティグリーンで練習ができたとも解釈できます。

また、ミドルアイアンの2打目は、普段は使うケースが少ない番手でアプローチができるわけですから、ショートホールとロングアプローチを兼ねた一石二鳥の収穫を得られることになります。

ロングアプローチとショートアプローチが上達する

すべてのティショットをショートアイアンにすると、ショートコースとはいえ残り距離があるので、セカンドショットでグリーンオンは難しいかもしれません。

それはそれで、外れてもグリーン周りでショートアプローチの練習になるわけです。ただし後続組が詰まるようであれば、迅速なプレイをしなければなりません。

そんなときはティショットをミドルアイアンに変えて、ターゲットエリアをグリーンに見た立ててロングアプローチのつもりでショットします。

そしてグリーンを狙うときは、ショートアイアンかウェッジでショートアプローチをすることになるので、1ホールで2回のアプローチを習得できると考えることができます。

ピッチングウェッジが頼れるクラブになる

1本のクラブでラウンドすると、同じ番手で打ち続けることから徐々に距離が安定してきます。100ヤード刻みで進んできたことから、アプローチでは極端な距離調節が必要になります。

1本のクラブでスイングの幅を変えたり、フェースを開いたり、高い球筋のショットを打ったりと、普段ではできないゴルフを経験できます。

ただしパターが故障していないのに、グリーン上でアイアンを使うのはマナー違反ですからパターは使いましょう。

またピッチングウェッジだけではなく、次ぎの機会には9番アイアン1本だけ、さらに次ぎは7番アイアンだけでラウンドしてみるのもよいかもしれません。

ショートコースは練習場じゃないので他のプレイヤーへの配慮が必要【迷惑をかけない】

Teeing off on the Golf course on Painswick Beacon, Gloucestershire, UK

クラブの性能を試したい、ショートアイアンの腕を磨きたい、それぞれの目的があってショートコースを利用するわけですが、ショートコースは練習場ではないので、利用者として節度を持った行動をする必要です。

後続組のプレイヤーに不快な思いをさせないためにも、後続組が追いついてきたらスキルアップはほどほどにして、ゴルフそのものを楽しむようにしましょう。

特に早朝ゴルフで利用するときはタイムオーバーがあるので、遅延していると後続組もイライラしてきてトラブルの要因にもなります。

事前にパスの仕方を覚えておくことも必要ですし、そもそもゴルフを楽しみながら少しだけ上手く慣れたと思える程度がよいかもしれません。

芝の上で感触が確かめられる、ショートコースでのゴルフは最適だと思うようにしましょう。

まとめ

他の利用者がゴルフを楽しんでいるショートコースでは、日ごろの練習の成果をチェックする場としてとらえるのが、よい利用法かもしれません。

入場者の状況が許すようであれば、大胆にショートアイアンを使ったティショットや、1本のクラブだけでのラウンドなど、スタンダードコースではできないプレイも楽しむことができます。

最後に、2ボールプレイや後続組への配慮がない利用は、絶対にしないように心がけることをお願いしたいと思います。

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