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100切りするためにパット数を減らすべきです【練習方法あり】

待望の100切りができそうなのに、なかなか結果をだすことができないことがあります。練習場では曲がらないドライバーショットや、精度の高いアプローチショットに励んでいるのに、なかなか100打を切ることができずに悩んでいるゴルファーはいませんか。

そんなときは今よりもパット数を減らすことを目指して練習すれば、簡単に100切りが達成できるはずです。今回は100切りをするためのパッティングの上達法についてご紹介していきます。

100切りするためにパット数を減らすべきです【練習方法あり】

Golfer about to put a ball into the hole on a green on a golf course in South Africa

正しいインパクトはパッティング上達の第1歩です。イメージしたラインに打ち出すことができなければ、パッティングのセオリーや芝目の読みを覚えても、実行することはできません。

パッティングの練習方法としては、ヘッドの両端に合わせてティッシュボックスをガイド代わり置いて、正確な軌道でのテークバックを心がけるようにしましょう。

パット数の目安は36回を目指しましょう

パット数の目安を36打にする理由は、ゴルフコースが設定している規定打数に関係があります。18ホール・パー72のコースだと、ショートホールのパーは「ショット1+パット2=3打」でカップインです。

ミドルホールだと、ショットが2打でパットが2打、合計4打でパーとなります。同じくロングホールはショットが3打でパットが2打、合計5打でパーとなります。

つまり各ホールのパット数は、すべて2打を基準としているわけです。距離感も分からずにラインも読めていないロングパットで1パットにチャレンジすると、結果は3パットもしくは4パットなんてこともあります。

100切りのためには、1打目で寄せて2打目で確実に入れるイメージを持ってください。

50センチのパットも1打です

多くの練習時間を費やして手に入れた300ヤードのドライバーショットも、目を閉じて打っても入る50センチのショートパットも、スコアカードに記載するときは1打です。その簡単な50センチのショートパットを外してしまったら、精神的なダメージを負ってその後のプレイに影響があるかもしれません。

短いパットだからこそ、確実なカップインが重要です。いわゆるOKパットの距離だと、カップの反対側の淵にぶつけるイメージで強めに打つと外すことはありません。

強い芝目やグリーン面のアンジュレーションを意識せず、ティッシュボックスを置いて練習したストロークで、カップの中心に向けてしっかり打ち切ることだけを考えてみてください。

3パットをなるべく打たないようにする

パッティングでぜひとも避けたいのが3パットです。グリーン上のプレイは2打を基準としているわけですから、ここで基準をオーバーするとミドルホールならティーショットでワンオン、ロングホールならセカンドショットでワンオンするしかカバーする方法はありません。

3パットをしないための方策は、日ごろの練習で自信のある距離を作っておくことです。カップから自信のある距離の同心線上のエリア内にボールを運ぶ、つまり自分の得意なエリアをイメージすることです。あとはできるだけ簡単に2パット目が打てる方向、つまり安心できるゾーンをイメージしてください。

パット数を減らすための具体的な方法とは

Putting green

正しいインパクトによる方向性とテークバックの位置による距離感が身につく練習を積むことで、今よりもパット数を減らすことができます。

ただし実際のグリーン上では、ラインを読む知識やカップまで歩測できて距離感を合わせられる技量、さらにはショートパットでねじ込むコツなどを知っておく必要があります。そこでパッティング上達のための3つの方法をご紹介します。

ショートパットは30センチオーバーする

確実に沈めたいショーットパットですが、カップの手前で微妙に曲がったり止まったりとストレスを感じることが多いものです。そんなストレスを解消してくれるのは、OKパットの距離といわれるワングリップ程度のときのカップインです。

芝目や傾斜を考えず気楽にポンと弾くと、カップの反対側に当たってボールは落ちます。

この気楽なパットがもしも外れたとしたら、およそ30センチオーバーになるはずです。そこでショートパットで迷いが生じたときは、難しく考えずにカップよりも30センチオーバーのストレートで攻めるわけです。スクエアなフェースで弾けるように、日ごろから安定したストロークを磨いてください。

ロングパットの距離感を合わせる

パッティングスタイルは千差万別ですが、100切りを目指すのであれば、基本のパッティングを経験してみてはいかがでしょう。ロングパットに有利なヘッドに重みを感じるパターを使い、振り子をイメージした軌道でストロークします。

パッティングライン上で振り子の軌道をイメージして引き上げ、脱力とともにストロークをしてボールを打ち出し、テークバックで引き上げた箇所と同じ高さまでフォロースルーをとって終了です。

テークバックのヘッドの高さで距離を調節するので、事前にどの位置でどのくらい転がるかを把握するだけで距離感を合わせることができます。

グリーンのラインを読めるようにする

グリーンのラインが読めるようにまでには、相当の経験値が必要になります。ただプロでもラインを読み違えることがあるくらいですから、100切りを目指すゴルファーにとって確実なライン読みを身に付けるのは至難の業といってもよいのかもしれません。

グリーンのライン読みは2つの視点で行います。1つは傾斜の確認です。グリーンは正面からみるとほぼ平らにみえますが、グリーン横からみると傾斜が分かります。もう1つは芝目の確認です。

芝草は一定の方向に葉先を向けて伸びていて、葉先の方向は抵抗が受けにくく転がりやすいことから順目といいます。グリーン面が太陽の光りに反射して白くみえると順目、逆に暗い緑にみえたら逆目ですといいます。

パッティングはすぐに上手くなれません【地道に頑張るべき】

A man taking a putter shot at a golf course

パッティングを上達するためには、シンプルに「正しいインパクト」に近づけることです。インパクトの瞬間のフェースがパッティングラインに対して垂直であること、つまりスクエアであることが正しいインパクトに必要です。

この上達方法をしっかり理解できれば、インパクトの前後の動作はスクエアなインパクトのためにあることが理解できるはずです。つまりインパクトでフェースがスクエアであれば、どんなパッティングフォームでも構わないということになります。

ゴルフの技量が上達するほど、自分にもっとも合っている構え方や打ち方を探していくことになりますが、同時に迷いも生じてくるので、常時フォームやパターを変えていくことになるかもしれません。結果としてすぐに上達することはなく、地道な練習を繰り返していくしかないのかもしれません。

まとめ

多くのゴルファーが目標に掲げる100切りに向けて、努力をすることは素晴らしいことです。できるだけ最短の方法で達成できればと願うところですが一朝一夕で達成できないところがゴルフの面白さでもあります。

今回の100切りのためにパッティングの練習法をご紹介しましたが、自分に合ったパッティングスタイルを構築するまでには相応の練習量が必要なのです。繰り返し練習することで、目標とする100切りが少しでも近づいていくことを期待しています。

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