ゴルフ雑学

チャンピオンコースの定義って?なんとなくわかるけど…どんなコースのことですか?

ゴルファー同士の会話の中で、誰かひとりが「さすがチャンピオンコースだよね」というような話をすることがあります。その場では「そうだね、さすがだよね!」などと相槌を打っていると思いますが、実はチャンピオンコースってどういうコースのことだろう?と疑問に思ったりはしないでしょうか。

なんとなく『距離が長くて、難しいコース』『トーナメントを開催しているコース』というようなことだろうと予想は付くのですが、それは正しいのでしょうか?そこで今回は、チャンピオンコースという言葉の意味について調べてみたいと思います。チャンピオンコースとは、チャンピオンに相応しいコースなのでしょうか?みてみましょう。

チャンピオンコースの定義はない?

最初に答えを言ってしまうと、実は『チャンピオンコース』の明確な定義はどうやら無いようです。ただ、同じような使われ方をする用語に『トーナメントコース』『チャンピオンシップコース』があり、こちらは言葉の意味そのままの『プロのトーナメントや選手権競技(アマチュア含む)が開催されている(された)コース』ということになります。

権威のある大会が開かれるコースのことを紹介する際に、敬意をこめてこのような表現を用いるようですね。

しかし、『チャンピオンコース』になると少し解釈が広くなるようで、『トーナメントコース』や、『チャンピオンシップコース』にはもちろんなのですが、それ以外のコースでも使われることがあります。

例えば、『トーナメントを開催するだけの環境(距離、戦略性、難易度等)を備えたコース』というような、トーナメントや選手権競技を開催していないけれども、それに準ずる条件を満たしている場合などです。

そして、そのコースがどんなコースかということを表現する際には、「距離も長く、戦略性も豊かな本格的なチャンピオンコース」というように使います。外部からこのような表現をされることもありますし、ゴルフ場自らが発するパターンもあります。

さらにそこから、距離が長くて難易度が高いコースであれば、『チャンピオンコース』と使われるようになり、その定義がどんどん曖昧になってきたようですね。

チャンピオンコースは”コース”のこと!

非常に曖昧な定義の『チャンピオンコース』なのですが、ひとつだけ譲れない部分があります。それは、あくまでもコースに対する評価だということです。たとえクラブハウスが豪華であっても、サービスが優秀であっても、それは『チャンピオンコース』の評価には当てはまりません。

ですから、「チャンピオンコースと言っている割には、クラブハウスがボロすぎる…」というような愚痴は的外れなのです。この点だけは、『トーナメントコース』や『チャンピオンシップコース』と同じくらいコースに対するこだわりのようなものを感じます。

ゴルフ場側が「うちは本格的なチャンピオンコースです!」とアピールする場合でも、ゴルファーの評価で「立派なチャンピオンコースだよ」と感想を述べる場合でも、あくまでもコースだけの評価であるということだけは覚えておいてください。

最後に

総距離が7000ヤード以上を確保できるような長いコース。起伏の激しい山岳コースなどではなく、フラットでフェアなコース。戦略性が豊かで、コースレーティングが高いコーストーナメントが開催されるだけのドライビングレンジが用意できるコース

…などなど、チャンピオンコースに対する条件の基準は、ひとそれぞれにお持ちのようです。

しかし、ゴルフ場が『チャンピオンコース』と謳っているからには、コースに対して自信を持っているという点では、間違いないでしょう。あなたの中のチャンピオンコースの定義は何ですか?

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