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【ゴルフ】ガードバンカー打ち方の基本

ゴルフコースに必ずあるもの・・それはバンカーです。

バンカーを苦手とする人は多くいます。

特にグリーン周りのバンカーなどは出せばいいというものの、フェアウェイにあるバンカーより難易度が高いものが多いですよね。

しかもピンに寄せなくてはいけないので尚更ですよね。

そんな人や苦手としていない人にも、もう一度バンカーについて理解しておきましょう。

ガードバンカーとは?

ガードバンカーとはグリーン付近に設置されているバンカーの事で、グリーンを守るように設置されている事から(「ガード」=守る)この名前がつきました。

ガードバンカーはグリーンから距離が近いので打ち方が少し違います。

ではどのように違うのでしょうか・・・

打ち方の基本

ガードバンカーからの打ち方はエクスプロージョンショットと言って、ボールの下の砂ごと打つ事です。

エクスプロージョンには「爆発」という意味があり、バンカーから爆発させるように打ちます。

ボールの手前を砂を打つイメージだと思いますが、手前すぎると深く入り過ぎてしまい上手くボールが飛びません。

手前ではなくボールの下の砂を飛ばすイメージで打てれば、綺麗にクラブが入りしっかりボールが飛ぶようになります。

フェースは開いて使いますが、距離が長い時は開かないで使う場面もあります。

フェースは開いた分だけオープンスタンスにします。

オープンスタンスにしないでそのまま打つと、開いた分だけ右に飛んでいってしまうので注意してください。

6:4から7:3ぐらいで左足体重でアドレスします。

そして少しでいいので打ち込むイメージで打ちます。

ここで一番やってはいけないのがすくい打ちです。

ボールを上げたいと思うとすくい上げるように打ちますが、ボールを上げたいなら上から打った方が上ります。

左足体重で打ち込む。

このイメージで打ってみてください。

使用クラブ

ガードバンカーの時に使うクラブは主にサンドウェッジになります。

距離が近いので必然とこのクラブになります。

しかし距離が長いバンカーの時はアプローチウェッジで打ってもいいです。

バンカーから出すに当たりクラブのバウンスが大きい方が優しく出せます。

使っているサンドウェッジがローバウンスの場合、バウンスのあるアプローチウェッジの方が出しやすい事もあるので確認してみましょう。

目玉の打ち方

バンカーのトラブルショット目玉です。

目玉とはバンカーの砂にボールが埋まっている状態の事で、砂の中にボールが

入っているのでフェースが砂の下に入りづらいのです。

ではどのように打つのでしょうか?

それはフェースを被せて打ちます。

通常はフェースを開いてバウンスを利用して打ちますが、目玉の場合砂の中にボールが潜っているのでフェースを開いて打つと、バウンスが邪魔してボールの下までクラブが届かなくなってしまいます。

フェースを被せることで接地面積を少なくして、尖ったリーディングエッジから砂に入っていき、ボールをえぐり出すようにします。

フェースを被せている分ボールが右に飛びやすくなるので、アドレスは右を向いて構えます。

あとはエクスプロージョンショットと同じで6:4ぐらい左足体重にして少し打ち込む感じで打ちます。

フェアウェイバンカーとは?

フェアウェイバンカーとはフェアウェイの途中にあるバンカーで、2打目を打つ周辺にあるバンカーです。

ガードバンカーとは違い平坦でアゴが高くないバンカーです。

130yから200y以内のショットが多くなります。

打ち方の基本

フェアウェイバンカーで一番やりたくないミスはダフリです。

ダフリ具合ではもう一度バンカーから打つ事になるので避けたいミスですよね。

ダフリの原因の一つはすくい打ちです。

なのですくい打ちが出来ない状況を作ってしまいましょう。

バンカー内は足場を掘る事が出来るので、左足だけ掘って強制的に左足下りを作ってしまうのです。

これですくい打ちがやりづらくなります。

使用クラブ

使用クラブは1番手か2番手大きいクラブを持ちます。

フェアウェイバンカーでダフらない為にもしっかりミートしたいので、通常のショットではなく60%から70%の力でコンパクトに打ちます。

コンパクトに打つ分届かなくなるので、番手を上げて届かせるようにします。

しっかりミートする事だけを考えましょう。

そして条件付きですが、ウッドで打つ選択肢もあります。

その条件はアゴが低く、打ったボールが当たらないライの時だけです。

アゴとはバンカーの縁の事で、アゴに当たらないかしっかり確認しましょう。

ウッドはアイアンに比べてソールが広く滑ってくれるので優しく打てる事もあります。

フェアウェイバンカーが苦手な人は、まずウッドが使えるか確認してみるのもいいでしょう。

バンカーに入った時のマナー

バンカーにはマナーがあります。

荒れたバンカー内からでは出しづらくなったりするのでしっかり

マナーを守り、後続の人に迷惑をかけないようにしましょう。

バンカーに入れてしまったら、まずはレーキと呼ばれる打った後にならすものがバンカーの周りに置いてあるのでレーキを持ってバンカーの中に入ります。

レーキを持って入る事ですぐならせて、また取りに行く手間が省けます。

このバンカーにも入り方もあります。

低い所からバンカーに入ります。

近いからと言って高い場所から入ると崩れたり、ならすのが大変になりますので低くて一番近い場所から入りましょう。

打った後は足跡や打った後を、レーキで撫でる様に前後させて平らにします。

そして入ってきた場所に向かって下がりながら出て行き、下がった時にレーキで引きながら出て行けば足跡が残りません。

バンカーが上手くなる練習方法

バンカー練習できる環境はなかなかありませんよね?

いつも行っている練習場にあったらそれは間違いなくいい環境です。

そんなバンカー練習が出来る環境がない人でもバンカーの練習は出来ます。

その練習方法はゴムティを使います。

地面から2センチぐらいの高さにします。

そしてボールを打つのではなくゴムティーだけを打ちます。

2センチという狭い所を打つ事によりエクスプロージョンショットの打ち方が身につきます。

環境がないという人はおすすめ出来る練習方法なので是非お試しください。

まとめ

バンカーが苦手な人は多いと思います。

そんな人はただボールの手前を叩いてるだけだと思います。

大きく間違っているわけではないですが、あと少しのコツで出やすくなります。

打つ前のセットアップも大事になってくるので、今一度マナーなども確認していただけたらと思います。

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