ゴルフ雑学

ピッチングウェッジのロフト角の目安とは【具体的に解説します】

こんばんは!皆さんの得意クラブは何でしょうか?ドライバー?ゴルフの花ですね!パター?ロングパットが決まると気持ちいいですね!

7番アイアン?ゴルフの基本ですね!ユーティリティ?便利ですよね!1番アイアン!?ドライビングアイアンとはシブいですね!

皆様それぞれかと思いますが、私の得意クラブはピッチングウェッジです!そう答えると皆様意外そうなリアクションされます。(1番アイアンよりは普通ですが)

ピッチングウェッジのロフト角の目安とは【具体的に解説します】

Golf player close up

ピッチングウェッジはウェッジと言いつつもアイアンのようにフルショットで使うイメージの方が多いのではないでしょうか?

確かにそうですが、実はアプローチでも使いやすい万能クラブでもあるのです!

今回はそんな万能クラブなピッチングウェッジについてスペック等を具体的に解説させていただきます!

・ピッチングウェッジは44度〜47度が目安

まずピッチングウェッジがどのようなクラブかスペック面から解説します。

※一般的なスペックを記載、実際は各メーカー、モデルによって異なります。

長さ:35.25インチ~36インチ

ロフト角:44度~47度

ライ角:63度前後

重量:450グラム前後(軽量スチールシャフト装着の場合)

となっており、簡単に言うと9番アイアンとアプローチウェッジの中間のクラブです。

余談ですがメーカーによってはPやPWという呼称ではなく10番アイアンやW(ウェッジ)と呼称される事もあり、さらにはサンドウェッジやアプローチウェッジのようにロフト角がソールに記載されている物もあります。

・最近のアイアンはストロング化している

前項に書いた通りピッチングウェッジのスペックは各メーカーやモデルにより異なるのですが、一般的にノーマルロフトと言われていたスペックはロフト48度でした。

しかしながら最近のアイアンは低重心化によりボールが上がりやすくなった為、飛距離を出すためにロフトを立てた【ストロングロフト】が主流になっています。

中にはプラス二番手飛ぶ!と言われるアイアンがありますが、スペックはロフト38度、長さ36.25インチとソールにはPWと書いてあってもノーマルロフトの8番アイアン相当のスペックになっているので飛んで当然と言えば当然ですね。

・飛距離は110ヤード〜120ヤードが目安

ピッチングウェッジをフルショットした場合、飛距離は9番アイアンの一番手下となります。

個人の体格、体力や使用しているアイアンにもよりますが一般のアマチュアゴルファーの目安としては110ヤード~120ヤードぐらいです。

人によってはもっと飛距離が欲しい!と思う方もいるかとは思いますがあまり飛びすぎるのも問題です。

何故かと言うと例えばピッチングで150ヤード飛んでしまったら打つ頻度の高い100~120ヤード前後の距離をフルショットではなくコントロールショットで打たなくてはいけなくなり非常に難易度が上がってしまうのです。

ピッチングウェッジの選び方を解説します

golfer playing a shot on the fairway

ここからはピッチングウェッジの選び方を解説させていただきます。

基本的にはアイアンセットが最近は5番~PWの6本セットで販売しているのでそのまま使用するのが基本となりますがピッチングウェッジを無くしてしまった場合や、プロなどが使用している単品系のAWやSWとモデルを揃えたい!という場合の選び方を解説します。

・9番アイアンとAWのロフト角を調べる

アイアンやウェッジの飛距離はロフトや長さに左右されます。特にショートアイアンやウェッジはロフトの差で飛距離が変わります。

一般的にはロフト角1度につき3ヤード変わると言われているのでアイアンは一番手の差が3~4度の差になっています。

ですのでピッチングウェッジを選ぶ際には9番アイアンとアプローチウェッジのロフトを調べて確認し、中間のスペックになるように選びましょう。

例:9番アイアンのロフト40度、アプローチウェッジのロフト50度の場合、ピッチングウェッジのロフトは45度前後が適当になります。

・アイアンと同じシャフトを使う

次にシャフトについてですが、サンドウェッジやアプローチウェッジを選ぶ際にはアイアンシャフトよりも重い物を選んだほうが良いです。

例:①アイアンカーボン→ウェッジ軽量スチール②アイアン軽量スチール→ウェッジダイナミックゴールド

理由はウェッジ類はフルショットよりもアプローチショットが主となる為、重たいほうが安定する為です。

では万能クラブのピッチングウェッジの場合ですが、ピッチングウェッジは頻度の高い110ヤード前後のフルショットを打つためにアイアンと同じシャフトを選んだほうが良いと思います。

・PWとAWの間にGWを入れることも考える

前項で最近のアイアンはストロングロフト化していると解説しましたが、アイアンがストロングロフトだと使用しているアプローチウェッジとのロフト差が15度前後ついてしまう可能性があります。

その場合9番アイアンとピッチングウェッジのロフト差を7度差つけてしまうと飛距離差が20ヤード差ついてしまいバランスが悪くなってしまいます。

そこでピッチングウェッジとアプローチウェッジの間にもう一本ギャップウェッジ(GW)を入れることでバランスをよくすることが出来ます。

例:9アイアンロフト38度、PWロフト42度、GWロフト46度、AWロフト50度

購入前に試打することをおすすめします【確実】

Golfer

ここまでピッチングウェッジのスペックから選ぶ方法を解説してきましたが、スペックはあくまで目安となります。

なぜならスペック的には同じだとしてもメーカーやモデルによって飛距離も変わってきますし、スイングした感じや打感に違いがあり、使用していて違和感が出てしまう可能性がある為です。

なので購入の際は実際に試打してみると確実に差がわかるのでお勧めです。

最近はゴルフショップにも試打スペースがあり、計測器で飛距離などがわかるので、スタッフさんにお願いして試打してみましょう!

その際は出来れば今使用している9番アイアンやアプローチウェッジを持ち込んで候補のピッチングウェッジと打ち比べて飛距離や使用感を確認しましょう!

まとめ

ウェッジという名を冠していながらどちらかというとフルショットするアイアンの仲間だと思われがちなピッチングウェッジですが、今回は実は万能クラブだったのです。

そんなピッチングウェッジについてスペック的にどのようなクラブなのかと、実際に購入する際の選び方を解説させていただきました!皆様のクラブ選びのご参考になれば幸いです!

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