タイガー・ウッズの登場と活躍によって、ゴルフ界には様々な革命が起きたといいます。テレビの視聴率が伸び、コースレイアウトまで変えてしまった。以前、カシオで優勝したハン・ジュンゴンのスイングを見て、”現代っ子のスイング”と評し「タイガー・ウッズ以前、タイガー・ウッズ以後でゴルファーのスイングが変わった」と丸山茂樹プロも言っています。
それほどタイガー・ウッズ以前、以降での影響が大きいのでしょう。影響と言えば、ゴルフを始める前と後で変わったこと、わかったことってありませんか?今日の記事への“そう思う”度で、あなたのゴルフハマリ度がわかるかもしれません。
“SW”という文字を見た時に浮かぶものは何?
スマホもパソコンもネットを開くとYahoo!が立ち上がるようになっている人が多いとか。するとどうしてもヤフートピックスにまず目が行きます。昨年、しばしば目に飛び混んできたこの2文字。
“SW”
「SW」ワールドプレミアG・ルーカスとJ.J.がツーショット披露写真
「SW」先行上映 ハリウッド封鎖
ルフィが「SW」応援 なぜ?と不満
しまいには、アダム・ドライバー「SW フォースの覚醒」
この記事には、ドライバーとSWが入っているもんだから、ゴルフしか浮かばなくなってくるわけですよ。言うまでもなく、映画”スターウォーズ フォースの覚醒”のことなんですが、ゴルフにはまるとSWはサンドウェッジ以外の何物でもなくなるとかいう話です。まさに“Playing Golf”ビフォーアフター。
それに…
こんな立ち話が………
これに見えるとなったら重症です。でも実際2007年には、ブリヂストンスポーツからこのストーム・トルーパーとダース・ベイダーのキャラクターをデザインしたキャディバッグが発売されていたんですよね。ゴルフ場で見てみたいものです。
「練習は裏切らない」なんて嘘だ!
イ・ボミプロが言っています。「練習は裏切らない」と。(『書斎のゴルフ』特別編集-アマチュアは女子プロに学べより)他に、練習は嘘をつかない、努力は裏切らないなど似たような言葉もありますが、アマチュアからしてみたら「練習に裏切られっぱなし」が本音では?
練習場ではシングルの腕前、ラウンドでは下手したら100。でも練習をしないともっと下手。ボミちゃんに言わせれば、「それは練習っぽかったけど、練習じゃなかったじゃないんですか~?」となるかもしれません。賞金女王に言われたら、うなずくしかありません。
「ゴルフはオッサンのスポーツ」のからくりはコレだ!
バブルの頃のお父さんは、24時間働けますかのCMに文句も言わず、朝残、昼残、夜は接待。土曜の半ドンは当然返上、日曜は接待ゴルフと目まぐるしい日々。せっかくのお休みの日なのにゴルフばかりのお父さんに「またゴルフ?」と冷たい視線を向ける家族。「これも、仕事なんだよ…」とため息ついて出かけるお父さん。
しかし、自分がゴルフをするようになってはっきりわかりました。お父さんは本当はゴルフが楽しかったに違いない。でも、家族を尻目にウホウホとは出かけられない。だから「接待なんだよ。遊びじゃない」とイヤイヤ出かけるフリをしていたのに違いないと。
若手の流入を阻む「ゴルフ=オッサン」というイメージが定着したのは、オッサンのせいだったのです!これもゴルフをやらなきゃわからなかった。“Playing Golf”ビフォーアフターです。
「この人、ダメ上司じゃなかった」とゴルフで気づけた!
皆さんの周りにもいませんか?仕事はサッパリなのに、ゴルフになると研究熱心な人。ゴルフ雑誌は定期購読、熱心に何を見ているかとパソコンを覗いたら、次回コンペのゴルフコース攻略かマーク金井氏のブログ。「知りたいことがあって検索すると、たいていマーク金井のブログが出てくるよね~~」と感心しきり。仕事してくださいよ!
人の分のカイロも用意する気配り、フェアウェイが狭いからとユーティリティーを持つ冷静さ、パットのライン読みの慎重さ。その熱心さを仕事で発揮してくれよと思わずにはいられません。そしてあなたは思うのです。「この人ダメ上司じゃなくて、ダメ人間だったんだな」
これも上司とゴルフをやらなきゃわからなかった、上司の本当の姿。ゴルフで性格がわかると言いますが本性も出ますよね。
おわりに
さあ今日の記事にどれくらい “そう思う”がありましたでしょうか?今海外のゴルフ界においては、タイガー・ウッズの去就が注目されています。ゴルフどころか子供たちと外でスポーツさえできず、ゲーム三昧の日々だとか。タイガーにとって“Playing Golf”ビフォーアフターはどんなものだったのでしょうか。