ゴルフを始めて、少しずつ上達してきたときに意識し始めるスコアの100切り。
ですが、100切りも時間の問題だろうと何も考えずにラウンドを回っているだけでは、なかなか100を切ることができません。
実際にゴルフを始めてから何年も経過している経験者の方でも100を切ったことがない方も大勢います。
しかし、考え方や練習方法を知っておくことでスコア100の壁も超えることが可能です。ここではどのようなことをするとスコア100を切ることができるのかをご紹介します。
100切りするための条件は何が必要？【論理的に解説します】
18ホールを100以内で回ることは一見簡単そうに見える方もおられるかもしれませんが、案外難しいものです。実際にゴルフをプレイしている人の7割は100を切れていないのが現実です。
ではスコア100切りを達成するにはどういった考え方や練習をしていけばいいのでしょうか。ここでは100切りをするためには何が必要なのか、論理的に解説していきます。
グリーン周りのアプローチが上手い
ゴルフといえばドライバーショットで遠くまで飛ばすといったイメージがある方もおられるのではないでしょうか。
フルスイングで遠くまで飛ばすこともゴルフでは重要ではありますが、ゴルフが上手い方はグリーン周りのアプローチが上手い方が大半を締めます。
アプローチが上手くいけばスコアが大幅に崩れたりすることはなく、安定したスコアが取れるようになります。
100切りを達成した経験者の多くがドライバーショットの練習よりグリーン周りのアプローチ練習の方が大事だと語っており、グリーン周りのアプローチ練習をした結果、100切りを達成することができた方が多いようです。
ドライバーやアイアンが安定している
ドライバーやアイアンはボールを遠くに飛ばすために力強くスイングしますが、どうしても遠くに飛ばしたいという気持ちから体に力が入ってしまい、ボールが思わぬ方向へ飛んでしまうことや、ダフってしまうことが初心者のうちは珍しいことではありません。
力いっぱいフルスイングするよりも、7〜8割程度の力でスイングすることでボールが真っ直ぐ飛び、ミスショットになりにくく、安定した飛距離を出すことができるため、普段からボールが曲がってしまう方や飛距離が不安定の方は、一度体をリラックスさせて7〜8割の力で打つことで安定したスコアを目指すことができます。
1ラウンドで3パットを何度も打たない
グリーンオンしてから2パットで入れることが理想的ですが、どうしても2パットでは決めることができず、3パットになってしまうことがあります。
例え3パットを打ってしまっても100切りすることは可能ですが、何回も3パットを打ってしまうと、他のホールで挽回しなくてはならなくなってしまいます。
そうするとプレッシャーに感じてしまい、スコアが悪くなってしまう恐れがあるため、できるだけ2パット以内、少しだけ3パットでホールアウトできれば理想的です。
全18ホールで40パット以内を安定して打てるようになれば100切りは簡単に達成することができるでしょう。
1ラウンドでOBを何度も打たない
ティーショットで力いっぱいフルスイングした結果、ボールが曲がってしまいOBになってしまったという経験は誰しもあると思います。
ティーショットでOBを打ってしまうとその後のアプローチが上手にいったとしてもなかなかいいスコアを出すことが難しくなります。
1ラウンドに何回もOBを打ってしまうと当然その分打数も多くなってしまい、スコアが悪くなってしまうので極力OBは打たないように気をつけましょう。
ボールが曲がってしまうという方は、遠くへ飛ばそうとする気持ちを抑えてしっかりボールを捉えようといった考え方をすることで安定してボールが飛ぶようになるでしょう。
コースマネジメントができる
そのコースによって地形や池やバンカーや林の位置、その日の天候や風向が違います。
自分の能力を考えて、どうコースを攻略していくかを考えられるコースマネジメントをすることができる方が100切りを達成しています。
ゴルフを始めてすぐの頃は自分の能力や癖がわからなくて当然ですが、ラウンドを回るにつれて自分はこういう癖がある、自分はこういう能力が長けているといったことがわかり始めます。
その結果、自分がミスしやすいコースの特徴や傾向にある場合、ミスしないよう、頭の片隅に入れておき、プレイすることができるようになればミスを防ぐことができ、スコアが自然とよくなることでしょう。
練習量とラウンド回数を確保できる
ゴルフは練習やラウンドを回るごとに成長していき、スコアもだんだんよくなっていきます。
しかし、その練習やラウンドを回る間隔が空きすぎてしまうとせっかく上手になってきていても経験値がリセットされてしまい結果始めたての頃と同じようなスコアになってしまう方もおられます。
100切りを達成できるまでの練習量やラウンド回数は人によって個人差があり、必ずしもその練習をしたから100を切れる、これだけラウンドを回ったから100を切れるというわけではありません。
練習したことやラウンドで経験や覚えたことを次回に活かし、練習やラウンドを回る回数や時間を確保することができればスコア100切りを達成することができるでしょう。
100切りは地道な練習の積み重ねが重要です
スコアの100切りを目指すためには地道な練習と努力の積み重ねが重要になります。
一度は無理だと思っていても練習することでできなかったことができるようになり、その積み重ねでスコアも比例してよくなることでしょう。
人の成長というのも個人差があり、いつも一緒に練習やラウンドを回る友人や同僚がいたとしても先に100切りを達成するかもしれませんし、100切りを目の当たりにするかもしれません。
しかし、そこで諦めてしまうのではなく、自分も100切りを達成するという目標を持ち、自分に足りない部分の練習や知人にアドバイスをもらうなどして長所を伸ばし短所をなくしていくことが大事です。
それでも自分1人では難しいと思うようであればゴルフスクールなどに通い、指導者の元、ゴルフレッスンを行うことをおすすめします。
素人目にはわからない修正点や指導者からのアドバイスを受けることによって、あれだけ難しかったスコア100切りの壁も、いとも簡単に100切りを達成することができる可能性が高くなります。
ゴルフレッスンを行っている種類や雰囲気などそのスクールごとにさまざまですので、自分に合いそうなスクールに通ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
100切りをするための条件は何が必要なのかをご紹介してきました。
全て一気に実践してみるということは難しいかと思いますので、少しずつ1つできれば1つ実践してみての繰り返し行うことで上達していき、100切りも夢ではありません。
もし100切りすることができなくても悲観することなく地道に努力していくことで達成することができます。
これを期にゴルフを始めようと思っておられる方、なかなか100切りを達成することができていない方は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
