メンタルを整えることで、100切りを目指してみてはいかがでしょう。プレイをはじめる前やプレイ中に感じるプレッシャーは、平常心で乗り越えることができます。
そのためにはメンタルの強化が必要ですが、それと同時にゴルフが楽しめるスポーツであることを再認識することも必要です。
今回はゴルフのスコアで100切りを狙うときに必要なメンタルについてと、誰でも簡単に取り入れることができるメンタルトレーニングの仕方を確認していきましょう。
100切りするために必要なメンタルとは【誰でも実践可能】
100切りのためには、平常心でのプレイを心がけましょう。ミスショットを引きずることなく、1打ごとに一喜一憂しないようメンタルを保てるようにしておくことが必要です。
あくまでもゴルフをスポーツとして楽しんで、その上で100切りの命題を求めていくことが必要です。
プレッシャーさえも楽しみの1つととらえられるよう、ゴルフについて取り組んでいくことも大切です。
1ホールごとに気持ちを入れ替える
ラウンド中にボギーやダブルボギーを叩いてしまうと、次ぎのホールで挽回したいと考えてしまうのはゴルファーの性かもしれません。
でも100切りを目標に掲げているのであれば、ミスを誘発するバーディやパーを狙ってはいけません。できるだけ1ホールごとに結果を整理して、新しい気持ちで次ぎのホールは平常心で望みたいものです。
1ホールごとに整理をするときは、次ぎのホールのティグランドでスコアを書き込むのではなく、グリーンを降りたと同時に書き終わっているようにしましょう。
同伴競技者との会話も、次ぎのホールの攻め方や注意点を中心にして、気持ちを入れ替えることができる環境づくりをしておくことも重要です。
スコアに一喜一憂しない
100切りを目指すということは、いまのところ100打以上でラウンドしているわけです。
ハーフをボギーで、残りハーフはダブルボギーでプレイすれば99打になるので、ボギーとダブルボギーを交互に打てる余裕があると心で理解するようにしましょう。
ショートホールは2オン2パット、ロングホールは4オン2パットのボギー狙い、ミドルホールも4オン2パットでダブルボギーを狙えば簡単に100切りはクリアできるはずです。
ダブルボギーで落ち込んでパーで喜んでいるような、一喜一憂するラウンドはスコアにばかり気がいってしまいプレイに集中できていないのかもしれません。
ゴルフはミスするスポーツだと思うべき
100切りのゴルフにはミスを減らすことが必要であれば、逆に考えると普通にプレイをしていてもミスは起きると言うことにもなります。
ミスを減らすことはスコアアップの条件ですが、あまりスコアに固執するとスポーツとしての楽しさが失われてしまいます。
「好きいこそ物の上手なれ」で楽しむことが上達に通じるとするならば、ゴルフを楽しむ気持ちを大切にしなければなりません。その上でゴルフはミスをするスポーツだと割り切る気持ちを持つことも必要です。
もちろんミスを最小にするために、繰り返し練習をすることは重要ですが、過度にミスを恐れたり引きずったりすることがないようにすることが大切です。
メンタルの強いゴルファーになる方法を解説
「右側がOBです」と言われただけで、安全と思われる左側に打ってトラブルに見舞われることがあるものです。
無理に左側を打たずに、コースの中心を狙えばよいだけなのですが、技術に裏打ちされた自信がないため「逃げ」てしまうことになります。
メンタルを鍛えるには、圧倒的な練習量と体力と経験が必要であることをご紹介していきます。
圧倒的な練習量を積む
ゴルフに限らず多くスポーツでは、圧倒的な練習量をこなすことで、プレイ中に迷いが出ても身体が覚えているので心配はないと考えられています。
もちろん練習しすぎはマイナスに作用するともあるので、怪我をしないよう適度な練習が必要なことが必要です。
練習ではやたら滅多らボールを打つのではなく、課題を設けて習得するパターンを作り、もしも習得ができていないのであれば、結果として圧倒的な練習量になる場合もありえます。
でも練習量に裏打ちされたことで迷いが払拭できメンタルの強さへと繋がると、結果的に平常心でプレイに臨むことが期待できます
コースに通う回数を増やす
初めて練習場でボールを打ったとき、初めてコースに出たとき、ワクワクドキドキする気持ちと、少し不安な気持ちが入り混じって平常心を保てないことはあるかもしれません。
練習場では1球ごとに独り言をつぶやいたり、首を傾げて「おかしいな」ポーズをしたりと、メンタルが保てない状態も考えられます。
不安を解消するためには、なるべく多くのコースを利用することです。平常心でラウンドを楽しむことができるようになれば、100切りのためのスコアアップが可能になるはずです。
コースではティグランドに立つたびに、ファーストショットの気持ちを持ち、プレッシャーのかかる場面で平常心のプレイができるようコースに通うことも必要です。
筋トレで体を鍛える
ゴルフは体力が必要なスポーツです。特に歩くための足腰やスイングに必要な腹筋や背筋は、筋トレと同時にやわらかさも必要なので、ストレッチも欠かさず行なうようにしましょう。
一般的な筋トレのメニューは、両足を鍛えるスクワット、肩甲骨周りの背筋を鍛える腕立て伏せ、腹筋を鍛える運動などが考えられます。
力強さを表す太い筋肉ではなく、しなやかで持久性のある細い筋肉を目指すことで、スイングに必要な体力を維持していくようにしましょう。
特にゴルフは上がり3ホールで崩れることが多く、その原因は体力疲労によるものと言われています。
強い身体を持つことで、メンタル的にも強くなることができるので、日常のトレーニングを大切にしましょう。
ゴルフはメンタルのスポーツです【プロも悩む】
ゴルフはメンタルを整えることを重要視しているスポーツなので、いち早くプリショット・ルーティーンを取り入れています。
プリショット・ルーティーンとは、パッティングやショットに入る前に一定の動作をすることで、プレッシャーを感じることなく平常心を保ってプレイを開始できるというものです。
またプロのなかにはメンタルトレーナーを重要視していたり、平常心を保つためにおつまみをかじりながら次ぎの地点まで歩く姿も見受けられたりと、人によってメンタルを保つ方法に違いはありますが、自分にとってもっとも効果的なメンタル法を見つけることも重要です。
100切りを目指す人の多くは、まだゴルフの技量が足りていない可能があるので、練習によってメンタルを支える方法が効果的だと思います。
まとめ
現代のゴルフでは、メンタルがゴルフの成績に影響を与えると考えられています。
プロやトップアマでは、練習のときと同じルーティンを使ったアドレスを採用していたり、平常心を保つためにプレイ中に捕食をしたりと、自分に合ったメンタルの保ち方に工夫をこらしているようです。
まずは100切りに目標を置いているゴルファーは、今後の成長と強いメンタルを育てるために、猛練習に打ち込んで自信をつけることから始めてみてはいかがでしょう。