仕事が忙しくてラウンドにいけない?たまにラウンドしても練習してないからスコアが良くない?だったら空いている時間を使ってパター練習でもどうですか?グリーンオンするのに1打余計にかかるなら、グリーンに乗せてから1打減らしましょう!
今日はプロをお手本に、今すぐ真似できるパター練習法についてご紹介します。
イ・ボミプロのプロキャディーに習うグリーンの読み方
ショートするパットが多く「今日は打ち切れていないな…」と思う日のラウンド。かといって強めに打つと、そんな日は距離感が今ひとつなので、オーバーしてしまう気がします。
そんな時は…“ボールがカップに入っていくようにイメージして下さい”距離を合わせるのではなく、入っていくイメージ。こう言うとプロもタッチが合い始めることが多いそうです。これならすぐ実践できますよね。
アマチュアゴルファーにとって1メートルくらいの残りのパットは“嫌な距離”プロの試合を観ていると、そのくらいのパットはまず間違いなく入れています。それも結構な強さで打ち、カン!といい音を響かせていますよね。もうひと転がり欲しかったのに、と思う“嫌な距離”が残ってしまった時は…
“ボールがカップを40センチくらいオーバーするスピードイメージで打ちましょう”
カップまで1メートルのパットは、大抵まっすぐ打てばいい。なぜならカップを中心に1メートル程度は、ほとんどまっすぐであることが多く、カップを外さずにまっすぐ打てれば7割は入るから、とのこと。特に混雑する週末は、ゴルフ場側も渋滞は回避したいでしょうから、ピンの位置を難しい場所に切るのは控えているという話もあります。
ラインをしっかり読んだら、信じてあとは打つだけです。イ・ボミプロの賞金女王に大きく貢献したキャディー、清水重憲氏の言葉はアマチュアにとっても参考になるものばかり!さっそく試してみましょう。
アマチュア最強ゴルファー金谷君に習う楊枝練習!
まだプロではないですが、プロ並み…いやそれ以上のストイックさを持つ、まだ高校生の金谷拓実(かなやたくみ)くん。2015年、小平智プロが優勝した日本オープンゴルフ選手権で11位、ローアマを獲って話題となりました。
5歳からゴルフを始め、広島県高等学校ゴルフ選手権新人戦(中学生大会)での優勝をはじめジュニアの頃から多くのタイトルをほしいままにしてきた個性派ゴルファー。というのも、普通の人じゃ真似できないような独特なスイングをしているのです。でも、パターの練習方法だけは真似できそう、いや、真似すべき!と思ったのでご紹介します。
名付けて”つまようじ練”
これこそ、パターマットと楊枝とセロファンテープさえあれば今すぐ出来ますよね!試してみて驚きます。パターマットの練習では10球くらい簡単に入っている人でも、それこそ目をつぶってでも問題なかった人も、これがなかなか難しいのです。
いかに芯で打つことが難しいか、そして、いかに芯に当てなくてもパターマットでは入ってしまうか。芯に当てようと練習していると、松山英樹プロのパッティングが頭に浮かびました。ええ、松山英樹プロのように慎重に打たないと芯に当らないんです。楊枝にぶつかるとボールはあらぬ方に転がってしまいます。
パットの精度が上がることは間違いありません。ぜひ、一度試してみて下さい。
岡本綾子プロに習うマル秘練習法
最後は、あの岡本綾子プロです。ある日ふとカップと一升瓶はどちらが大きいのだろう?と思ったそうです。気になった岡本プロは、人気のない早朝のグリーンに一升瓶を持っていき、「入れてみたらスポッと入ったんですよ~ケラケラケラ」と女子ゴルフの解説席で大爆笑。
もうお察しでしょうか。マル秘練習法とは“一升瓶練習法”です。一升瓶の大きさ、10.4センチ、カップは10.8センチですからギリギリですね。岡本プロは、一升瓶をさしたまま打ってみたそうです。すると、カン!カン!といい音をさせてどんどん一升瓶に当る!と。
岡本プロが、視線が違うんでしょうねと分析していましたが、実際やってみると確かに見ている場所が変わります。カップに入れようとすると、カップに距離を合わせようとするのでショートの場合があります。ところが一升瓶に当てようとすると、視線がカップより上(平面的にはカップより先)を目がけて打つことになるので、無意識に強めに打てているのでしょう。それにカップがずいぶん大きく感じられます。
パターマットが無い人でも、すぐさま練習に取り入れられますね!え、一升瓶がない?うーん。じゃあ練習用に買ってみますか?いや、だったらパターマットを買った方がいいのか。いやいや、一升瓶を…。いずれにしても、自分に合った練習法で”1打”を縮めましょう!