ゴルフは各ホールで設定された打数に対して、何打でホールアウト出来たのかを記録していき、18ホール分の通算打数を競うスポーツです。
パー3・パー4・パー5と各ホールには数字が記載されていて、その数字の打数でホールアウトするとパーと言って0のスコアになります。
ゴルフ場によって違いますが、大半以上は18ホール中パー3が4ホール、パー5が4ホールパー4が10ホールになっていて、IN・OUTコースにパー3が2つ、パー5が2つ、パー4が5ホールずつになります。
決められた打数より少なく打ったり、少なく打つとどうなるのかをこれから説明していきます。
そもそもイーグルとは
イーグルとは決められたホールの打数より2打少なくホールアウトする事です。
パー4では2打目でカップインする事です。
パー5では3打目でカップインする事です。
イーグルの名前の由来は鳥の「鷲」を意味します。
ゴルフ用語は「鳥」を例にしたものが多くあります。
1打少なくホールアウトする「バーディー」は「小鳥」を意味します。
バーディーの小鳥より、難しいスコアなのでそれより大きい鳥でなくてはなりませんでした。
そこでアメリカの国章でもある鷲(イーグル)が使われました。
これがイーグルと呼ばれる由来です。
アルバトロスとは
アルバトロスとは決められた打数より3打少なくホールアウトする事です。
パー5での2打目がカップインする事で、600万回に1回の確率と言われています。
奇跡のアルバトロスですね。
アルバトロスの名前の由来はアホウドリです。
一説によるとアホウドリは翼と風を利用して長い距離を飛べる事からの由来もあります。
もう一説によるとアホウドリ事態が絶滅危惧種になっていて、滅多にお目にかかれない事でアルバトロスも滅多に見れない事なので名前の由来になったとか・・・
アルバトロスを見たり、体験したらそれは奇跡を目撃した事になりますね。
バーディーとは
バーディーとは決められた打数より1打少なくホールアウトする事です。
ゴルフをやった事がある人なら誰しもが聞いた事があると思います。
バーディーの名前の由来は諸説がありますが、1903年A・H・スミスというプレイヤーが1打少なくホールアウトした時に、「鳥のように飛んだショットだ」と叫んだ事が始まりで、第一次世界大戦と世界二次世界大戦の間にアメリカで一般化したようです。
バードはアメリカでは「優れた」「素晴らしい」という意味があり、それが幼児語のバーディーに変化していき普及していったと言われています。
当時のゴルフボールは鳥の羽を詰めた「フェザリーボール」が主流でしたので、ボールが大空を飛んでいく様子を見て鳥をイメージしたのかもしれませんね。
ボギーとは
ボギーとは決められた打数より1打多くホールアウトする事です。
100から90台のスコアの人はこのスコアでホールアウト出来ればいいラインでしょう。
ボギーの由来も諸説が合って「お化け」という意味です。
100年ほど前イギリスではボギーは今のパーと同じ扱いでした。
当時のゴルフはマッチプレーで1対1で勝敗を決めていました。
それが現在のストローク(打数)での勝敗になったため、架空の相手と戦っているみたいだとなりこの架空の相手がお化けとなり「ボギー」となりました。
のちにアメリカで「パー」が基準のスコアと規定されたため「ボギー」が一ズレて今の「ボギー」になりました。
ボギーは色々諸説がありますのでどれが本当かはわかりません・・・
コースマネジメントとは
コースマネージメントとは、カップインさせるまでどのように打っていくのかを決める事です。
攻め方、戦略ですね。
ただドライバーを打って、なんとなくグリーンを狙ってパターを打つ。
ではなく、何ヤードの所にバンカーがあるからそこまで届かない番手で打つや、右のバンカーには絶対入れては行けないから左に向いて打つなど、コースにある罠を避ける為に考えながら打つ事がマネージメントです。
パー5のマネジメント
パー5は難しいコース、叩いてしまうコースだと思う人も多いと思います。
しかし上級者は優しいコースやスコアを伸ばせると考えるのです。
その考え方に大きな違いがあるのです。
難しいと考える人は2オンをしてイーグル、またはバーディーと考え長いクラブを使い2打目、3打目がOBになったり大怪我をしたりするので大叩きしてしまいます。
上級者は、基本3打目勝負で狙えたら2打目を勝負をするなど考え方が違うので、3打目勝負と考えればスコアアップする可能性がありますよ。
パー4のマネジメント
まずはコースレイアウト図を確認します。
バンカー、池、OBがどこにあるのか確認します。
そこに入れないように考えながら打っていきましょう。
これはパー4に限らずに全てのコースで見るようにしてください。
コースの罠にハマらないようにして、無駄な1打を減らす事が大事になってきます。
パー3のマネジメント
パー3は誰しもがバーディーを狙いたいと思います。
アイアンで狙えてピンが見えているので狙いたくもなりますよね。
ここで距離に対してフルショットで届く番手だった場合、あえて一つ番手上げて打ちます。
狙って打つ場面なのでフルショットより7割、8割のショットの方がコントロール出来ると思います。
なので7割、8割で打って距離が合う番手を選択しましょう。
その為には練習場からフルショットではなく、7割、8割でのショットも練習しておきましょう。
同じコースの中でもホールによって難易度が違う
コースでは18ホールあり、ホール事に難易度が設定してあります。
その難易度はスコアカードに記載してあります。
1ホール・2ホールと表示がありその隣などに「HDCP」の欄に1から18の数字が記載してあります。
正式には「ストロークインデックス」と呼ばれ、マッチプレーの時に使うハンデの事で色々なやり方があります。
その数字はコースの難易度を示すものではありませんが、一つの目安として見て見るのもいいしょう。
数字が少ないほど難易度は高くなり、大きいほど難易度は低くなります。
あくまで目安としてくださいね。
まとめ
スコアの名前の由来が鳥なのに驚いた方もいたかと思います。
イーグルはなんとなく想像は出来ましたが、バーディーとアルバトロスも鳥から
由来していますからね。
待ち時間などにちょっとした豆知識として、教えてあげてもいいかもですよ。