ご存じのとおり、ゴルフはスコアを競う競技です。ですので、ゴルフの楽しみ方の一つは、”スコア”へのこだわりです。一打一打のナイスショットやビッグドライブに一喜一憂する楽しさもあります。これにスコアが良ければ最高!ですよね。今回は、プレー中にできる、良いスコアの作り方を考えてみます。
スコア
ゴルフは、”スコア”を競い追及するスポーツです。一打一打を積み重ね、ホール、そしてコース全体のスコアが決まります。ホールアウト後に90を切れず、「あの一打が無ければ…」と悔しがったり、初めて100を切ったと喜んだり、スコアがゴルフに欠かせない事が良く分かります。「残り1ホールをボギーで回れば…」そう考えていると、しっかりダブルボギーを刻みます。
「今日は100を切るペースだ!」と思っていると、思わぬ落とし穴が待っています。
自分でプレッシャーを掛けて力が入ってしまったり、無謀なチャレンジをするなどが、スコアを乱す結果に繋がっています。
スコアメイクの考え方
考え方ひとつで、スコアが変わる可能性があります。特に我々アベレージゴルファーには有効です。端的に表現すると、”割切り”です。スコアメイクに徹するところは徹底的に徹し、合理的にゴルフを進めます。スコアがまとまれば、スムーズに進行しているはずですので、同伴競技者や他人に迷惑を与える事もありません。自分のストレスも減少し、トータルスコアにも満足できるはずです。
その結果、おのずと練習にも身が入り、さらにゴルフが上達するでしょう。
無駄の削減
全てのショットが完璧なわけがありません。何回かスコアメイクを壊す要因が発生します。例えば、ドライバーがOBになったとしましょう。”前4″の場合、4打目として特設ティーからのショットになります。既に3打ロスしていますが、ここではあえて挽回する事を考えません。Par4のホールならば、グリーンに近づける程度。Par5ならば、とにかく前に進める!程度でかまいません。
例えば、グリーンを直接狙うと、失敗時の状況が予想できませんし、精神的なダメージも少なくありません。最初から”近づける”程度で考えていれば、それほど大きなミスにはなりません。結果的に、スコアへの影響も最低限に抑えられるでしょう。トラブルが発生した場合は、徹底的に無駄を削減しなければなりません。遠回りのようですが、結果は良い方に展開する可能性は大きいはずです。 勇気を持って選択しましょう。
リスクの削減
トラブルが無くても、常にリスクを避ける事を考えましょう。少しでも不安を感じたら、躊躇せずに一番手下げたクラブを選択します。飛びすぎによるトラブルは想定が難しく、より難易度が上がりますし、不安感を払拭する事でショットが安定し、結果が良くなる可能性が上がります。グリーン周りでも同様です。ウェッジに不安を感じたら、積極的にパターを使いましょう。距離感を出しづらくはなりますが、トップやダフる事はありません。「グリーン内に収めよう」程度の感じで打てば大きなトラブルにもならないでしょう。
早々に決断し、さっさとラインを読む事に集中しましょう。
最後に
スコアを壊す要因は、自分に対する過剰な自信と不安定要素の多い方法の選択です。合わせて、「取り返そう!」という意気込みや過剰な”力み”が更に事を悪化させます。結局のところ、自分自身の自覚の問題です。様々なトラブルに見舞われても、100や90ぐらいのスコアで回れるのですから、選択さえ間違わなければ、”スコア”は安定するはずです。自分の不安要素を取り除く選択を行い、最適な”スコア”を作成しましょう。全ては”あなた次第”です。