ゴルフは男性が多いスポーツです。最近は女性比率も上がりましたが、それでも女性ゴルファーの割合はゴルファー全体の10%程度だと言われています。
当たり前ですが、まだまだ男性優先のゴルフの世界。その分女性には色々厳しい面もあるのです。クラブハウスからコースの中まで、様々な角度から見た女性ゴルファーのお悩みをお聞きください。
どこでも脱ぐ男性ゴルファー
どうしても男性が多いだけに、公共心が薄れてしまう男性ゴルファーがいらっしゃいます。同伴者にはいませんが、前後のプレーヤーでゴルフパンツを履き直す場合に下着が丸出しになったり、夏の暑い日にお腹を出して休まれたりする方も。
「目立たないけど女性もいますよ~」と思っています。
レギュラーティー⇒シニアティー。ではレディースティーは?
コース内に設置されたティーグラウンド。一般的なアマチュアゴルファーの方はレギュラーティーからプレーしますね。
そして年齢を重ね、概ね70歳を超えるとシニアティーを使われるプレーヤーの方も出てくるでしょう。このシニアティーはレディースティーの少し後方、もしくはレディースティーとほぼ同じ地点に設置されることが多いと思います。
では、女性の場合はどうでしょう?
最近はご年配の女性ゴルファーも多く、みなさんはつらつとプレーされています。
しかし、年齢を重ねると飛距離が落ちるのは女性も一緒。それなのに女性には“レディースティー”しかないのです!
男性に比べて数が少ないとはいえ、若い女性とティーグラウンドが同じなのは、かなり不利を感じるようです。最近はレディースティーのさらに前方に特別ティーグラウンドを設置するゴルフ場も出てきましたが、ごくごく少数です。実はベテラン女性ゴルファーは不満に思っているということをご理解いただけたらと思います。
プレーが遅いと女性のせいにされる
まだティーショットも打っていない時点から、「あぁ~遅くなりそうだなぁ」とわざと聞こえる声で言うオジサマゴルファーがいらっしゃいます。
“女性=遅い”と思い込んでいる方々です。
たしかに女性ゴルファーの中には遅い上に、遅いことを意識していない方もいらっしゃることは否めません。
しかし、だからといって女性みんなが遅いわけではないのです。ちなみに自身はハーフ4人プレーでも2時間はかかりません。
ファストプレーには絶対的に自信がありますが、それでも朝はいつも冷たい視線にさらされます。
少しでもコースの進行が遅くなると、理由は「女性が入っているから」になってしまいます。男性でもスロープレーヤーはいるはずなのに…といつも思います。
ロッカーが狭い!
女性が少ないのは理解できるのですが、ロッカーが悲しくなるぐらい狭い時があります。10畳もないスペースです。自分の使う部分はほんの少しですが、ロッカーに入った瞬間にテンションが下がってしまいます。
「きっと男子ロッカーは広いんだろうなぁ」とうらやましく思っています。
リンスインシャンプーしかない!
プレー終了後にお風呂へ向かいますが、洗い場にリンスインシャンプーの設置しかない時に、楽しかったゴルフが一気に残念になってしまいます。
大したことではないのですが、男性ばかりのエリアだから仕方がないと思う程、なんとなく気持ちが冷めてしまうのです。
気にしていないようで気になる部分です。
まとめ
男性はゴルフ場の中でコースのことが気になったり、スコアを気にしてプレーされていると思いますが、女性はしょうもない部分で、喜んだり気分が沈んだりしています。
男性社会のゴルフの世界で、女性が思っていることを少し理解していただけたら幸いです。