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100切りするために必要な考え方を徹底解説します【具体的】

ゴルファーにとって1つの通過点となるのが100切りのスコアです。18ホールを99打以内でプレイができれば、当面の目標は達成できますが、実際にはなかなか苦労をしているゴルファーが多いようです。

そこには100切りに必要なショットやパッティングのスキルよりも、プレイの組み立て方に問題があるかもしれません。

もしも100切りに必要なコースの分析の仕方や戦略の考え方について習得することができれば、意外に早く目標は達成できるかもしれません。

100切りするために必要な考え方を徹底解説します【具体的】

Golf player preparing for teeing off.

100切りを目指すゴルファーの多くは、少しでも飛距離を伸ばしてグリーンに近づけて、アプローチでピンそばを狙い、確実に沈めていくようなゲームプランを立てています。

たしかにハイスコアは期待できますが、この方法では100切りは難しいかもしれません。自分のスキルを理解して、もっとも安全なゲームプランを立てることが、目標達成に近づく早道となるはずです。

100切りはリスク省くゲーム戦略が重要

飛距離を狙ってピンそばを狙うゴルフはリスクが伴います。

飛距離の武器となるのはドライバー、ところがボールコントロールが難しいクラブもドライバーなので、リスクを考えると極力使用しないようにするのが100切りのための戦略法です。

またピンをデッドに狙う攻め方は、グリーンオーバーやガードバンカーにつかまる恐れがあり、リスク回避を考えると安全なポイントを選んで、確実なグリーンオンを狙うのがゲーム戦略です。

もちろんドライバーが得意でコントロールができるのであれば、使用しても問題ありませんし、グリーンオンでショートアプローチが多いようであればピンを狙っても問題はありません。

状況に合わせて、もっともリスクのない選択を臨機応変にできることが重要になります。

大叩きの原因を分析しましょう

リスクを省くゲーム戦略を立てていても、途中で大叩きをしてしまうと、スキルを超えたプレイをすることになり、戦略が崩れてしまうことがあります。

いつどこで起こるかも分からない大叩きを防ぐには、前もって大叩きするクラブを外して、代わりに信頼のできるクラブに入れ換えておくことです。

つまりリスクを犯す可能性のあるクラブは、キャディバッグに入れないことが、リスク対策になるわけです。

もちろん最大の飛距離を持つドライバーの代わりになるクラブはありませんが、ドライバーの距離を2打で到達するゲーム戦略を立てていれば、何の心配もないはずです。

最善のプレイはその前のショットで決まる

グリーンオンを狙うアプローチでミスを防ぐには、方向が安定して距離調節をしななくても済むフルスイングのショットが効果的です。

仮にアプローチウェッジの飛距離が80ヤードあれば、その前のショットで残り80ヤードの距離に運ばなくてはいけません。

ただここでもフルショットで距離感を安定させるとしたら、ティショットとセカンドショットのクラブ選択が必要になります。

つまり400ヤードでパー4のホールであれば、1打目を5番アイアンで180ヤード、2打目は7番アイアンで140ヤード、3打目はアプローチウェッジで80ヤードでセッティングします。

これで確実なボギーオンとなるので、あとは2パットでカップインができればボギーです。

100切りに必要な実践的な戦略の立て方を知る

Rear view of asian woman on long drive swing with wood club in the golf course with sand bunkers, pond and trees

目指す先は100打切りなので、ホールごとにパープレイを狙う必要はありません。前日までにコースを分析して、もっとも安全で確実な戦略を立て、その戦略に合わせたクラブセッティングをします。

この戦略を立てる上での分析の緻密さと、それを元に選択したクラブの利用度が目標達成には欠かせません。実践で使えるゲーム戦略とクラブ選択についてご紹介していきます。

コースを分析してコースマネジメントを立てよう

100切りには、大叩きのリスクを減らすために、刻んで進むボギーオン狙いのゴルフに徹することが必要です。

実際の戦略では、アプローチポイントからティーグランドに向けて、打つ順番を逆に決めていきます。

ただグリーンに近づくほど着弾点に精度が求められるので、セカンドショットは距離が短いほど有利になるはずです。

ピッチングウェッジの精度が高ければ、ユーティリティ3番200ヤード、ピッチングウェッジ100ヤード、ピッチングウェッジ100ヤードで、400ヤードのミドルホールをボギーオンできます。

別のホールでは7番アイアン150ヤード、7番アイアン150ヤード、ピッチングウェッジ100ヤードと組み立てることもできます。

コースに合わせたクラブセッティングを重要視しよう

各ホールの攻略法が決まれば、おのずと使用するクラブも決まっているはずです。リスクを軽減させる戦略を立てていれば、使用するクラブも限定されてきます。

ただこの戦略は無風状態で、雨や散水の影響を受けていないことが前提になっているので、ファーストショットの飛距離がダウンすると、セカンドショット以降のクラブ選択は変わることも考えておく必要があります。

予定外の飛距離ダウンを考慮して、セカンドショットの使用クラブを厚くしておくと、アプローチのクラブは変える必要がなくなります。

同じようにアプローチポイントに運べなかったときのリカバリーショットで、絶対的な信頼をおけるクラブをなるべく多く入れておけば、拾うゴルフでボギーを狙えるはずです。

バンカーのために2種類のサンドウェッジが必要

戦略を立ててクラブを選んでも、それを扱う技量が伴わなければ、リスクは軽減できません。

一方で戦略通りに進んでいても、不測の事態が発生して、順調だった歯車が狂うこともあります。その両方が1度に起こる可能性が高いのが、グリーン周りのバンカーです。

グリーンを守るように配置されていることから「ガードバンカー」と呼ばれています。

一般的には盛土した上にグリーン芝を張っているので、ガードバンカーの前面は壁のようになっていることが多く、しかも砂の厚さにバラつきあるので、ダフリやトップの危険も覚悟しなくてはいけません。

砂が深い場合はバンス角のあるサンドウェッジを、薄い場合はバンス角の少ないサンドウェッジを用意しておけば、簡単にボールを打ち出すことができます。

事前に立てたリスク回避の戦略通りにいかないことが多い【不測の事態に備える】

コースを分析してリスク要件を洗い出して立てた対策は、是が非でも実行したい、もしくは実行できないと不安になることがあります。

もともと自分が思いつく最良の安全策を考えたわけですから、簡単にそれを超える策が現れるはずがありません。

でも自然を相手にするゴルフでは、前提条件であるコースコンディションの変化は当たり前のことです。風や雨などはもちろんおこと、自分の調子も考慮する必要があります。

受付を済ませてドライビングレンジで打ってみると、昨日まで信頼できていたクラブが使い物ならないこともあります。

不測の事態に備えて、常に次善の策を用意しておくようにしましょう。

ちなみに距離だけで攻略を考えると、150ヤードの7番アイアンを3回使ったら450ヤード、4回使ったら600ヤードの距離を出せるので、7番よりも大きなクラブは必要ないかもしれません。

まとめ

100切りの目標はあくまでも通過点です。だけれど、その先の90切りや、80切りを目標に掲げて、70台でラウンドする練習していても、当面の目標である通過点を越えることはできません。

身の丈に合ったコース戦略を立てて、もっともリスクの低いところにボールを運ぶプレイができれば、近いうちに100切りは達成できるはずです。

そしてアベレージで100を切るようになれば、次ぎの目標とする90切りに必要な戦略を立てて、必要があれば新たなスキルを磨くようにしましょう。

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