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コースを想定したゴルフの練習方法|”練習のための練習”ではなく”本番のための練習”

「練習はしているんだけどなぜか上手くならない。」「練習では上手く打てるのに本番ではまるで駄目。」そんな悩みは尽きませんよね。ここでは、とにかく本番に役立つ練習法をどんどん紹介していきます。一見意外とも思えるような、あまり知られていないものもあります。初心者はもちろん、中級者、上級者の方も必見ですよ!

同じリズムで打ち続ける

打球の良し悪しは関係ありません。なんなら打球の行方を目で追わなくても良いです。とにかく”同じリズムで打ち続けて”ください。ゴルフに一番大事なのはリズム。本番では、何かと色々考えてしまって、なかなか良いリズムで打てていない事が多いのです。この練習をする事により、いつどんな状態でも同じリズムで振る事の感覚が養われます。

1球ごとにクラブを変えて打つ

ちょっと面倒くさいかも知れませんが、”1球打つ度にクラブを変えてみて”ください。できれば打つ前にしっかりと目標を定め、その後アドレスに入っていく。慣れてきたら、実際にラウンドしている事を想像してみてから始めてください。

ドライバーから打ち始め、打球の良し悪しによって、次に打つクラブを変えるのです。例えば、パー5のホールだと仮定します。最初のドライバーは完璧!真っ直ぐ一直線に飛んで行きました。次に打つのは3番ウッド。できればグリーンまで残り100ヤード以内には持ってきたいですね。しかし、打ってみたらミートせず。残りは170ヤードと仮定。3打目は5番アイアンの出番です。グリーン手前まで飛ばす事ができました。最後はAWでグリーンオン!

このような形で、本番を想定しながら1打毎にクラブを変えていくのです。そのクラブでたった1打しか打てないという緊張感がまさに本番ならでは。考えながら練習できるという点もメリットですね。

ゴルフマットの角度をあえてずらす

練習場のゴルフマットは目標物に向かって真っすぐ設置されています。この”ゴルフマットをあえて斜めにずらします”。するとどうでしょう。今まで真っ直ぐ打てていたものが打てなくなってしまうのです。練習時、私たちは無意識に、ゴルフマットを見つめて方向感覚を補っているのです。ただ本番ではゴルフマットはありません。方向感覚を補う大きなツールがなくなってしまうのです。

この練習は、例えゴルフマットが目標までの道しるべとならなくても、真っ直ぐ飛ばす為の方向感覚を養う為のものです。ゴルフマットが信用できない状況で、あなたはどうしますか?自分の体の感覚を信じますか?それとも別の道しるべを探しますか?

ゴルフマットにクラブが触れないように打つ

ボールを打つ時、どうしてもゴルフマットにクラブが触れてしまいます。これは当然の事ですね。”極力ゴルフマットにクラブが触れないように打ってみて”ください。実は練習時、一見ボールをしっかりと捉えたと思っていても、実はゴルフマットに助けられていることが多いのです。要は、「実際はダフっているけどクラブがマットでバウンドし、あたかもミートしているかのように感じる。」のです。

本番の芝はダフったらザックリですよね?練習の時点でゴルフマットの恩恵を受けていてはダメです。できるだけゴルフマットに触れないように打つ事で、ゴルフマットに頼らず、より実践に近い形での練習ができるという訳です。

まとめ

最後に、上記4つの練習法の中で、調子の悪い時に行っても良い練習は”1″だけです。2~4は、悩んでいる時にはあまりお勧めできません。2~4の練習をやっている最中に、調子が著しく悪くなってきた、という場合も即座にやめ、基本練習に戻した方が良いです。あくまでも練習では上手に打てているのに、本番ではまるで駄目だなと思っている方にお勧めの練習です。いつもの練習に加え、ちょっとしたアクセントでこれらを行ってみてください。意外や意外、なかなか難しいものばかりですよ!

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