ゴルフの練習って、周りの人たちは週にどれぐらいやっているのだろうか?
同じ時期に始めたあの人は、練習していないと言ってるのになぜ上手いのか?そう思ったこと、ありませんか?
今、あなたは「ゴルフ初心者の練習頻度はどれぐらいがおすすめなのか」という疑問を抱いている時点で、本当はもっと練習が必要だと知っているはずです。
今回は、ゴルフは上達したいけど重い腰がなかなか上がらないあなたのために、初心者が最短で上達することができる練習方法を紹介します。
ゴルフ初心者の練習頻度はどれくらいがおすすめ?【結論:毎日です】
ゴルフのスイングは、脳から送られた指示によって体を動かすので、筋肉に動作を覚えさせなければいなりません。
感触や感覚を保ち、スイングを体に覚えさせるためには毎日の反復練習がもっとも効果的です。
また、少ない頻度でまとめて練習時間を長くとるより、短くても練習頻度を増やすことが脳と体にとって重要となります。
自宅などで空いた時間を使った素振りなら、体への負担も少なく毎日やっても問題ないので、小さなことでも毎日続けるようにしましょう。
ゴルフは上達するまで時間がかかるから
ゴルフとは、ルールやマナーはもちろん、グリップの握り方に始まり、ボールの位置や体の向き、それぞれのクラブの用途など頭に叩き込まなければいけないことが多いスポーツです。
また、スイングに関するひとつひとつの動作が非常に複雑で細かいので、体に覚えさせるには時間がかかります。
さらに、自分なりのプレーのルーティンやリズムを身につけるのも必要になってくるので、ある程度のプレーができるよう上達するには時間がかかるのは当然のことといえます。
上達するのにかかる時間を少しでも短縮するには、長い時間をかけて練習を重ねてきた上級者を手本にすることがポイントです。
上手いゴルファーほど練習しているから
よくいわれている上手いゴルファーの特徴をまとめると、計画性と分析力があり自己管理能力が高く、自分を向上させる事に時間を惜しまない人となります。
つまり、計画性があるので、常に目標を設定しながら練習量を自己管理し、自分の長所や短所を分析して、さらなる向上を求めて毎日の練習に時間を惜しまないのです。
上手いゴルファーほど必要なことしか行わないので、練習の効率が良く1日の練習時間は短めです。
また、パターやアプローチなど小技の練習が多いといわれますが、それは細かい動きや感覚は体が忘れやすいので、感触や感覚を保つために毎日練習する必要があると実感しているからでしょう。
最初の1年間が肝心だから
ずっとゴルフの理論を知らないままに、独学の練習でついてしまった悪いクセは、時間が経つと矯正するのが難しいといわれています。
また、ゴルフをやめてしまう理由はさまざまですが、もっとも多いのは、練習しても上達しないことで、ゴルフがつまらないと感じることが理由にあげれるのではないでしょうか。
そうならないためにも、ゴルフを始めてから最初の1年間にできるだけ効率の良い練習でゴルフが上達する喜びに出会えるかが、その後のゴルフ人生をエンジョイするポイントとなります。
初心者が最短で上達するための具体的な方法を解説
たしかにゴルフは上達するのに時間がかかりますが、段階ごとに区切って考えれば上達のスピードを上げることができます。
初心者に今必要な練習だけを効率良くこなすことが重要なので、次の方法を参考にしてください。
1.練習場でスイングを固める。
2.自宅で素振りやパターの練習をする。
3.ゴルフスクールでプロから習う。
では、ここから初心者が最短で上達するための具体的な方法を解説します。
練習場でスイングを固める
ゴルフの初心者が、練習場でボールをフルスイングで打つ練習を長時間やっても、スイングの理論を知っていなければ効果はありません。
それどころか、悪いクセがどんどん上書きされて最終的に修正するのが困難な状況に陥る羽目になります。
そうならないためにも、まずはハーフスイングの練習で基本に忠実なしっかりとしたスイングを固めることからはじめましょう。
ハーフスイングの利点は初心者にとって最初の課題となるミート率を上げることができる点です。
ハーフスイングだと体の動きがブレにくいので、動作の再現性が高くフェースの芯でボールを捕らえきれたかどうかの判定がしやすく、フィードバックを重ねながら練習できます。
自宅で素振りやパターの練習をする
毎日練習場に行けなくても、自宅で素振りやパター練習はできるはずです。
素振りではボールを打たないため、インパクトやボールの行方を気にすることなくスイングに集中できるので、理想的なスイングを身につけることができます。
特に、力が入るとスムーズに振れないタオルを持った素振りがおすすめです。また、スコアを大きく崩す原因はパターのミスであることから、パターの練習も欠かせないでしょう。
自宅でのパター練習は場所も取らず経済的なので実は初心者にとってかなり有効で重要な練習メニューなのです。
パターマットは直線が入ったものがおすすめで、ボールをカップに入れる以外にもまっすぐ転がすコツが身につきます。
ゴルフスクールでプロから習う
ゴルフの練習を自己流で行うには限界があり、効率の悪い練習方法で身に付いた悪いクセはなかなか修正できないものです。
それを解消するもっとも効果的な上達方法は、ゴルフスクールでプロから習うことです。
ゴルフスクールに通うには、安くはない会費が必要で定期的に通うのは面倒だし、少し恥ずかしい気持ちもあるかと思います。
しかし、効率の悪い練習法でボールを打ち続ける費用よりも結果的には安く済み、恥ずかしい気持ちも、僅かな期間我慢するだけで、初心者でも最短で上達することができるこの方法は、ほんの少しの勇気とお金さえあれば、いつでも誰でも実践できるのです。
ゴルフは毎日の積み重ねが重要です
スポーツで使う体の動きは、脳の働きからなる認知、判断、行動の回路を反復練習でどれだけ鍛えることができるかが、結果に大きな差を生み出すポイントだということが、近年注目を浴びているスポーツ理論のひとつです。
ゴルフのような頭を使った複雑な動作の組み合わせも、体の動きを司る脳の神経回路を鍛え、体の反射速度を上げる反復練習を続けることで、体が自然に反応するようになり、難しかったプレーを可能にすることができます。
特に、ドライバーなど体の筋肉を大きく動かす動作は体が忘れにくく、細かい感触や感覚が必要なアプローチやパターのように小さな筋肉の動きを使う動作は忘れやすくなります。そのためには、毎日の積み重ねが重要です。
まとめ
今回は「ゴルフ初心者の練習頻度はどれくらいがおすすめ?」について、毎日練習することの重要性と、初心者が最短で上達する具体的な方法を解説しました。
人間は本能で体の限界に達する前に力をセーブします。
心の限界はさらにその手前に設定されるので、本能が設定した心の限界を突破するには毎日の練習で「どこまでいけるか」確認しながら、「ここまでいけた」を積み上げていくことでしか成し遂げることはできません。
それができれば、ゴルフの腕前も最短で上達することができるはずです。