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ゴルフのスコアメイクは栄養管理がカギ!管理栄養士に聞いたゴルフ栄養学

さっそくですが皆さん、ゴルフの日の朝食はどうされていますか?いつも通り、家でパンとコーヒー?それともゴルフ場へ向かう途中のコンビニでおにぎり?まさか、ダイエットを兼ねて朝食抜きなんてことはありませんよね?

マラソンのTV中継を見ていると、給水所で各ランナーが自分で用意したスポーツドリンクを必死に取ろうとする姿が見られます。アミノ酸、クエン酸、ブドウ糖などマラソンに必要な養分を配合して作った自分だけのスペシャルドリンク。

これが取れないとメンタルに響くだけでなく、その後の走りに大きく影響します。マラソンの例は極端ではありますが、ゴルフにおいても食事の大切さは同じです。今日は、ゴルフ好きの管理栄養士であり健康運動指導士の四方春菜(しかたはるな)さんに聞いた、ラウンド中の様々なシーンに合わせた栄養素をご紹介します。

ラウンド当日の朝食

ラウンドの1時間前におにぎり2個!がベスト。炭水化物はエネルギー源。1個およそ180kcal×2で360kcalです。お米が消化吸収され、エネルギー源のブドウ糖となって実際にエネルギーとして使えるようになるまで、最低でも30分かかります。余裕をみて1時間前におにぎりを食べましょう。

コンビニでサンドイッチと迷ったら?効率よくエネルギーを摂取できるおにぎりがおススメメですが、サンドイッチが食べたいならポテトサラダやコロッケ、パスタサラダなどの炭水化物の具を選びましょう。その方が、効率よくエネルギーを摂取できます。パウンドケーキやマフィンなどのお菓子、カロリーメイトなどの栄養補助食品でもいいでしょう。

ドライバーの飛距離を伸ばすには!?

飛距離を伸ばすには、ヘッドスピードをあげる必要がありますが、その動きをささえる筋肉が必要不可欠。筋トレをしている方や、毎日の素振りで筋肉を自然とつけていきたいという方がいると思います。いずれにせよ、良質なタンパク質(動物性)が大切です。

牛サーロインより牛ヒレ、豚ロースより豚ヒレ、鶏モモより鶏ササミなど、より脂の少ない部位を選ぶと、タンパク質を効率よく摂取できます。魚なら脂の乗った腹身側よりも、身のしまった背側の切身がおススメ。他に、豆腐の原料である大豆は畑の肉と言われていますが、これも良質なタンパク源。絹ごしよりもめん豆腐の方が高タンパクです。

プローチやパットは、カルシウムで集中力UP!

スポーツをやる上で、実は不足しがちなのがカルシウム。脳が筋肉を動かす信号を送るために、カルシウムが消費されることはご存知でしたか?運動中のバナナばかり注目されますが、ここ一番の集中力UPのために有効なのはカルシウム。

カルシウムは食べてすぐ即効性があるものではないため、日頃の定期的な摂取が重要。朝、必ず乳製品をとるなど、習慣にできるといいですね。乳製品苦手な人はカルシウムウエハースや、サプリメントを利用してもOKです。

ショートゲームにはGABA

正式名称「ガンマ-アミノ酪酸」。脳内の血流を活発にして酸素供給量を増やし、脳細胞の代謝機能を高めます。実験では、イライラ、パニック状態の人にはGABAの著しい減少がみられたとのこと。スコアを大きく左右するショートゲームに必要な冷静さは、成分がそのまま名前のメンタルバランスチョコレート“GABA”がおすすめ。カロリーはビター味の方が少なめです。お好みでどうぞ!

まとめ

多くのアスリートたちが自分の体を作るために管理栄養士を頼り、トップアスリートに至っては専属の料理人も雇って万全の食事管理を行っていますね。食事は、日常生活はもちろん、スポーツのパフォーマンス発揮にかかせない重要なアイテムです。というより、命の源!アマチュアゴルファーの皆さんは、メタボ対策としての食事管理がメインの日々(?)かもしれませんが、たまにはゴルフのための食事を考えてみませんか?

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