「パット・イズ・マネー」聞いた事がある名言ではないでしょうか?
「タイム・イズ・マネー」時は金なりは多くの人が知っている言葉で、パターが入らないとスコアにならないという意味合いの言葉です。
ゴルフという競技はカップにいかに少ない打数で入れるか?が勝負の競技なので、最後にカップに入れる事が非常に大事になってきます。
このパターの打ち方ですが、「パターに型無し」と言われるぐらい、自分が打ちやすくて入ればいいのです。
とは言っても始めたばかりの初心者は、打ち方すらわからないと思いますのでパター選びや打ち方など解説していきます。
是非参考にしてください。
初心者が身につけるべきパターの基本とは?
パターとはグリーン上で使用するクラブです。全18ホール全て2パットで36打になり、例えばスコアが100だったとしても約35%のショットはパターなのです。
このパター数が少なくなるとスコアもよくなりますが、多くの人がパターを甘く見がちです。一番簡単にスコアを縮められるのがパターなので、まずは道具選びから考えてみましょう。
・パターの正しい選び方
まずは自分が打ちやすい打ち方を探してみましょう。
打ち方は大きく分けて4つあり、逆オーバーラップ、クロスハンド、クローグリップ、アームロックです。
初心者は逆オーバーラップかクロスハンドから始めてみましょう。
逆オーバーラップはグリップを握った時に左手の人差し指を右手に乗せる、ショットと時と指の置き方が逆になります。
クロスハンドはショットの時の握る手が逆になり左手が下、右手が上になる握り方です。
パターの形は大きく分けて4種類あります。
ピン型、L字型、マレット型、ネオマレット型の4種類で初心者はマレット型、ネオマレット型をオススメしますがピン型も大丈夫ですが、L字型は難しいので上達してからでもいいです。
ピン型は長方形の形をしたパターで、マレット型はピン型の後方部分が後ろに膨らんだかまぼこ型などと呼ばれる半円形型です。
ネオマレット型とはヘッドが大きいタイプで形は様々あり、このタイプを使っている人が多い印象です。
パターの長さは何インチがおすすめか
パターの長さは32インチ(約82cm)~36(約92cm)インチが一般的です。
身長が高い人や肘を曲げて構える人は長めを、手が長い人やクロスハンドで構える人は短めのパターを選びましょう。
短いパターは操作性が増し、自分で動かしやすくなります。長いパターは操作性はしにくいですが、オートマティックに打ちやすくなります。
長さ選びは人それぞれの慣性の部分なので、色々試してしっくりくる長さを選びましょう。
初心者におすすめなグリップの太さ
今は沢山のグリップが発売されていて悩みますよね。初心者にオススメするグリップは太めのグリップです。
グリップを太目にする事で手首の余計な動きを抑える事ができるからです。
細いグリップは微妙なタッチなど自分の慣性で打ちたい人にオススメで、初心者の頃は自分の狙った周辺に打てる事が大事なので、余計は動きをしずらい太めのグリップがオススメです。
初心者におすすめな握り方とは?
逆オーバーラップの場合は右手、左手の順に握ります。そして左の人差し指を右手の小指の上に乗せて打ちます。
小指の上がしっくり来ない場合は自分の置きやすい位置で大丈夫です。クロスハンドは左手、右手の順で握ります。
そして右手の人差し指を左の小指の上に乗せます。同じくしっくり来ない場合は自分の乗せやすい位置に乗せましょう。
初心者におすすめ パター練習法1
室内でも練習出来るようにパターマットを購入しましょう。まずは打ち方ですが、両肩と両肘と両手を結んだラインの腕の形が五角形と三角形の打ちやすい方を選びます。
逆オーバーラップでもクロスハンドでも同じです。そして腕はなるべく使わずに肩を使って打つ感覚で動かします。
肩の使い方は2種類あり縦方向と横方向があり、縦方向は左肩を下げてバックスイングして左肩を下げてる打ち方です。
横方向は右肩を後に引いてバックスイングして、左肩を引く打ち方があります。自分の動かしやすいやり方で、手を使わずに肩を使って打つ感覚を覚えてください。
初心者におすすめ パター練習法2
パターマットでいつも同じ位置から打っていませんか?まずは短い距離から打っていき感覚を覚えていきます。
初めは1mから始めて、1.5m、2m、2.5m、3mと徐々に距離を伸ばしていきます。
その時に自分で何を変えて距離を変えたのかを覚えておきましょう。バックスイングの大きさを変えたのか?インパクトの強さを変えたのか?
そうしたら距離に合わせた大きさや、強さを体に染み込ませましょう。
初心者におすすめ パター練習法3
カップを見ながら打つ事により距離感を養えます。ゴルフのパターはターゲットスポーツで唯一と言っていいほどターゲットを見ないで打つスポーツなのです。
例えばダーツはどうでしょうか?ターゲットを見ながら投げますよね。
ボーリングもピンを見ながら投げますよね?パターはカップを見ながら打たないのです。
だからより難しいのです。なので短い距離でいいのでカップを見ながら打ってみましょう。
より方向性と距離感が分かりやすくなります。
距離感を身につける方法
より距離感を身に付ける練習方法があります。それはパターマットのカップに入れないで手前に打つ事です。
大体のパターマットはカップ周辺が高くなっていて、平らなところから上ってカップになっているものが多いと思います。
あえてカップに入れないで戻ってくるように打つと、自分の打ちたい距離を打てるようになります。
更に感覚を養いたいのなら、カップを上りきった所とカップの間にボールを止めるように打ちます。
もの凄く難しいと思いますが、何回もトライして感覚を養うとラウンドにきっと役に立つ時がきます。
まとめ
パターの練習は地味ですぐに飽きてきまいますよね?
そこを我慢して練習を続ける事が出来るようになれば、間違いなくラウンドで成果がでます。
まずは道具選びで、初めは簡単なパターにしましょう。最近のネオマレットパターは非常に簡単になっていますのでオススメです。
最近のパターを購入するのであれば、やや太めのグリップが入っているので大丈夫ですが、中古を買う予定の人は太めのグリップをチョイスしてください。
パターマットを購入して紹介した練習方法で距離感を養ってください。カップを見ながら打つ練習方法はかなりオススメです。
「パット・イズ・マネー」で一打でもスコアを縮めてください。