雑誌の特集などで、「ゴルフクラブの名器とはどのようなクラブか?」系の記事を目にすることがありますね。みなさんは、名器とはどのようなゴルフクラブだとお考えでしょうか?
世間一般的なイメージだと、「プロやひと握りの上級者しか使えない難しいクラブ、また製造が少なく希少価値が高いクラブ」が、名器と言われているようです。以下は、レッスンという仕事柄、新旧いろんなゴルフクラブを試打してきた私の勝手な持論です。
名器の条件
・ミスの頻度、度合いが小さい
・例えばダフっても、飛距離が落ちない、トップしたような感じでも、浮いてくれる
・他のクラブだと、20ヤード曲がっていたのが10ヤードしか曲がらなくなった
等です。
名器はレベル別に分かれる
ゴルファーの技量によって、名器は違ってきて当然ではないだろうか 個人的に使いやすいクラブが、その人に対しての名器つまり、人それぞれにゴルフクラブの名器は違っていいというのが、私の個人的見解です。
売れているゴルフクラブが名器
最も売れ続けているゴルフクラブは、D社のゼ○シオだそうです。私も仕事柄、たくさんのメーカーのクラブを打ちますが、「名器だなぁ」と思うのは、やはりゼ○シオです。ちなみに、私自身はゼ○シオは使っていません。理由は、すぐにモデルチェンジして、頻繁に買い換えないとならないからです(笑)
おもしろエピソード
こんな話があります。ある年の賞金王を獲った選手のパターが、なんと中古ショップの3,000円程度のモノだった!のです。パターは、1本10万円以上のモノもありますが、入らなければその人にとって名器ではないのかもしれません。
パターの名器とは、一般的には、
・ 打感がいい
・構えやすい、だから寄るし入る
・そのパターを使っての勝利数
などが目安になるかと思います。やはり、何と言っても“よく入る”パターこそが名器と言えそうです。
まとめ
そのゴルフクラブを使うゴルファーが、十分な技量を備えてなければ、どんな名器もその性能は発揮できません。ゴルフクラブの名器は、打つ人の技量や感性によって、”このクラブ”と限定されるものではないと思います。自分のお気に入りの1本、またはセットこそが、“マイ名器”と言えるでしょう。