マネジメント

自分の飛距離を知ろう!ステップアップゴルフ~コースマネジメント準備編~

ある程度ゴルフが形になってきたら気になるのはスコア。やっぱりスコアは良い方がいいに決まっていますよね。そんな方にオススメしたいのが、コースマネジメントしながらのプレーです。決して難しいことではありません。無意識にしているプレーに対するジャッジがコースマネジメントの一歩です。

例えば、「池には入れたくないから、届かないクラブで打とう」と考えること。そんなのいつもやっているよ。と思わないでください。その都度判断するだけではなく、継続してそのホール、もしくは18ホールを通じて意識して判断することが大切なのです。

そうした積み重ねで、スコアを作りだしていくのがコースマネジメントです。ここでは、コースマネジメントには何が必要なのか?を考えていきたいと思います。まずは基本的な考え方と、コースマネジメントを行える準備をしていきましょう。

まずは己を知る

コースマネジメントの基本は、自分の実力を客観的に判断できることです。自分を「盛らないで」判断することはとても大切です。まずは自分の飛距離を理解しましょう。よく行くコースのショートホールで、「170ydが7番アイアンでピン横だったから、自分の7番アイアンの飛距離は170ydだな」と思っていたとします。

しかし別のコースで、「165ydだったから、7番アイアンで軽めに打ったら、全然届かなかった。なんで?」となってしまうのです。これは様々な条件下(高低差・風・地形)で出た170ydを、自分の飛距離と考えることによって生まれる距離のギャップです。これではコースマネジメントになりません。では、自分の飛距離を知るにはどうしたらいいのでしょうか?

練習場で感覚をつかむ

こんな時こそ練習場です。練習場は、コースに行けない場合の代わりではありません。練習場には、コースでは出来ないことをするのです。つまり、同じ条件下で、同じ場所から何度も、何球もボールを打つこと。これは練習場だからこそ出来ることです。これを利用しない手はありません。

まずは、1階に場所を確保しましょう。スイングを固める練習でしたら何階でも構いませんが、飛距離を掴む場合は必ず1階で行いましょう。そして、練習場の距離がはっきりわかるピンなどを探し、100ydや130ydなどの地点を決めます。ほとんどの練習場で、打席からの距離を表示していると思いますので探してください。曖昧にせず、練習場のスタッフに確認してもいいと思います。

ちなみに10ydごとでしたら、キリのいい数字でなくても構いませんよ。

キャリーの距離だけを見る

狙うべきポイントを決めたら、そのポイントにキャリーで落ちる番手を探してください。落ちてからの転がったボールは関係ありません。あくまでも落ちた地点です。

何度も繰り返して、確実にキャリーで落とせる番手を見つけてください。一番飛んだボールではなく、30球打ったうちの20球以上が落ちる地点です。この時に重要なのが、冷静な判断を持つことです。もしかしたらあなたが思っているほどは飛んでいないかもしれません。

それでも、希望的観測ではなく、確実にいつでもその距離が刻める番手を見極めてください。もし、この時に7番アイアンで、130ydの地点に常に落とせるなら、あなたの7番アイアンの飛距離は130ydです。

番手の飛距離を確定させる

アイアンの番手は10ydごと刻めるのが基本です。ですから、130yd=7番アイアン なら、今度は120yd=8番アイアン できちんと打てるか確認してください。この動作を繰り返すことによって、自分の飛距離を冷静に判断する力が付いてきます。ここまでくれば、コースマネジメントの準備ができるようになります。

まとめ

まずはコースマネジメントが出来るようになるための、基本的な準備を考えてみました。これは、誰もがやってそうで、多くの方が実行していないことです。自分の番手の最大飛距離が、いつも飛んでいると思いがちです。コースマネジメントは、まずは自分の思い込みを払拭することから始まります。

冷静に自分を分析できたら、コースマネジメントの第一歩。スコアアップはもうすぐですよ。

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