ゴルフレッスン

【ゴルフ】ティーショットとは?ティーショットの打ち方を解説

「ナイスショット!!!」スタート時間になり1打目からこのショットが打てたら気持ちよくゴルフがスタートできますよね。

多くの方がこのショットは緊張すると思います。2ホール目、3ホール目と段々緊張はほぐれていきますからね。

この各ホールの第1打目を打つ場所を「ティーイングエリア」と言います。そして第1打目の事を「ティーショット」と言います。ゴルフではこのティーショットがかなり大事です。

ティーショットの行方でスコアが決まる事もあるので、誰もが神経を尖らせて、集中しています。そんな場所なので勿論ルールやマナーも存在しますのでティーイングエリアの使い方を説明していきますね。

そもそもティーショットとは?

ティーショットとは、各ホールの1打目を打つ事を言います。朝一のティーショットは何回目でも緊張します。ティーショットはティーイングエリアという指定された範囲内の場所で打って行きます。

このティーショットでは唯一ボールの位置、高さ、場所などを自分でセット出来る場所でもあります。適合のティーに乗せて、高さを調整し、打つ位置を自分で選べるのです。ティーショット以降はこんな事出来ませんからね。

自分でセット出来るからと言ってもルールやマナーはもちろん存在します。

 ティーイングエリアで知っておきたいマナー

マナーは同伴者に迷惑のかからないようにする事です。自分が打つ時、集中しているのに笑い声など聞こえてきたら集中が切れてしまいますよね。こういう行為を相手にしない事です。大きく分けて3つです。

《⒈音を立てない》

話声など聞こえると集中できないのでしゃべらない事です。話声だけではなく物音もそうで、手袋のマジックの音などです。動かず、しゃべらずしていましょう。

《⒉打つ人の視界に入らないようにする》

視界に人がいると気になってしまうものです。視界に入らない距離を考えその場所に移動しましょう。この時自分の影も視界に入らないようにしてください。

《⒊打球の行方を追う》

プレーをスムーズに進行させる為にも全員で確認しましょう。危険な場所に打ったら「ファァァァァ」と叫んで危険を促します。そしていい場所に打てたら「ナイスショット」と言いましょう。いい気分で2打目に向かえます。

ティーイングエリアで知っておきたいルール

ティーイングエリアとは先ほど説明したとおり各ホールの第1打目を打つ場所です。その場所のどこから打ってもいい訳ではありません。

打ってもいい場所とは、ティーマーカーという色のついた置物が2つあります。その置物を結んだラインとその置物から後方に2クラブレングス(クラブ2本分の長さ)の中であればどこでもいいです。それ以外の場所から打った場合は2罰打を加え改めてティーイングエリア内から球をプレーしなければならない。

球を乗せるティーも規定があり、4インチ(101.6mm)以下でなければならず、最初の違反は2罰打、2回目の違反は失格となります。

ティアップの高さは使うクラブによって変わる?

ティアップの高さは使用するクラブによって変わります。ティーショットで使用するクラブはドライバーだけとは限りません。パー3という短いコースが4つはあると思います。そこではドライバーを使用する事はほぼ無く、アイアンやユーティリティーというクラブを使用する事になります。

アイアンやユーティリティーは地面から打つように設計されていますのでドライバーを打つ時と同じ高さで打つ事は非常に難しくなります。なのでティーショットで使用するクラブによって高さを調整してください。

ティショットにもコツがある

いつもティーマークの結んだラインの真ん中にセットしていませんか?「右に飛んだー」「左に飛んだー」はもしかしたらセットする場所が影響している可能性があります。まず地面は平らではありません。多少なりとも傾斜があります。

つま先上がりの場所にセットした場合左に曲がりやすくなり、つま先下がりの場所にセットした場合は右に曲がりやすいです。なので何も考えずにセットしている人はなるべく平らな場所を探して、そこにセットするようにしてみてください。

パー3のティショット

パー3でのティーショットは前項でも記載したボールのセットする場所に特に気を付けてください。ドライバーの時より影響が大きいです。パー3は池がある事が多いと思います。特にグリーンの手前にある事が多いです。

こんな時は1クラブ大きいクラブで打ってください。手前の池に入るリスクを減らしましょう。2クラブレングス(2クラブ分の長さ)下がれるので打つ番手によって調整もする事もいいと思います。

OBがある狭いホールでのティショット

絶対にOBを打ちたくない、打てない状況なら迷わずドライバーを使いません。可能な限りリスクを減らします。OBを打った場合打ち直しで3打目です。そこでナイスショットをしても次は4打目です。

4打目がグリーンオンして1パットでボギー。OBを打った後に取り返したいという気持ちからこのような妄想をしがちです。しかしこうなるのはほぼ奇跡に近いです。

OBを打った後にイライラしたり落ち込んだりしている時にいいショットがでる確率は低いのです。なのでOBを打ちそうだな!と思ったらOBを打たないクラブを持ちましょう。刻む勇気も必要です。

距離があるホールでのティショット

距離があるからと言って飛ばそうとする人は多いと思いますが、飛ばしたからといってスコアが良くなるとは限りません。飛ばそうとして力んで大振りになりミスショットの可能性が上がり、最悪なのは飛ばそうと思いOBを打つ事です。

多くの人が経験した事があると思います。飛ばそうとしておもいっきりスイングして会心の一撃で真っすぐ飛んだとしても、普段の飛距離と30〜50ヤードの違いはないと思います。多くは10〜20ヤードの差ですので2打目の打つ番手が1つ小さくなるぐらいです。

一概には言えませんが、リスクを取って2オンを狙うより安全な3オンを狙った方がスコアは良くなると思います。

コースマネジメントでスコアアップ

徹底的にリスクを回避する事がスコアアップの鍵になると思います。それと逆から考えると面白いですね。コースマップは観ますか?そのホールの詳細図ですね。

例えば何ヤードの所にバンカーがあってグリーンの横に池があってなど、最近はカートに搭載されていますよね。普通はティーイングエリアからここまで打って、そこから何番で打ってなど・・

これをグリーンから考えてみるのです。絶対にグリーンに乗せられる又はグリーン周辺には確実に打てる番手の位置を確認します。その位置までどう打つのか考えます。

ドライバーで打つのか?刻んで2回で打つのか?2回で打つのならドライバーは必要なのか?スコアを出すならこんな考え方も参考にしてください。

まとめ

ティショットを打つ時は誰もが集中しますし、ナーバスになりますよね?そんな時に笑い声が聞こえたり、物音がしたら集中力が途切れてしまいますよね?時には集中できない事だってありえます。

なのでティーショットを打つ人が集中して打てる環境を作る事がマナーではないでしょうか?同伴者と共にマナーのあるゴルフがしたいですよね。そんな大事なティーショットですがスコアの為にドライバーを打たないなど記事にしましたが、本当にスコアにこだわる場合のみです。

一か八かを試して成功した時は物凄く気持ちのイイ事ですし、練習の成果でもあります。その一か八かを高い確率で成功させる事が自信にもなり、実力にもなっていきます。是非、マナーのある楽しいゴルフにしましょう。

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