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1メートルのパットを外したとき、ラインを悔やむ?ミスパットを悔やむ?

グリーン上で、カップまで1メートル弱の距離につけ、パーチャンス。ほぼストレートのラインを慎重に読み、パッティングをしたが、外れてしまい、パーならず…。こんな場合、パターが入らなかった理由はなんでしょうか?ラインの読み間違い?それともパッティングミス?理由はもちろん、その状況によってひとつひとつ異なりますが、重要なのは、その時の考え方です。

あなたはパターが入らなかったとき、ラインを悔やみますか?ミスパットを悔やみますか?それぞれのパターンを見比べてみたいと思います。

カップインする条件としない条件

まず、パターが入らなかった理由を考えます。他にも要因はありますが、基本的には、

・ライン(読み)が違う

・パッティングミス(自分が思っている方向への打ち出し・強さなど、)

の二つです。

という事ですね。当たり前ですが、二つの条件が揃わないと、ボールをカップインすることはできないのです。

アマチュアゴルファーに多いミスとは?

この中で、アベレージゴルフファーに多いパターンを考えてみます。

失敗の確率の割合は、1から3の順です。もっと言えば、ほぼストレートのラインを真っ直ぐ打つ!と考えて、真っ直ぐ打てているプレーヤーの数は一握りぐらいです。ほとんどの方は、自分が思っている方向に打ち出せていませんですから、③の「読み」が外れて「パッティング」は自分の思っている方向に打ち出したというパターンの失敗は、とても少ないです。

しかし、多くのアマチュアは、「読みが違ったのかぁ」と悔やむのです。ここが、あなたが、もう一歩レベルアップできない原因なのです。

1メートルのパットが入る確率

一般的なアマチュアゴルファーが1メートルのパットをした時の成功率は60%から70%ぐらいになると思います。1.5メートルになるともっと下がり、50%以下になります。プロになるともちろん、この勝率はどんどん上がっていきます。1メートル以内は90%後半にまで数値が上がります。これは、プロの繰り返し行う練習の賜物であることは、言うまでもありません。

つまり、アマチュアがショートパットが入らない原因のほとんどは、ミスパットなのです。ですから、あなたが、ショートパットが入らない時に悔やむべきは「ミスパットした自分」です。もし、ショートパットが入らなかったときに、「ラインの読み」を悔やむか、「ミスパット」を悔やむか、考えてみてはいかがでしょうか?

プロは外したパット後の行動でその日の調子が分かる

プロの試合を観戦していて、もちろんプロもパッティングを外すことがあります。注目してほしいのは、そのあとの行動です。外れた後に、ラインを再確認したり、帯同キャディさんと話(文句?)をしたり、している場合は、ラインの読み間違いですから、あまり問題はありません。入らなくても、あっさりと次のホールへ向かいます。(悔しさを表現する方もいますが)

なぜかというと、ラインの読みが合ってくれば、次からは間違いなく入るからです。ですから、プロ自身もパットが外れた悔しさはあっても、気持ち的には前向きです。もう一つのパターンは外れた後に、何度もパターの動作を繰り返して、練習している時があります。このような場合は、ラインの読み間違いではなく、パッティングミスによる失敗です。

簡単に言うと、その日のパッティングの調子が悪い(タイミングが合わない)事になります。これは、その日のうちに修正しないと絶対にパットが入りません。ですから、プロも集中して、修正を試みているのです。パットが外れた後のプロの行動を見てみるのも、プロの心理が垣間見えて、興味深いですよ。

終わりに

パッティングはゴルフのスコアを決める大切な要素です。プロも多くの時間を、パッティングの練習に費やします。アマチュアゴルファーは、そこまでできませんがパッティングに対する気持ちの部分を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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