ゴルフレッスン

【アプローチ】初心者必見 簡単に寄せる方法

グリーン周りの短い距離なのに行ったり、来たりと初心者あるあるではないでしょうか?

初心者ではない人でも、アプローチが苦手な人でもやってしまいますよね。

短い距離だからこその難しさがあり、フルショットは出来ませんしゆっくり振るとダフってしまうし初心者の頃は力加減が難しいのです。

上手くいかないので難しく考えてしまいますが、実はアプローチが上手な人ほど物凄くシンプルに考えて打っています。

初心者の頃からこの考え方や打ち方を覚えてしまえば、すぐにスコアは縮まっていきます。

それではアプローチの基本を学んでいきましょう。

初心者向けアプローチの基本とは

初心者の頃30ヤードぐらいのアプローチを打つ時に、入ようとしてカップにノーバウンドで打っていませんでしたか?

この思考が行ったり、来たりする原因の一つです。入れるのではなく、近づけるのがアプローチなのです。

理想は入るのが最高の結果ですが、ほぼ入る事はありません。初心者の頃はカップに寄せて、1パットで入れられそうな位置に打てたら最高で、2パットで入ったら良しとします。

初めは大きなミスの行ったり、来たりをしないようにする事を目標にして入れるのではなく、寄せる思考にしていきましょう。

初心者が使用するクラブは何がいい?

グリーン周りの20~30ヤードの距離で打つクラブは50°前後のクラブをオススメします。

自分のセッティングに入っている48°でも52°でもいいです。

多くの人は58°を使いがちで、プロのようにスピンの効いたアプローチを想像すると思います。

しかしそのようなショットはまず打てません。プロだから出来る技なのです。

ではクラブは持たずにボールを持って、20~30ヤードの距離から手で投げてピンに寄せてみてください。

ほとんどの人がボーリングのように下から投げて、ピンの位置に止まるように転がして投げると思います。なので転がるクラブを選択します。

ロフト角が大きいほどフェースの面は上を向き(58°や60°)、ボールが上がりやすくなるので、ロフトの角が少ないクラブを選択して転がすアプローチを打ちます。

転がすボールが一番寄る可能性が高い打ち方なのです。

初心者が意識すべきポイント

初心者が意識するポイントはピンを狙って打たない事です。アプローチはピンに打つショットではなく、ピンに寄せるショットなのです。

先ほどの説明にもありましたが、アプローチを投げたとしたら、転がしてピンに止まるように投げます。

転がすとしたら、どこに落としたらピンで止まるか考えると思います。 

そのどこに落とすのか?が大事で、ピンに狙って打つのではなく落としどころに打つ事がアプローチが寄るポイントになります。

左右の体重配分は?

体重配分は左7:3右で打っていきます。

なぜ左足体重なのかというと、左足体重にして打つとダフリにくくなり、ロフトが立ってボールが転がりやすくなるからです。

左足体重にする事により、スイング軌道が鋭角に入りやすくなるのでダフリにくくなります。いつものスイングがU字だとしたら、左足体重にする事でV字になりやすくなるのです。

U時の下のカーブの部分が少ないので、ボールにしっかりインパクトしやすくなります。そしてV時になる事で物理的にロフトが立ってインパクトしやすくなります。

下に向かうとロフトは立ちやすくなり、上に向かうとロフトは寝やすくなります。以上の理由から左足体重で打つ事になります。

 アプローチが簡単に寄せる打ち方

簡単に寄るアプローチの打ち方のポイントは3つあります。

1.セットアップ

2.緩まない

3.パターのように打つ

まずはアドレスですがこれはパターに限らずショット全てに言える事で、例えば真っすぐに打ちたいのに右を向いて打ったら右に飛びますよね?

ターゲットに打ちたいのならしっかりターゲットに打てるように準備しなければいけません。

そして緩まないように打てないと毎回調整しながら打たないといけなくなります。

これがダフリや苦手の原因になります。

緩まないように打つにはパターのように打てば緩まなくなります。

それぞれ説明していきます。

打ち方のポイント1 

セットアップですがまずは左足体重です。

左足体重の理由は前項で説明したので割愛しますが、左足体重でアドレスします。

そして左足を半足分後ろに下げてオープンスタンスで構えます。ボールの位置は右足の前です。

これでセットアップは完成です。

左足体重にして、更に右足の前にボールをセットする事でより転がせるボールが打てるようになりました。

打ち方のポイント2

アプローチで肝心な緩まないインパクトですね。初心者の頃はこのスイングが難しいのです。

やって欲しい事はバックスイングを小さくする事です。

初心者やアプローチが苦手な人を見ていると20~30ヤード打つのに、バックスイングの上げる高さが100ヤードでも打つのかのような大きさなのです。

無意識にその幅では飛びすぎてしまうのがわかっているので、スイングを緩めて20~30ヤード飛ぶ速さに減速して打つのでさまざまなエラーが起きてしまうのです。

バックスイングを小さくして打ちますが、どうしたら小さくなるのかというとパターのように打っていきます。

打ち方のポイント3

ロングパターのように打てばショットの時に比べてバックスイングは小さくなります。

アプローチの短い距離では手先を使いたくなります。繊細な場面なので使いたくなりますよね。

それがミスの原因の一つです。なのでパターのように手先を使わずに肩の動きで打ちます。

肩の動きで打つ事で手先は使えないので、バックスイングを上げすぎる事もないですし、緩んで打つと飛ばないとわかっているので緩む事もなくなってきます。

初心者でもできるアプローチ練習法

上記で説明した打ち方をひたすら練習し感覚を覚える事がいいと思います。

人それぞれで感覚が違いますが、バックスイングの上げる幅でどの距離を打てるのかを覚えておくのもいいです。

例えば自分から時計になったとして、右手が9時で左手が3時だとしましょう。

バックスイングの上げる高さが7時なら20ヤード、8字なら30ヤード、9時なら50ヤードなど上げ幅を把握しておくと目安が合って打ちやすいですよ。

まとめ

初めはアプローチは難しいと思います。初心者に限らずアプローチは難しいものなのです。

まずはこの打ち方を身に付けて、経験を積んで色々な打ち方を覚えていってください。しかしこの打ち方はキャリアを積んでも十分使える打ち方です。

多くの方はグリーン周りに行ったらまず転がせるかを確認すると思います。それほどこの打ち方は寄りやすいので是非参考にしてください。

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