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100切りをするならユーティリティを使うべき理由【具体的に解説】

皆さんはユーティリティを持っていますか?持っている人、使っていますか?

フェアウェイウッドとアイアンの中間的な役割を持っているため、使い所が分からないと、使用していない人もしばしば。

しかし、「役に立つ」という名前通りに、ユーティリティほど、便利で使い勝手の良いクラブはありません。

特に初心者の方で、100切りを目指している人は、積極的にユーティリティを使っていきましょう。その理由を具体的に解説します。

100切りをするならユーティリティを使うべき理由【具体的に解説】Golf ball on green grass ready to be struck at golf clubゴルフクラブの中で、最も新しい種類のクラブであるユーティリティ。

ユーティリティはウッド型とアイアン型、2種類の形状を持ち、性能に多少の差がありますが、どちらも「やさしく打てる」ことに特化されたクラブです。

その操作性や正確性を持ってすれば、狙った距離を狙った方向に打つことができ、今までよりもスコアメイクが楽と感じられます。

ユーティリティは打ちやすいクラブだから

ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの飛距離差を埋めるために開発されました。

ゴルフを練習する中で、フェアウェイウッドはシャフトが長いため当たりづらく、ロングアイアンはボールが上がらない、と悩む人は多いです。

しかし、ユーティリティは、フェアウェイウッドよりもシャフトが短いため扱いやすく、重心が深く設計されているため、ボールが上がりやすく、結果的に打ちやすいクラブであると言えます。

他のクラブと同じスイングをしても打ちやすいという使いやすさがあるため、ユーティリティを多用することで、スコアアップにつながっていくことでしょう。

ロングアイアンの代わりに使えるから

ただでさえボールが上がりにくいアイアンですが、ロングアイアンと呼ばれる、5番以下の数字がついたアイアンに至っては、とても難易度が高く、コースで使えないと嘆く人も現れるほど。

当たれば飛距離が稼げますが、シャフトが長く、ヘッドが小さいため、スイートスポットが小さいという点が、難しさにつながっています。

ユーティリティをロングアイアンの代わりに用いることで、距離をしっかりとカバーしつつ、ボールが上がりやすくつかまりやすいというメリットを受けることが可能です。

アイアン型ユーティリティだけではなく、初心者でも取り入れやすい、ウッド型のユーティリティでも同じ効果を得られます。

色々なシチュエーションで使えるから

ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの、言わば「良いとこどり」をしているクラブです。

例えば、深いラフにボールが入ってしまったとき、距離はほしいけれどフェアウェイウッドでは無理という場面は、フェアウェイウッドよりもソール幅の狭いユーティリティを使用して、脱出を図ることができます。

また、グリーン周りからのアプローチ、通常はウェッジを使う場面でも、ユーティリティをパターのように打つことで、転がしのアプローチで乗せていくことも。

ウェッジに比べてソール幅があるためダフリにくく、距離感を身に着けておけば、簡単にボールを寄せていくことができます。

ユーティリティをうまく使いこなすコツとは

Golfer silhouetted against orange sunset

ユーティリティは、ほかのクラブに比べて簡単に打つことができますので、始めから上手く打てているという人もいることでしょう。

しかしそうではない人も、少しのコツで、ユーティリティを上手く使いこなすことができます。

ユーティリティは打ち方や使い所が分からない、などと諦めず、いまからご紹介するコツに則って、使用してみてくださいね。

アイアンのようにしっかり打ち込む

簡単なクラブと言っても、ティーアップをせず、地面にあるボールを飛ばす必要があるため、やはり初めは難しいと感じる人も多いようです。

ユーティリティを上手く打つには、ある程度打ち込むイメージを持ちましょう。

ゆっくりと振り幅を大きくしてしまうと、手首がほどけてボールを飛ばすことができないため、一定のリズムでコンパクトに上げて、当てるようにしてみてください。

はじめのうちは、グリップを指2本分程度、短く持つことも効果的。クラブの操作性が良くなり、狙った場所へヘッドを落とすことができるようになりますよ。

狭いホールのティーショットに使用する

ショートホールのティーショットはすべてドライバーを持つ、という人も多いですよね。

しかし、ドライバーは飛距離が出る分、曲がりが大きいと、狭いホールではOBになってしまったり、ハザードに捕まってしまったりという点がスコアを崩す要因に。

スコアメイクのためには、ドライバーを使わないということも、重要な選択肢になります。

ドライバーの代わりにユーティリティを使用することで、距離は劣るながらも、力まずに振るだけで、ボールは曲がらずに飛んでくれます。

ユーティリティをティーショットで使用する場合、ティーアップは芝からボールが少し浮く程度にしておくと、芝の抵抗もなく、いつも通りに振り切ることができますよ。

3Wや5Wで打てないときに使用する

なるべく距離を稼ぎたい場面で選ばれる、3番ウッドや5番ウッドですが、ゴルフ場の中には、フェアウェイ自体がうねっており、平らな地面が少ないというライも多いです。

ユーティリティであれば、シャフトが短い分コンパクトなショットでインパクトでき、飛距離も出ますので、十分フェアウェイウッドの代わりに使用することができます。

また、深いラフにボールが入ってしまうと、ソール幅の広いフェアウェイウッドではヘッドがラフに阻まれて入っていかず、打てないということも。

ヘッドの小さいユーティリティは、ラフに負けず力強くボールにヒットすることができるため、重宝することでしょう。

ユーティリティは少し打てればOK【アプローチやパターを優先するべき】

Young woman holding golf club

ユーティリティの使い勝手の良さをご紹介してきましたが、フェアウェイウッドやロングアイアンに代わりにユーティリティを用いたからと言って、必ずやナイスショットをしなければいけないと、気負う必要はありません。

頭でガチガチに考えてしまうと、身体は力み、捻転が浅くなり、リズムが乱れてミスショットが生まれます。これは、ユーティリティに限ったことではありません。

基本的には、「前に飛べばOK」くらいの、軽い気持ちで打つ方が、ナイスショットを生むことでしょう。

使いやすいからとユーティリティ一辺倒の練習をするのではなく、グリーンに近づいたボールをカップインするため、アプローチやパターを磨くことこそが、より良いスコアで上がれる秘訣です。

まとめ

ユーティリティはフェアウェイウッドやロングアイアンに代わる、とても使いやすいクラブです。ラウンド中の色々なシーンで、しっかりと活躍してくれることでしょう。

しかし、ユーティリティは万能であると、全幅の信頼を置くことも考えもの。

基本的にはグリーンに近づけば良い、ラフから脱出できれば良いと軽く考え、アプローチやパターを用いて、より良いスコアを出せるように練習していくと良いですよ。

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