スコアアップ

7番アイアンが上手く打てれば100切りは可能です【根拠あり】

数多くあるクラブのなかで、7番アイアンを使いこなせると100切りが可能になるのは、スイングの基本動作が身につくからです。

スイングに歪みがあると正しいインパクトができずに、ダフリやトップ、またスライスやフックと、トラブルを抱えることになります。

7番アンアンで身体の正面のボールをとらえて、真っ直ぐに打ち出すことができれば、それが正しいスイングになっている証拠となります。

まさにスイング作りに最適な道具である7番アイアンを活用する100切りチャレンジについてご紹介していきます。

7番アイアンが上手く打てれば100切りは可能です【根拠あり】

Golf club and balls in grass. Close up

7番アイアンで正しいスイングができるようになれば、他のクラブも簡単に操作できるようになります。

スコアアップに不可欠な精度の高いアイアンショットは、正しいスイングに正確なインパクトが必要です。

そのスイングをするための代表的なクラブが7番アイアンです。スクエアなフェースと正しいスイングアークについてご紹介していきます。

7番アイアンでスイングを作りましょう

ゴルフを始めるとき練習で使うクラブを7番アイアンにするのは、センターにボールを置いて身体の正面でボールを打つからです。

シンプルなスイングの形を覚えることができ、もしもスイングに歪みがあればフェースを合わせることがでず、打ち出したボールは真っ直ぐ飛ばすことができません。練習の進捗状況を自己チェックできることも7番アイアンを使う理由になります。

7番アイアンで正しいスイングが身についてたら、ボールの位置を移動するだけで他のアイアンも打てるようになるので、たとえば6番アイアンはボール半個分左側に置き、8番アイアンは半個分右側に置くだけ正しいショットが打てるようになります。

スクエアなフェースを心がけましょう

ゴルフ用語として使うことが多いスクエアは、平行や垂直の意味で使います。

スクエアなフェースとは、インパクトのときのフェースの形が飛球線に対して垂直であることを言い、ゴルファー視点では飛球線に対してフェースの角度が90度になることから、直角も同様の意味を持っています。

アドレスではボールの後方にヘッドをセットしますが、このとき飛球線に対してフェースはスクエアでなければいけません。

アドレスに入る前に、ボールの後方からターゲットと結ぶ線を確認してから、フェースで直角を作ります。あとはアドレスでのフェースをインパクトで再現するだけです。

ハーフスイングでもスイングアークを意識する

アイアンはフルショットする機会が少なく、常に距離を調節したショットが求められます。フルスイングのときには問題ないのに、距離を調節するとミスショットになることがあります。

これには2つの理由が考えれます。

1つはトップの位置が変わることで、スイングのタイミングが合わずにフェースを合わせることができないことです。

もう1つはトップの位置が同じで、インパクトの直前に速度を緩めて距離を調節しようとして、スイングの最下点にズレが生じているからです。

7番アイアンで正しいスイングアークを身に付けて、距離に合わせたトップの位置を身体に覚えさせるとダフリやトップは修正できます。

7番アイアンでスイングチェックする方法とは

Man teeing-off golf ball.

7番アイアンの完成度が他のクラブの習熟度のバロメーターになるので、しっかり練習して正しいインパクトを習得することが大切です。

練習で少しずつ進歩していると、完成度が分かりづらく、成長していないように感じることがあります。そこで7番アイアンを使ってスイングの完成度が分かる、スイングチェック法をご紹介していきます。

身体の正面でボールをとらえているかをチェックする方法

7番アイアンを使ってスイングを作るとき、まずは「ボールを正面でとらえる」ことから始めます。のびのびと大きなスイングで、スタンスの中央に向けてヘッドを振り下ろします。

このとき人工芝にはソールがこすれる程度で、ガツンと打ち込むことがないようにします。

次に人工芝をこすっているときのグリップの向きをチェックします。グリップエンドが自分のおヘソに向いていれば合格、グリップエンドが左腰を指していればフェースが開いた状態です。

最初はボールを打たずに素振りでスイングを作り、納得できるスイングになったらボールを打って確かめましょう。

フェースがアジャストできているかをチェックする方法

練習場ではしっかりミートできているのに、コースでプレイをするとダフリに悩まされることがあります。これは練習場で一生懸命練習したことによる影響が考えられます。

メンテナンスの行き届いた練習場ほど、新品同様にナイロン芝が生え揃ったものを使っていますが、これに問題があります。

ボールよりも少し手前からヘッドが入射しても、ナイロン芝の上を滑ってナイスショットになっています。

この場合は人工芝の最後尾のゴム枠の前にボールを置き、7番アイアンのヘッドはゴム枠との境でセットします。ダフるとゴム枠に当ってヘッドの動き鈍くなるのでアジャストできていないことが分かります。

5ヤード短く打つ距離調節をする方法

アイアンで距離調節ができないと、実践では使い物になりません。

一般的にアイアン間のピッチは10ヤード刻みなので、ターゲットまで10ヤード違えば番手を変えます。

距離調節では5ヤードマイナスの練習をしますが、7番アイアンの設定飛距離よりも飛ばそうとするとミスショットにつながるので、距離調節はマイナスだけ練習をします。

5ヤードマイナスの距離調節は、通常とまったく同じスイングをします。41インチのシャフトを40インチにしたときおよそ5.7ヤードマイナスになることから、グリップを指1本分だけ短くに握ります。

1インチは約2.5センチで指の太さ1本分なので、練習で指1本を目安に距離を確認しておけば、あとは簡単に距離を調節することができます。

7番アイアンが上手く打てないと100切りはできません【地道に頑張るべき】

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7番アイアンが上手く打てなければ、他のクラブも同じように打てていないはずです。

身体の中心でボールをとらえる7番アイアンのスイングは、他のアイアンへの影響だけではなく、ティアップするドライバーショットにも通じるものです。

ドライバーを身体の中央に向けてダウンスイングして、そのままヘッドを走らせると中央よりも左側でティアップしたボールを下からアッパーブローでヒットします。

すべてのスイングの基本となる7番アイアンの習得は、100切りだけではなく、その後のゴルフ上達のカギになる重要なものです。

特に初心者であれば7番アイアンの練習に時間をかけて、スイングが固まってから次ぎのクラブへと移行していくと苦手意識がなくなるので、クラブ選択の幅が広がるはずです。

まとめ

ゴルフが上達するためには、正しいスイングを身に付けることが重要です。100切りを目指す段階で、基本のスイングが習得できれば、飛躍的に上達していくことは間違いありません。

ただ実際に取り組むと、独自で基本を習得するのは難しいと感じることが多く、完成する前に我流スタイルへ流れてしまい、100切りに到達できずに悩んでいるゴルファーもいます。

もしも構え方やスイングに不安があるようなら、変な癖がつく前にプロの指導を仰いでみるとよいかもしれません。

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