ゴルフ雑学

【100切りの近道】ボギーをいくつ取れるかがポイントです【実践的】

初心者ゴルファーが初心者卒業のラインとして知られるスコアの100切り。

しばらくゴルフをプレイしていたら100切りできるだろうと思われている方もいるかも知れませんが、思っている以上に難しく、GDOの調査によると、ゴルフの経験がある人のうち100切りを達成したことのある人は全体の3割程度の人しかいません。

ではどうしたら100切りを達成できるのか、結論から答えるとそれはボギーをいくつ取れるかがポイントになります。

この記事では100切りを達成するためのボギーの取り方についてご紹介します。

【100切りの近道】ボギーをいくつ取れるかがポイントです【実践的】

Golf club and golf ball

いくつバーディーやパーを取れるかを考えてゴルフをプレイすると体に力が入ってしまい、ボールが思わぬ方向に飛んでしまうことや、空振りしてしまうことがあります。

100切りを目標にしている方はバーディーやパーを狙うのではなく、ボギーをいくつ取れるかがポイントとなり、安定してボギーを取れるようになれば、100切りを達成することが可能です。

ボギー9個、ダボ9個で100切り可能

全18ホールのうち、9ホールがボギー、残りの9ホールがダブルボギーでも100切りすることができます。

100切りするためにはいいスコアを出すといった考えを持ちながらも、あえてボギー、ダブルボギーでもいいといった考えを持ち、体をリラックスしてスイングすることによってボギーやダブルボギーは簡単に取ることができます。

調子がよく、ボールがいい方向に飛ぶとバーディーやパーを狙うことができますので、初めからいいスコアを残そうとするのではなくボギーやダブルボギーでもいいと割り切ってプレイすることで100切りを達成することができます。

100切りできない人はトリ以上を叩いてしまう

100切りができない人の多くは1ホールでトリプルボギー以上を叩いてしまうことが原因となっています。

9ホールがボギー、残り9ホールがダブルボギーを出すことでスコアを100切り達成だったことに対して、トリプルボギーを1回でも叩いてしまった場合、どこかのホールでダブルボギーを出すという目標からボギーを出すという目標に変更しなくてはなりません。

そうすることでプレッシャーが掛かってしまいスイングに乱れが生じてそれ以降のスコアが悪くなってしまう恐れがあります。

極力トリプルボギーにならないよう慎重かつ冷静にプレイできれば、トリプルボギー以上を叩くことなく100切り達成することができるでしょう。

ボギーを取ることは難しくない

少ない打数で回ろうとするとどうしても1打でできるだけ遠くに飛ばしたいという気持ちから体に力が入ってしまい、その結果OBやウォーターハザードや林などに入ってしまい、ボギー以内でカップインが難しくなります。

飛距離を出すことも大事ではありますが、飛距離を出すことだけを考えすぎると次の打席以降が難しくなることがあるため必ずしも大事とは限りません。

例えばパー4のホールの場合、3打目にグリーンに乗せてそこから2パットでカップインを目指すといった考え方であれば自然と体から力が抜けて安定したスイングができ、ボギーやダブルボギーを取ることは難しくはないでしょう。

ボギーを積み上げるための具体的な方法とは

Senior golfer on fairway.

スコアを100切るためには全18ホールでボギーを9つ、ダブルボギー9つを取ることでスコア100切りを達成することができることがわかりました。ではそのボギーを安定して取るようになるにはどういった方法あるのでしょうか。

ここでは全18ホールで安定してボギーを取るようになるまでの具体的な方法や考え方についてご紹介します。

アプローチとパターを猛練習する

ボギーをとるコツとしてアプローチとパターが最重要となります。

例えばティーショットであまり飛距離が出なかった場合でも飛んだボールのコースがフェアウェイであればその後のアプローチ次第でボギーを目指すことが可能となるため、最優先で練習するようにしましょう。

パターの場合でもその前までのティーショット、アプローチがよくてもパターで失敗してしまうとせっかくのチャンスが台無しなので、1パット、2パットで入れられるように練習することが大事になります。

打ちっぱなしなどの練習場で旗や目標物に向かってのアプローチの練習、パットの練習を積極的に行いましょう。

OBをなるべく打たない

ボギーを取るためにはOBをなるべく打たないようにしましょう。OBをしてしまうと1打罰となりOBしてしまってからのアプローチやパターがよくてもどうしても打数が多くなってしまいます。

OBになりそうだなと思われるのであればあえてドライバーを使わずにフェアウェイウッドやユーティリティなどを使うことによってドライバーより飛距離は劣りますが、スライスなどでOBになってしまう事態を避けることができ、ボギーを積み上げることが可能です。

パー3のホールを除いた残りのホールでドライバーから3番ウッドやユーティリティに変更し100切りを達成した方もおられるのでなかなか100切りできないという方は一度試してみてはいかがでしょうか。

3パットをなるべく打たない

プロゴルファーや上級のゴルファーがグリーンオンしてからの平均パット数が1.7前後といわれています。

プロゴルファーはスコア100切りをしていて当然なのであまり参考にはなりませんが、100切りを目指す方は平均パット数が2.5パット、18ホールで40パット前後に抑えることができれば100切りを達成することができるでしょう。

もちろんパット数が少なくてもパットまでのティーショット、アプローチなどによって打数が変化しますので一概には言えないですが、なるべく1ホールで3パット以内、2パットでホールアウトできるようになればボギーを簡単に取ることができ、100切りも夢ではありません。

ショートゲームが上達すればボギーは簡単に取れます

Golf player in a driving range

ティーショットなどでフルスイングすることなくハーフショットやチップショットなどアプローチ、パットに特化したショートゲームが上達することで簡単にボギーを取ることができます。

ショートゲームが上達することにより仮にティーショットやアプローチショットでミスしてしまってもその次でリカバリーすることができ、最初にミスしたもののボギーやダブルボギーでホールアウトできるようになります。

ショートゲームが上達するコツとして遠くに飛ばすということよりはボールを転がして距離を稼ぐことが大切です。

ドライバーの飛距離は個人差がありますが、ショートゲームは練習をすればするほどアプローチショットが上達し、ボギー以上を取ることが簡単となるためショートゲームを練習することが100切りの近道になるといえるでしょう。

まとめ

ここまで100切りのポイントについて紹介してきました。

ゴルフをプレイする上で必ず立ちはだかるスコア100切りという壁ですが、どれだけバーディやパーを取るかではなくボギーやダブルボギーをいくつ取るかというポイントを忘れずにプレイするように心掛けましょう。

普段は意識していないポイントを意識して練習、実践することで以前よりもスコアがよくなり、100切りも簡単にできるようになるでしょう。

この記事を読んで1人でも多くの方がスコア100切りを達成することを祈っています。

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