ゴルフ雑学

【誰も教えてくれないゴルフの謎!】打ちっぱなし施設での暗黙のルール

ゴルフを始めて間もない頃、まだまだボールがクラブに当たりもしないヒヨッコ時代のことです。近所にある打ちっぱなし施設にて鼻歌まじりでボールをあちこちに飛ばしていると、「ちょっと、そこのお姉さん」と見知らぬオジサマから声を掛けられました。

「子持ちの主婦なのに、お姉さんだなんて…そんなに若く見えたかしら」なんて私が内心喜んでいると、オジサマは私の腕を引き、頬を染めて小声で囁きました。「前の打席にいる女性、見たことない?有名プロだから、ちょっと邪魔になるかも…」

喜びはどこへやら。そういえば、この打席だけ空いてたのはそういう訳だったのね…今回は、私が赤っ恥をかきながら学んだ“打ちっぱなし施設での暗黙のルール”をご紹介します。

ゴルフ初心者は、なるべく端の打席が無難

決して、ゴルフ上級者と初心者を差別している訳ではありません。「下手くそはあっちいけ!」という訳でもありません。正当な理由では”事故防止”の観点から、ボールを打つことに慣れていない方はなるべく端の打席をお薦めします。ゴルフは専用の保険があるほど、一歩間違えば危険を伴うスポーツです。

つい先日も、誤ってクラブまで飛ばしていた方を練習場で見かけました。また、他人の打ったボールが自分の目の前を横切ったら、誰でもビックリして集中力が途絶えますよね。悪気はなくても他人の迷惑になる恐れがあります。1階の真ん中(中心あたり)の打席は、ゴルフ上級者に譲るような懐の広さを持ちましょう。

スイングの自信度によって打席を選ぶ

打ってる間は脇目も振らず、自分の練習に集中しますが、ふぅーっとひと息ついたときはゴルファーたるもの、ついつい他人のスイングが目に入ってしまいます。

後ろ(自分の左側)の打席を見ると目が合ってしまい、気まずくなるので大抵は自分の右側を見ながら休憩しつつ「あらまぁ、あんなにインサイドに引いたらフェースが開くわよねぇ…やっぱり。私はどうかしら?」など、まさに人の振り見て我が振り直せ、ということは多々あります。

そこで学んだ暗黙のルールが“自分のスイングが見られてもいい人は右側打席、自信が無い人は左側打席へ行けば安心”ということです。見てないフリして、意外と見られていると思うと……毎回、コースラウンドのような緊張感が持てますね。

ボール貸し出し機や自動販売機の前は避ける

コースラウンド、1ホール目のティーショット。私はグリーン方向を確認して素振りを一度、そしてアドレスを構えた。ひとつ深呼吸して、さあ打っ…「ピッ、ガコガコーン!!チャリンチャリンチャリン…」これではイメージトレーニングに集中できませんよね。

上級者になると、そんな音も耳に入らないほど集中できるのかもしれませんが、私は集中していればしているほど「ビックゥウ!!」となり、寿命が2~3年縮みそうになります。この位置の打席がよく空いてるということは、他の方も長生きしてゴルフを長く楽しみたいのでしょうね。

終わりに

いかがでしたか?なぜ、あの打席が空いているのか謎が解けたことでしょう。自宅近くの打ちっぱなし施設では暗黙のルールに則り、私は、スイングよりも体形に自信がないので必ず左側の打席に行っております…打ちっぱなし施設は打ち放題だけでなく、球数制や打席料などさまざまなシステムがあります。

また、独自のルール・マナーが存在する場合もあるので、不安や疑問は施設スタッフに気軽に聞いてみましょう。「聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥」です。ゴルフ初心者のうちにたくさん学び、スコアもマナーも魅力的なゴルファーを目指しましょう。

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