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ラフからの構え方と打ち方|“次のラウンドですぐ使える”90を切るためのワンポイントテクニック

手ごわい夏のラフの攻略法を、7回に渡ってお話していきます。第1回目は、”ラフからの基本の構え方と打ち方“です。夏のラフは、たっぷり水分を含んでいます。インパクトでの芝の抵抗は強く、フェアウェイから打つのとは、かなり違ってきます。

ラフの抵抗に負けまいと、力んで打てば打つほど芝がクラブヘッドに絡まり、スムーズに振り抜けなくなるものです。場合によっては、手首を痛めかねません。しかし、球の置かれた状況(ライ)をよく見きわめ、適正な判断や打ち方をおぼえれば、最小限の飛距離ロスに抑えられます。

今回の夏のラフからの脱出のポイントは、2つです。

1.振り抜くパワー

2.ロフト角

ラフの長さや密集度でクラブ選択や構え方、打ち方を決めます。

グリップを5センチほど短く持つ

芝の抵抗に負けないように、グリップを5センチほど短く持ちましょう。シャフトは、短く持つことでしなりが減って硬くなります。ラフを根こそぎ刈り取れる準備ができました。

左足体重

しっかり打ちこめるように、左足体重にしておきましょう。インパクトゾーンをやや鋭角にすることで、球とフェースとの間に入る芝の量を少なくできます。ロフト角は、少しでも高い方が、ラフからはより振り抜きやすくなります。

スタンス幅を狭く

スタンス幅が狭いほうがインパクトゾーンが狭くなり、ラフの抵抗を受けにくくなります。スタンス幅が広いと、インパクトゾーンが広くなり、芝の抵抗をモロに受けてしまいます。

トップの位置は10時まで

トップの位置は10時まででOKです。左ヒジは突っ張るより脱力しておくほうが、インパクトゾーンでクラブをムチのように使えます。

大きなフィニッシュは不要

ラフでは大きなフィニッシュは不要です。シャープ&コンパクトなフォームを意識することで、ラフを刈り取っていけます。

まとめ

ラフでは、芝の抵抗に負けまいと、スタンス幅をかなり広げたくなりますが、力むだけでおすすめしません。ラフは、基本的にプチ・トラブルと考えましょう。

直面しているライに対して、振り抜くパワーが足りないと判断したのなら、残り距離があっても、願望よりも1番手下げる(ロフト角の大きい方を選択)」ことが、ラフからのショットの失敗を減らすコツです。

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