プレー中に突然、または、たびたび起こる、何でこうなっちゃうの??というアマチュアゴルファーの方が悩んでいる問題を解説していきます。
今回は、
ドライバーが調子いいときは、アイアンがダメ
アイアンが調子いいときは、ドライバーがダメ
ドライバーとアイアンの調子が揃わない
・具体例や症状編
・原因と解決策:前編
・原因と解決策:後編
全3回に分けてお送りします。
具体例や症状 #1
朝の1番ホール。
雑誌で読んだ「ドライバーで飛ばすには、アッパー軌道で振ろう」を実践したくなり、久々のラウンドに臨む。
「思いきり飛ばしてやる!」
と、高ぶる気持ちに比例して、高めにティアップをしてみた。
見事、高い弾道を描いた会心の当たり♪残念ながら、2打目のアイアンショットは、よくありがちのミスショット(涙)まあ、ちょっとドライバーの余韻に浮かれてたかな、と軽く反省するも、「あれだけドライバーが当たったんだ。調子は悪くないぞ!」と、2番ホール以降に期待をする。ここまでは良かった…
しかし、その後、なぜだかドライバーは当たるのに、アイアンがダフる。ダフらないよう修正しようとしたら、次はトップしてしまう。結局、同じパターンが1日続いて終わってしまった。
具体例や症状 #2
雑誌で読んだ「アイアンは、ダウンブローで上から叩け」を実践したくなった。テレビで観たように、ダウンブローで球の先の芝を飛ばしてみたい。
途中から、グゥーンと浮き上がる弾道で、グリーンにピタッと止めてみよう。そんな願望を抱きながら、朝の練習場で試してみたら、ちょっと球の浮き上がりは足りない?気がしたが、なかなかいい感じのダウンブロー(たぶん??)さて、朝一のドライバー。練習場でのダウンブローの動きが強すぎたのか、かなり上から叩き気味のインパクトで、いきなり低いど引っかけでOB!
そうだった、ドライバーはアッパーに振り抜くんだった、と思い出した。「まだ1番ホールだ」と、気を取り直し、暫定球を打とうとしたが、またOBを打ってしまったら、立ち直れない気もするし、「朝一だし、前進4打でいっか」と、まずは前進する。
前進4打エリアは、かなり前なので、PWで届く距離だ。ダウンブローをイメージして打ってみる。ちょっと弾道は低い気がしたけど、プロみたいにワラぞうり大のターフを飛ばしながら打てた。これがダウンブローか、とうなずきつつ、次のホールのティショットをドライバーで打つ。しかしこれが、どテンプラ!
さらに、違うホールで、さっき出たテンプラを警戒したら、次は、いったん左に低く出て、右の林まで曲がるどスライス。せっかくアイアンのダウンブローのイメージがつかめそうなのに。そのせい?か、ドライバーが全くダメダメ…
そういえば、先日ドライバーをアッパー軌道で打っていたら、アイアンがひどかったっけ。ちょっと、前置きが長くなってしまい、すいません。最近、こんな経験のある方の声を、たくさん聞きます。