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ウェッジが飛ばない理由を3つ厳選【飛ばなくてもOK】

ピンまで「あと80ヤード!」ワンピン以内に寄せてワンパットでパーを取ってやろうとウェッジを握って気合を入れて打ったらショートして手前のバンカーに入りガッカリ…

こんな経験はアマチュアゴルファーのみなさんであれば誰もがあるかと思います。

ウェッジは形こそアイアンと同じですがグリーン周りで狙ったところにボールを運ぶためのクラブです。

というわけで距離が出なくても全く問題ありません。それよりもスコアをまとめるためには精度を上げることが重要になります。

ウェッジが飛ばない理由を3つ厳選【飛ばなくてもOK】

playing golf

それではウェッジで思うような飛距離が出ない理由を解説していきます。皆さんはグリーン周りからのアプローチは苦手ですか?「ザックリ」や「トップ」なんて考えただけでもゾッとしますよね。

ウェッジの特徴をしっかりと理解して練習をすればきっと大きな武器になって良いスコアにつながるはずです。この記事を読んでウェッジの苦手意識を無くしてゴルフ仲間に差をつけちゃいましょう。

インパクト時にロフトが立っていないから

インパクト時のロフトの角度は非常に重要です。ウェッジはロフト角が大きいため、ロフトが立たないままインパクトをしてしまうと、ボールが高く打ち出されてしまい上に向かう力が非常に大きくなります。

加えてバックスピンが入ってしまうため吹き上がってしまい飛距離の出ないボールになってしまうのです。

そのため、ウェッジで距離を出すためにはしっかりとロフトを立ててインパクトしてあげてください。

ロフトを立てるためにはハンドファーストでインパクトをすることを心がけましょう。しっかりとボールを押し込むことができ、にエネルギーが伝わることにより飛距離が出るようになります。

インパクトが緩んでいるから

ゴルフでよく言われる「インパクトが緩む」とはインパクトの際、ボールに100パーセントの力が伝えきれていない状態のことを指します。

飛距離やボールの高さを意識するあまりスイングを身体全体ではなく手だけで調節してしまうことが原因です。

インパクトが緩んでしまうとフェースが開いたり、ダフったりと再現性が低くなってしまい飛距離低下の原因となります。

飛距離であればテークバックの大きさ、ボールの高さであればスタンス時のボールの位置で調節をするようにし、スイングは身体全体を使ってすることを心がけてください。

決して手でスイングを調節しないように気を付けてください。

サンドウェッジはすっぽ抜けやすいから

サンドウェッジのロフトは54度から58度が一般的でゴルフセットの中で一番ロフト寝ているクラブです。

そのようなサンドウェッジがインパクト時においてフェースが開きさらにロフトが寝てしまうことが原因ですっぽ抜けという現象が発生します。

クラブがボールの下をすり抜けて全く飛距離が出ずグリーン周りで悔しい経験をしたことがあるかと思います。

このすっぽ抜けを防ぐためには、冒頭でもお話した通りロフトを立ててインパクトをしてしっかりボールにパワーを伝えることが大切です。

ハンドファーストを意識して低い球でターゲットを狙う練習をするようにしてください。

ウェッジの飛距離を伸ばす方法を解説

Golf player in a driving range

では、ここからはウェッジで思うような飛距離を打つための方法を解説していきます。ウェッジと言っても基本的には他のクラブと同様しっかりとインパクトすることが重要なポイントです。

スコアを縮めるためには100ヤード以内のアプローチの精度を高めることが大切です。ウェッジが得意クラブになるように地道に練習してみてください。

ボールを右足かかとのラインに置く

ボールを右足かかとの前に置くことでハンドファーストかつダウンブローにボールをインパクトすることができます。

ダウンブローにボールをとらえフェースローテーションをいれてボールを捕まえるようにしましょう。まずは、ハーフスイングで低くフックするボールを打つ練習をしてみてください。

低く捕まったボールを打つことができるようになってきたらスイングの大きさボールの位置で方向や飛距離、ボールの高さを調節してみてください。

ただ、この時に上から打ち込むことを意識するあまり右肩が前に出ないように気を付けてください。

右肩が早く前に出てしまうと、スイングがカット軌道になり飛距離が出ない原因となってしまいます。

ハンドファーストを意識する

前半にもお話しした通りウェッジで飛距離を出すにはロフトを立ててボールをインパクトする必要があります。

ロフトを立てるにはハンドファーストを意識してスイングするようにしましょう。コツとしては、テークバックで作った右手の角度をなるべく長くキープしてスイングすることです。

手首の角度が早くほどけてしまうとハンドファーストはできません。また、頭が飛球線方向に突っ込まないように注意してください。

頭が突っ込みスイングの軸が傾くとアウトサイドインのスイングになってしまいます。アウトサイドインになるとフェースが開き飛距離が出なくなります。

フォロースルーを大きくとらない

ウェッジはフルショットを想定していないためヘッド側を重くするようにバランスがとられています。これによりゆったりとしたリズムでスイングをしても軌道が安定するように作られています。

また、ロフト角が大きくなるほどスピン量は増すため、フルショットをしてしまうとバックスピンによる浮力でボールが吹け上がってしまい飛距離は出ません。

ウェッジをアイアンの1本と考えるよりアプローチ用のクラブとして精度を高める練習してみましょう。

フォロースルーは大きくとらずハーフスイングで距離感やコントロールを重視しピンを高い精度で狙うことができればスコアを縮める近道になります。

ウェッジは飛距離よりも精度が重要

Beautiful woman in white skirt, cap and pink t-shirt play golf on green lawn.

ここまでウェッジでの飛距離の出し方を解説してきました。しかし、そもそもウェッジとは飛距離を稼ぐためのクラブではなく、目標に正確にボールを運ぶために作られたものです。

まずは、上記のように根本的な考え方を変えてみてください。これだけでもかなり苦手意識がなくなると思います。

これに加えここまで解説をしてきた内容をしっかりと確認し練習場で目標を狙う練習をするようにしてください。

練習場には様々な目標が設置されています。これらをまずはキャリーで狙う、次にランも含めた飛距離で狙うという練習を重点的に行うようにしてみてください。

また、高いボール、低いボールの打ち分けができるようになると必ずコースで役に立つと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。ウェッジで思うような飛距離が出ない原因をお送りしました。しかしウェッジで大切なことは「飛距離よりも精度」です。そこを念頭に置いて練習をするようにしてください。

スコアをまとめるためにはグリーン周りでのアプローチの精度が重要です。いろいろなボールをある程度思い通りに打ち分けることができるようになるまで地道に頑張ってください。

今回の記事を参考にしていただきぜひウェッジを得意クラブと言えるように極めていただければと思います。

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