ゴルフをするときにキャディは付けますか?もし、キャディ付きのゴルフをすることになったら、その日一日、気を付けてほしい言葉があります。
その一言を言ってしまったが為に、キャディのモチベーションが急降下して、あなたのゴルフにも悪影響を与えることになってしまうかもしれません。
お客様相手のサービス業ですから、本来は何を言われても我慢して、プレーヤーに尽くすのが、プロフェッショナルなキャディですが、そうはいっても、やっぱりうれしくない言葉をかけられたら、嫌な気持ちになってしまうものです。
プレーヤーも自ら地雷を踏む行為は、避けたいと思っているはず。
ですので、これだけは避けてほしいという地雷ワードをいくつかピックアップしてみたいと思います。
スタートホールでいきなり 「キャディさんいくつ?」
普通、会ってすぐの人に年齢を聞きませんよね?ところがキャディにはなぜかこの失礼な質問をする方が多いのです。
会話のきっかけにと思うのかもしれませんが、実際会話は弾みません。
ちょっと若いキャディさんだなと思っても、聞かない方が無難です。派生ワードの「干支は?」もいけませんよ。
会話が弾んで、打ち解けてから、後半のスタートの時に聞くのはアリですが、いきなり聞くのは避けましょう。
何事もないように返答していても、キャディのモチベーションがどんどん低下している可能性もありますので、気を付けて下さい。
「ほんと?」
例えば、「残りエッジまで〇〇ヤード、ピンまで〇〇ヤードです。」と申し上げた時に、もっと距離があるように見えてしまい、疑いの目で「ほんと?」と言うお客様がいます。
何気ない一言ですが、実は意外とキャディは嫌います。
信用されていないのかなと凹みますし、実際「はい」としか答えようがありません。この言葉は、多くのキャディさんが控室で愚痴ってると思ってください。
「前についたキャディさんは~だった」は良くても悪くてもダメ
ホームコースがあると、同じゴルフ場でキャディ付きプレーを何度もすることになりますが、絶対にほかのキャディさんのことを話題にしてはいけません。
たとえ自分が褒められていたとしても、「この人はキャディの比較をする人だ」と警戒してしまうだけです。キャディ同士のトラブルの原因にもなりかねませんので、やめておきましょう。
「キャディさん、俺のボールよく見ててね。」
これもスタートホールで、いきなりおっしゃる方がよくいます。
きっと以前に、キャディがボールを見てくれなくて、嫌な思いをした事があるのかな。と同情もしますが、あまり言われたくない言葉です。
何ホールか消化した後に言われるのであれば、自分の仕事に対するクレームだなと反省するべきですが、最初のホールで言われると、反発心が湧いてしまします。
私の場合、「はい、もちろん。」とちょっとだけ言い返します。
ですので、クレームとして使うのはもちろんアリですが、最初に言ってしまうと、無駄にキャディの反感を買ってしまうと思ってください。
最後に
めんどくさいと思うかもしれませんが、その日一日を2~4人のプレーヤーに尽くし続けるキャディが、少しでもいい働きをする為の心得だと思っていていただけると、ありがたいです。
では、逆に何を言ったら喜ばれるのかと言うと、すべてのキャディに使える魔法の言葉があります。
それは、「良いコースですね。」です。
キャディは、少なからずコースに愛着を持っていますので、コースを褒められると嬉しいのです。しかも、裏の意味もなさそうな言葉なので、素直に受け止められます。ですので、コースを褒めてくれるお客様と言うのはキャディにとって「いいお客様」に認定されます。
とても簡単な言葉ですが、間違いなくあなたのイメージはアップします。是非、使ってみてください。では、次回キャディ付きラウンドをする場合は、地雷ワードに気を付け、キャディを味方につけてゴルフを楽しんでください。