せっかく楽しみにしていた、久しぶりのゴルフが雨予報だと、行く前から気分が暗くなってしまいますよね。自然相手の屋外スポーツですから、仕方がないとはいえ、それでも雨は降らない方が、いいに決まっています。
しかし、天気はどうしようもありません。ここは気持ちを切り替えて、楽しくできる準備をしましょう。
基本的な準備
✓ゴルフ用レインウェア(持っている方は)
✓傘(ゴルフ場の傘でも可)
✓着替え シャツ2枚・ボトムス2本・下着2枚
✓靴下 3足以上
着替えは、ハーフターンでも着替えられますので、お忘れなく。また、靴下は重ね履きもできますので、たくさん持って行ってください。
ちょっと上級者の準備
タオル 複数枚
グリップや手を拭くのに、何かと便利なタオル。キャディ付きの場合、キャディさんが用意してくれると思いますが、セルフの場合はそうはいきません。
ゴルフ場のトイレからたくさん持ち出す方がいますが、迷惑行為ですし、スマートでありません。できれば自分で用意しましょう。
替えの手袋 できるだけ
上級者は必ずたくさんの手袋を持ってきます。たくさんはなくても、せめてハーフで取り替えると、気分が違いますよ。
軍手
実は筆者は試したことがないのですが、年輩のプレーヤーにお伺いすると、「ツブツブの付いた100均の軍手」が一番雨の日に滑らないのだそうです。プライベートラウンドで、見た目も気にしない!のであれば、やってみる価値ありかも、です。
防水スプレー
これは相当使えます。ウェアにスプレーすれば、多少の雨は弾きます。靴も、水の浸入をかなり遅らせることができます。キャップにするのもいいですね。
また、レインウェアや傘にスプレーしても、さらに防水効果がアップしますので、使用しているうちに効果が薄れてきた、雨用品にもぜひ使ってください。
ただ、スプレーしてから完全に乾かさないと効果が薄いので、前日に準備しておくのがベターです。※大事な素材には、目立たないところでシミにならないか試してから、スプレーしてください。
雨対策をしているのと、していないのでは、確実に快適さに「差」が出ます。ゴルフはメンタル面がスコアに直結しますので、準備もゴルフの1つと思いましょう
雨の日のラウンドの心得
雨の日はボールが飛びません。しかも地面が柔らかくなってくるので、ランも出ません。ですので、いつもより1番手あげて打ちましょう。
雨の中、湿ったガードバンカーに入ると悲惨です。グリーン上のボールは止まりやすくなっていますから、悩んだら、上の番手で打つことをおススメします。
さらに、レインウェアやウィンドブレーカーなどを着ていると、いつもより体が動かしにくくなります。
ダフリも、トップも、雨の日は特にひどい結果になってしまいます。無理に動かそうとせず、ハーフスイングでいきましょう。雨攻略として、これだけでも十分に効果がありますよ。
雨が降っていることを受け入れる
一番大切なことは、雨が降っている現状を受け入れることです。「あぁ、雨が降ってなければいいのに」「早く止まないかな」と思っていると、せっかくのゴルフが楽しくありません。
もう雨は降っているのですから、ラウンドが楽しくなるように考えましょう。いつもと同じゴルフを心がけるのではなく、今日は「雨の日のゴルフ」するをという意識を持つと、いいと思います。
スコアがまとまってくると、不思議と雨が気にならなくなります。そうなってくれば、あなたの勝ちです。
終わりに
一年間で1mm以上の雨が降る日数は全国平均で約120日だそうです。つまり、3日に1日は、多少なりとも雨が降るという事ですね。
そう考えると、雨の中のゴルフは相当な確率でやってきます。ぽつぽつのにわか雨は問題ありませんが、雨が強く降ってきたと思ったら、「雨の日ゴルフ」に気持ちを切り替えて、楽しんでください。