なぜゴルファーは、芝の上からは目標に対して真っ直ぐに立つことが難しいのでしょうか?球と目標を結ぶ目標線(ターゲットライン)とプレーヤーの両目を結んだ目線とは、平行になるのが基本です。当然、目標線と目線とは間隔があります。
目標の右を向いてしまうゴルファーの特徴
1. 構える時に、目線を目標地点に合わせてしまう。
2. 目線のすぐ下にある肩のラインも、つられて目標地点に向いてしまう。
3. 腰、ヒザ、つま先も同様。
目線から下の肩、腰、ヒザ、つま先のラインが、目標線とクロスしてしまいます。この状態のゴルファーは、目標に真っ直ぐに構えているつもりなのでしょう。繰り返しますが、目線、肩、膝、つま先のラインは、目標線と平行になるのが基本です。
しかし、他の人が目標線後方から見ると、目標の右方向を向いているように見えるのは明らかです。そのまま打てば、
■目標の右方向へ真っすぐ飛んでしまう
■振り抜きがきゅうくつになり、ミスする
そのうち、手先でコントロールするようになり、球筋がなかなか安定しなくなってしまいます。
目標の左を向いてしまうゴルファーの特徴
一方、目標の左を向いてしまうゴルファーは、右を向いてしまうゴルファーよりも、もっと目標に執着してしまうようです。身体ごと目標に向いてしまいます。そのまま打てば、
■目標の左方向に飛んでしまう。
■インパクトでのフェースの向きによって、スライスしたり、フックしたりする。
右向きタイプ、左向きタイプ、わずかならスイングで修正できますが、向く度合いが強いと、なかなか球筋が安定せず、何とかして直したいものです。