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ゴルフでチーピンになる原因を解説します【解決策あり】

今回はゴルフのチーピンになる原因と解決策を解説していきます。チーピンとは打球が極端に左にいくショットのことで、コントロールが非常に不安定です。

スライスはスピン量が多いですが、チーピンはスピン量が少ないのでボールがよく転がります。左サイドのOB杭が近いとOBになる可能性も高くなります。

初心者は振り遅れが原因でスライスに悩む人が多いですが、中級者以上になるとスイングスピードも上がってくるので、よく振れるようになる分チーピンを打つ頻度も多くなります。

ドローヒッターでも調子の悪いときはチーピンが止まらなくなることがあります。

ゴルフはボールコントロールが重要なスポーツでして、チーピンが直らないとスコアは良くなりません。

チーピンからフックボール、軽いドローまで矯正できるのが理想ですが、そう簡単にいかないのがゴルフですよね。思い切ってスライスを連発させるくらいの大胆な発想が必要です。

ゴルフでチーピンになる原因を解説

golfer tee off with golf club

チーピンには2種類ありまして、左に打ち出して左に曲がっていくタイプと大きく左に曲がっていくタイプに分かれます。

打った瞬間から左に打ち出して左にまがっていくのは、いわゆる引っかけと呼ばれるものです。

どちらも根本的な原因は同じですので、今回は典型的なチーピンの原因をお伝えします。

フェースが左を向いているから

チーピンの最大の原因がフェースが左を向いているからです。

インパクト時にフェースが右を向いていれば、ボールは右にいきますし、フェースが左を向いていれば、ボールは左にいきますよね。

当たり前のように思いますが、原理をわかっていても、思ったようにいかないのがゴルフの難しいところですね。

アドレス時にフェースが真っすぐ向いていることを確認できても、スイングの軌道や体の回転などでインパクト時にフェースが左を向いてしまうことも多いです。

グリップの握り方が悪いから

グリップの握り方も原因の一つに挙げられます。グリップの基本はスクエアグリップですが、チーピンになる方はストロンググリップで握ってしまっていることが考えられます。

ゴルフはグリップの握りを少し変えるだけでショットが変わります。YouTubeなどでゴルフのレッスン動画を見れば分かりますが、グリップの握り方に対して細かく説明してますよね。

プロゴルファーもよくグリップの重要性を説いています。グリップの握りを見直すことで、チーピンが解消することもよくありますので、見直してみてください。

手打ちになっているから

手打ちになっていることも考えられます。スイングは体全体を使うのが理想ですが、手打ちをしてしまっているアマチュアは多いです。

手打ちをすると、体の回転よりも先にクラブが先行してしまうのでチーピンになってしまいます。

プロゴルファーの連続写真を見ればわかりますが、体の回転とクラブが綺麗に連動しています。

手打ちは小手先でコントロールするので、ショットが安定しません。スマホで自分のスイング映像を撮って、手打ちになっていないかをチェックしましょう。

自分に合ったシャフトを使っていないから

ゴルフは自分に合ったクラブを使うことが重要です。なぜなら、自分に合わないクラブを使うとショットが不安定になるからです。

極端な例ですが、男性と女性とでは使うクラブは違いますよね。男性が女性用のシャフトを使うとしなりすぎて、ボールが曲がりやすいです。

一方で女性が男性用クラブを使うと、シャフトが全くしならないので、しっかりとしたスイングができません。

チーピンの場合にも同じことがいえまして、自分のスペック以上の硬くて重いシャフトを使うとチーピンになりやすいです。

自分のスペックに合ったシャフトを使っているか見直すべきですね。

チーピンを直す方法を解説

Golfer swing

一朝一夕でチーピンを直すのは簡単ではありませんが、日々の努力で少しずつチーピンを解消できます。重要なことは、自分のスイングを理解して、正しい矯正方法を継続することです。

方法としては、自分のスイング動画をスマホで分析したり、ゴルフの上手な知人におしえてもらったり、レッスンプロから習ったりなど色々ありますが、今回はすぐに実践できる方法を解説していきます。

フェースの向きを意識する

先ほど解説した通り、フェースの向きが左を向いているのがチーピンの最大の原因です。ですので、フェースの向きを意識してスイングすることがチーピン克服に欠かせません。

具体的な方法としては、「フルショットせず、ハーフスイングでショットする」です。

なぜなら、ハーフスイングはフルショットするよりもフェースの向きを意識しやすいからです。

極端ですが、150ヤードのショットよりも30ヤードのアプローチの方がフェースの向きを細かくチェックできますよね。

ハーフスイングでチーピンするようでしたら、フルショットでは間違いなくチーピンが出てしまいます。

まずは、ハーフスイングでチーピンしないように練習していくべきです。ハーフショットの延長がフルショットというイメージが大切です。

ハーフスイングでフェースの意識が難しいようでしたら、膝の高さまでのテークバックでも構いません。短い距離のショットから試してみてください。

手打ちをせずに体全体でスイングする

手打ちをするとクラブが先行するので、必要以上にフェースが返ってしまいます。体全体を使うことでインパクト時にフェースが被りすぎずに、ミートすることができます。

体全体を使ってスイングする具体的な方法として、野球のマスコットバットを振ってみるのがおすすめです。

マスコットバットは1キロほどあるので、手だけでスイングすることは難しいです。意識せずとも体全体を使うようにスイングする感覚が身に付きます。

わざとスライスを打ってみる

荒療治ではありますが、わざとスライスを打つように意識してください。チーピンはフック系のボールで、フックの反対はスライスですよね。

チーピンになる方はスライスを打つことができないと思います。フック系はインサイドアウト軌道、スライス系はアウトサイドイン軌道でショットをすることになります。

スイングの軌道がインサイドアウトが強すぎて、チーピンになっている可能性も考えられます。強めのインサイドアウト軌道を緩和するためにアウトサイドインを練習するイメージですね。

チーピンを克服すればスコアは10打変わります

Healthy Sport. Asian Sporty woman golfer player doing golf swing tee off on the green, people presumably does exercise. Healthy Lifestyle Concept.

チーピンはスコアアップを目指すうえでかなり厄介です。なぜならチーピンをコントロールするのは非常に難しいからです。

スライスの方がコントロールが効くので100倍マシです。ゴルフはボールコントロールが重要なスポーツでして、大きく左に曲がっていくチーピンは落下地点の予測がつけにくいです。

曲がり幅をある程度抑えたフックボールにまで矯正するか、思い切ってスライサーになるくらいの発想が必要です。

最短でチーピンを克服するには、レッスンプロに習うのが1番です。なぜなら、レッスンプロはあなたのようなチーピンに悩んでいるアマチュアを何人も教えてきたからです。

チーピンの原因を突き止めて、あなたに合った練習ドリルを作成してくれます。

自分で色々と考えて試行錯誤をするのも良いですが、スコアアップが目的でしたらレッスンプロに頼るのが最もコスパが良いとおもいます。

まとめ

今回はチーピンの原因と具体的な解決方法を解説しました。チーピンを克服するのは時間が人によっては時間がかかりますし、簡単ではありません。

ですが、自分に合った練習方法を知ることで克服することができます。

YouTubeやネット記事、雑誌などでチーピンの原因や解決方法などの情報はありふれていますが、その人自身に100%当てはまる情報はなかなか見つけられません。チーピンというだけでも、人によって原因は変わってきます。

最もコスパが良い方法は自分のスイングを分析してもらい、自分に合った解決方法を教えてもらえることです。

ゴルフレッスンは費用が掛かりますが、レッスンプロに最善策を教えてもらえるので上達までに無駄な時間や労力をかける必要がありません。

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