ゴルフ雑学

100切りするためのドライバー練習方法4選【効果あり】

今日は100を切りたい!と目標を立ててスタートする方も多いと思いますが、実際にプレイが始まると、いつからか「ドライバーで今日イチが出れば満足」、という具合に目標が変わってしまう光景をよく目にします。

そうなってしまう原因でありがちなのが、出だしのホールからいきなりドライバーでミスを連発してしまい、目標であった100切りを早々に諦めてしまう、というパターンです。

この悪魔のパターンにはまらないように、今回は100を切るという視点から、ドライバーショットのテクニックと練習方法などをご紹介します。

100切りするためのドライバー練習方法4選【効果あり】

golf ball on grass

100を切るためには、ドライバーでは何といっても「大きなミス」をしないことが重要です。

まずは、まっすぐ飛ばすために有効な練習方法をいくつかご紹介します。

体の回転でリラックスしてスイングする

ドライバーのミスで一番多いのは、飛ばそうという意識を持ちすぎて、手や腕の力で強くボールを叩こうとしてしまうことです。

最初は体の回転を意識していても、いざダウンスイングになると無意識のうちに手や腕に力が入り手打ちスイングになってミスするパターンが多いのではないでしょうか。

体の回転を使う際に気をつけるポイントは、バックスイングとダウンスイング両方とも、まず最初に体を先に回す(動かす)ことが重要になります。手や腕は体の回転から少し遅れて付いてくるイメージでスイングします。

体の回転でスイングできると、遠心力が働いてクラブヘッドの向きと軌道が安定するので、方向性が安定してミスを大幅に減らすことができます。

フェアウェイキープ率を意識する

初心者の方は、距離を意識しすぎて、フェアウェイに打つ重要性まで気が回らない場合が多いように感じますが、スコアメイクにおいては、やはり距離よりもフェアウェイをキープすることが、その後のスコアに大きく違いが出るポイントとなります。

ティーショットでフェアウェイにボールを飛ばすことができれば、そのホールをパーで上がるチャンスはかなり高くなります。

パーをとることができれば100を切りのチャンスは一気に高まりますのでこの点はとても重要です。

もしこの時、深いラフに入ってしまうと、パニックになって何回もチョロして大叩きしてしまう光景もよく目にしますので、フェアウェイキープを今まで以上に意識することはやはり大切です。

1球毎にターゲットを変えて練習する

練習場で球を打っていると、知らず知らずのうちに、ただまっすぐ遠くへ飛ばすことだけを考えて練習しがちではないでしょうか。

こうした目標のない練習を続けていると、次第にすべてが大振りスイングになって、最終的に調子を崩す原因となりますので、練習では常に1球ごとにターゲットを決めて打つことを心がけるといいと思います。

ターゲットを決める際に、合わせて左右どちらかがOBである、という仮の設定を自分の頭で作ってから打つと、更に実戦的な練習になります。

また、ターゲットを意識すると、自然と自分の球筋(ドローやフェード)も分かってきますので、レベルに応じて一度試してみてください。

飛距離を欲張りすぎず方向性を重視する

コースでプレイする場合、ほとんど人は白マーク(レギュラーティー)から打つことになりますが、白マークの場合、平均するとミドルホールで350y前後、ロングホールでも500y未満の距離が一般的かと思います。

これを逆算すると、ミドルホールであればティーショットで200y程度を真っすぐ打てれば、セカンドで充分にグリーンを狙える距離になるはずです。

標準的な男性であれば、200yというのは無理なスイングをする必要のない距離だと思いますので、100切りを目指す上で、こうした状況に応じた冷静な判断も重要になります。

【ドライバー】飛距離と方向性の両方を改善する方法3選

Golf course

ここまではコントロール重視の視点からドライバーについて説明しましたが、やはり、ある程度距離も稼ぎたくなる気持ちも十分わかりますので、今まで実際に自分で実践してきた両方に効果的な改善方法もご紹介します。

ドライバーのフィッティングを行う

ゴルフが上達する上で、道具の知識もある程度身に付けておくことが大切です。

最近のドライバーは、フェースの向きやライ角を自在に調節することができますが、このタイプであれば、買った後に合わないなと思っても微調整できるのでおすすめです。

また、ドライバーの場合、「思い切って買い替える」というのも一つの手です。大型ショップに行くと、自分に合ったクラブやスペックを色々試すことができます。

色々なクラブを打ってみると、シャフトやヘッドのスペックによる打った感じの違いが良くわかってくると思いますので、知識を増やす意味でも買い換えを検討するのもアリです。

ゴルフスクールでプロから習う

個々人それぞれスイングの特徴や欠点が異なりますので、ゴルフスクールに入って自分にあったアドバイスを受けるのも1つの方法です。

私自身、ゴルフスクールに入ったこともありますし、ツアープロに師事したこともありますが、やはり、雑誌や動画を見て自己流で習得するだけでは、どこかで限界がきます。

また、第三者が自分のスイングを見て感じるイメージと、自分が描いているイメージが全く異なり、それを指摘されて「えーっ」と心でがっかりしたことも多々あります。

プロから正確にアドバイスしてもらうことは上達への近道になるので、自分への投資として一度経験されるのもいいと思います。

ドライバーは一番難しいクラブです【プロでも悩む】

Golfer on the professional golf course. Golfer with golf club hitting the ball for the perfect shot.

ドライバーはゴルフの中でも一番魅力的で、もっとも自慢したくなるクラブだと思います。初心者でもプロでも変わらないのが、「もっと遠くへ飛ばしたい」という欲望です。

そして、この「飛ばしたい」という欲望が強ければ強いほど、難しくなります。

ドライバーが難しい点は、コースでは1球目で結果を残す必要があり、その時にちょっとしたスイングの乱れがあると、大きなミスやOBなどのペナルティーになります。

特に、左右がOBという山岳コースの場合は、ドライバーを打つ時はかなり緊張するかと思います。

したがって、ドライバーを安定させるためには、練習場でもコースと同じような力感で、1球ごとにシチュエーション変えながら打つことが大切です。

練習場でフルショットばかりしていると、コースではとんでもないミスを連発してしまいますので、飛ばしたいという欲求を抑えながら取り組むことをおススメします。

まとめ

ドライバーの方向性がよく、OBなどのトラブルもなくラウンドできれば、100を切る確率はかなり高くなります。

もちろん、アプローチやパターで大きなミスをしないことが前提となりますが、現代ゴルフにおいて、ドライバーの方向性がスコアメイクに影響を及ぼす比率はますます高くなっています。

100を切るぞ!と頑張ってる方でしたら、飛ばす意識を少し我慢して、ティーショットは真っすぐ行けばいいや、くらいの割り切った気持ちでドライバーを打つと、100切りの目標に大きく近づきますので是非一度試してみてください。

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