ゴルフを始めるのは、色々とお金がかかるイメージがあります。ゴルフクラブは高価なものが多いですし、ゴルフウェアはそれなりの値段がします。ゴルフ場の会員権っていくらかかるんだろう…と考えこんでしまう人もいると思います。何も知らない人はほぼ確実に二の足を踏んでしまうはずです。
しかし、実は意外とお金をかけないで、手軽にゴルフを楽しむことができるのです。
まずは情報収集
ゴルフを始めようと思ったら、まずはゴルフ練習場に行くのがいいのですが、その前にネットで情報収集をしましょう。近くて安いゴルフ練習場を探すのももちろんですが、球の打ち方やフォームなどを画像や動画で見てイメージを高めておくと、ゴルフ練習場でもスムーズに練習ができます。
練習中にスマートフォンで調べることもできるのですが、順番を待っている人がいる場合は迷惑になってしまいます。本当はゴルフ練習場にいるプロにレッスンしてもらうといいのですが、安くゴルフを楽しむと言うコンセプトを守る以上、諦めるしかありません。
いよいよゴルフ練習場へ
ボールを打つイメージができたら、いよいよゴルフ練習場へ行ってみましょう。基本的に道具などを持って行く必要はありませんし、動きやすい服装であればゴルフウェアである必要もありません。お金さえ持っていけば大丈夫なのです。
予算の方ですが、相場としては1~2時間で約2000~4000円と言うところでしょう。クラブやシューズを借りる場合は、その分のお金もかかります。初めての来訪である旨を受付で告げれば、設備の使い方を親切に教えてくれるので問題ないでしょう。借りるクラブは7番アイアンがオススメです。もし7番アイアンを借りることができない場合は、8番か9番アイアンが良いでしょう。
練習場では距離ごとに旗か看板が立てられています。狙ったところにまっすぐ飛ぶか試してみましょう。バッティングセンターのようで楽しいのですが、バッティングセンターと違って「とにかく飛ばす」のではなく、「狙ったところに落とす」ことに注意して練習しましょう。
何度もクラブをレンタルするお金がもったいない人は、中古でクラブを1本買うといいでしょう。運が良ければ1000円を下回る値段で買えます。ネットで探せば中古クラブがすぐに見つかります。もちろん練習に使う7番アイアンがオススメです。慣れたらドライバー(1番ウッド)にも挑戦してみましょう。
いざコースデビュー
練習場だけでも意外と楽しいのですが、ゴルフを始めた以上はコースに出てみましょう。ゴルフコースと言うと会員権が高そう…と言うイメージがあるかもしれませんが、初心者にはパブリックゴルフ場か河川敷ゴルフ場がオススメなので、アクセスできる場所をネットで検索してください。
パブリックゴルフ場とは
会員権を持っていなくてもプレーできるゴルフ場のこと。会員がいる場合でもビジター(非会員)としてプレーできるゴルフ場もある。
河川敷ゴルフ場とは
まさにそのまま。河川の近くにあるゴルフ場。特徴は比較的フラットなコースで初心者に優しいコース設計のゴルフ場が多い。コースにかかるお金は、パブリックゴルフ場でも18ホール回ると10,000円ほどかかります。しかし、半分の9ホールだけをプレーする料金体系もあり、5,000円以下で利用することも可能です。
平日であれば18ホールで5,000円以下でプレーできるところもあるので、楽天GORAやGDOで予約をすれば、あとは晴れてコースデビューです。送迎をしてくれるコースもあるので、希望する場合は確認を取ってください。
道具の準備も忘れずに
用意する道具ですが、クラブはコースの受付で借りることができますし、いっそのこと中古クラブとクラブバッグを買ってもいいでしょう。この時、ハーフセットと呼ばれる7本セットの物を買えば充分です。14本のフルセットでなくても問題ありません。
ゴルフ用の手袋(グローブ)やティーペック(第1打を打つ時にボールを載せる棒)は100円ショップでも売っています。ボールはどうせ失くすので新品のボールはもったいないです。ネットで「ロストボール」と検索して、中古の安いボールを予め購入しておくといいでしょう。
ゴルフシューズは3,000円台でも買うことができますし、ゴルフウェアはそもそも必要がありません。袖と襟があるスポーツシャツ(ポロシャツでOK)と、ズボンはチノパンにベルトがあればいいのです。ドレスコードについては予約の際にゴルフ場に聞くか、ゴルフ場のホームページを見て確認するといいでしょう。
まとめ
ゴルフクラブは中古かレンタル、ボールはロストボール、グローブとティーペックは100円ショップ、格安シューズを選び、服装は家にあるものでもOK、ゴルフ場も安いところを選べば良いとなれば、ゴルフを始める金銭的なハードルは確実に下がります。お金がかかると言うイメージに囚われず、ぜひともゴルフを始めてみてください。