みなさんはゴルフ日記つけていますか?ゴルフ日記は、”練習”と”ラウンド”、両方に使える日記です。練習もラウンドも、どちらも終わった後に書いて記録を残します。その日に学んだこと、考えていたこと、最高の出来だったこと、次への課題などを書くことによって、技術面とメンタル面でのレベルアップを目指す、とても使えるツールです。
ゴルフ日記の書き方
ゴルフ日記には何を書いたらよいのでしょう?今はアプリもありますので、データ化したい方はスマホも便利です。アプリでは細かいスコアやパット数なども入れることができるものがあるようです。日記帳を使うのであれば、お気に入りのノートを用意して、ゴルフ専用の日記を作りましょう。
自由に書き込みができるまっさらなノートは気持ちの良いもの。ゴルフ日記の内容は、以下のようなものが効果的です。
・その日に感じたこと
・上手くできたこと、ベストショットを3つ挙げる
・ラウンド中(練習中)どんなことを考えていたか
・スイングの前、スイングの最中にどんなことを考えていたか
・試してみたこと
・学んだこと
次回への課題
ラウンドの場合は追加で
・その日の天気
・誰と一緒に回ったのか
・前夜の食事の内容
・スコア
次の練習やラウンドの前に読み返し、前回上手く行ったことを思い出したり、課題があればそれを頭に入れておきます。
日記からわかるあなたの考えグセ
ゴルフ日記に、その日のラウンド中やスイングをするときに考えていたことを記入しておくと、自分の”考えグセ”が分かるようになります。思い通りのショットが打てた時の考えグセ、または、悪い方に向かう考えグセ、どちらも自己分析するのにとても大切な要素になります。
普段から、自分にかけている言葉、独り言をよく観察してみましょう。ポジティブな言葉をかけていますか?それともネガティブが多いでしょうか?書き留めたあと読み直し、良いものはどんどん使い、悪いものは使わないように心掛けるだけで、あなたのメンタル面も強化されて行きます。
ラウンド中にどんな言葉を自分に発していますか?スイングの前にどんな言葉を自分に発していますか?頭の中で考えることは、そのままプレーにつながります。ゴルフはメンタル面からの影響を強く受けるスポーツです。あなたが何を考えているのか、記録して、分析してみましょう。
行動グセもわかるようになる
あなたのプレー中の行動、例えば、良く仲間と会話をするとか、常に笑っている、鼻歌を歌っているなど、行動も記録してみましょう。そうすることにより、自分が良いプレーをした時、悪いプレーをした時の関連付けを見つけることができるようになります。
例えば、周りの仲間と良く話をしていた日は気分が良くプレーも気持ちよくできた、仕事のことが気になっている時にはゴルフにも影響が出る、など。その日の自分の行動を振り返ってつけてみましょう。
ゴルフ日記から分かること
実際に私の周りでも、ゴルフが上手な方達は何かしらのメモを取っています。ゴルフ日記からは、自分の考えグセや行動グセがゴルフにどのように繋がっているのかが分かるようになるだけではなく、普段自分がどのようなことを考え、どのような言葉を自分に掛けているのかも分かるようになります。
普段の自分を振り返ってみる意味でも、ゴルフのみならず、ご自身の発見に使えるツールとなることでしょう。練習やラウンドの前に日記を読み返すことで、良いイメージができ上がったり、ポジティブなエネルギーをもらったりすることも可能です。
特に、3つ挙げた”その日のベストショット”を思い出すことは、良いイメージトレーニングになります。同時に、「あんなにすごいショットを私は打てたんだ!」と、その時の感覚を思い出すことにより、同じ自分なんだからできるはずだ、という自信にも繋がります。
ゴルフ日記はお金もかからず、今すぐにでも始めることができます。ぜひ日記を書いてみて、ご自身の変化を楽しんで下さい。