さて、今回はゴルフを始める”目的”と”目標”について書いていきたいと思います。ゴルフを始める”目的”は人それぞれ。運動不足を解消するためだったり、プロの試合を見て自分もゴルフが上手くなりたいなど、千差万別です。
当たり前の話ですが、ゴルフを始める目的が異なれば、”目標”も人によって異なります。運動不足が解消できればスコアなんて気にしない人もいれば、シングルハンデ(ハンディキャップが一桁)を目指す人もいるでしょう。
目的と目標は千差万別
ゴルフを始めるときはその”目的”と”目標”を明確にすることをオススメします。
人は目標を設定すると無意識のうちにその目標を達成しようとします。初めに適切な目標を設定することが、ゴルフを楽しみながら上達する秘訣です。逆に言うと、初めに誤った目標を設定するとゴルフが楽しくなく、苦痛となることもあるのです。
目的を明確にしよう
まずはゴルフを始める目的を明確にしましょう。ゴルフを始める目的は大きく分けて二つあると思います。一つは趣味のゴルフで、もう一つはアスリート系ゴルフでしょう。
趣味のゴルフは、プレーそのものを楽しむこと以外に、他の人とのコミュニケーションを楽しみにする人もいるでしょうし、ゴルフの後の一杯が楽しみの人もいるでしょう。このタイプの方は、スコアよりもプレーそのものを楽しみにする場合が多いと思います。
一方、アスリート系のゴルファーの方は、ゴルフを競技として捉え、スコアの向上が至上の喜びと考える方が多いと思います。
趣味ゴルファーの目標
ゴルフは趣味という方に多いアベレージゴルファーにとって、最初の目標は100を切ることでしょう。そして100を切ったら、90を切ることが目標となるでしょう。趣味のゴルフであれば、この程度の目標設定がお勧めです。人によって差はありますが、週一のゴルフ練習と月一のラウンドを続けていれば、上記目標は達成できる確率が高いからです。
ゴルフを楽しみながら、徐々に上達していく自分に満足しながらゴルフと付き合えると思います。なお余談ですが、趣味のゴルフであれば、80台でまわるゴルフが最も楽しいと思います。80台では多くのショットが程々でたまにミスするが、自分の許容範囲と思えます。90台では結構ミスが多くプレー後ミスが多かったなと気になることが多いです。
アスリート系ゴルファーの目標
一方、シングルハンデを目指すなら、毎日の練習が必須です。さらに、ゴルフの技術を磨くだけでなく、身体能力を上げるためのランニングや筋トレなども必要です。また、正しいゴルフ理論を学ぶことも必要でしょう。ゴルフを競技と捉えると、身体能力の向上や正しいゴルフ理論に基づく練習が必要となり、さらには状況に応じたコースマネジメントも必要となります。
つまり、シングルハンデを目指すようなアスリート系のゴルファーにとって、日頃のゴルフはあまり楽しくないかもしれません。アスリート系のゴルファーの方は、常日頃の苦しい鍛錬が明確なスコアの向上や大会に参加して好成績を残すことによって報われて、はじめて喜びとなります。
この大きな喜びのために、日頃の苦しみに耐えられる人のみがアスリート系ゴルファーを目指すべきだと思います。
まとめ
この様にゴルフを始める目的が異なれば、目標も異なりますし、練習方法も異なります。趣味のゴルフを始める人がアスリート系ゴルファーの様な練習を続ければ楽しくないでしょうし、アスリート系ゴルファーになろうという人が、趣味のゴルフのための様な練習をしていれば、一向に上達せず楽しくないだろうと思います。
自分がゴルフを始める目的、目標を明確にし、それに合った練習をすることでゴルフを楽しみながら、上達することが出来ます。みなさんはどちらのゴルファーを目指しますか?趣味ゴルファー?それともアスリート系ゴルファー?