こんにちは。看護師プロゴルファーの愛甲和矢です。ゴルフが健康に良いことを以前の【ゴルフで健康になろう! 看護師プロゴルファーが教える「ゴルフが健康に良い理由」】でお伝えしました。
しかし、持病をお持ちの方は注意が必要です。高血圧は、生活習慣や加齢により起こります。通常、症状はないので気づきにくいです。そのため「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」とも呼ばれています。高血圧の方のゴルフは、「なるべく血圧の変動を少なくする」ことがポイントです!
ゴルフ中、血圧の変動が大きいと脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなります。以下の点に注意することにより、血圧の変動を少なくすることができます。
ゴルフを楽しむ
自分のプレーに怒ってしまうと血圧が上がるので注意が必要です。緊張しても血圧は上がります。しかし、ゴルフはどうしても緊張するスポーツです。高血圧の方は、あまり真剣になりすぎず、余裕を持ってゴルフを楽しむことが重要ですね。
寒い日は暖かい格好を!
寒い日は、血管が収縮して血圧が上がります。着るものを工夫して、暖かい格好でゴルフをして下さい。ホッカイロや手袋、耳あてなども効果的です!
準備体操しっかり
いきなりドライバーを打っては、体がビックリしてしまいます。準備体操はしっかり行いましょう!血圧安定のために、普段から運動をして、食事も気をつけることが大事ですね。
体調不良時はゴルフを控える
高血圧の方は、無理をしないことが大事です!体調不良時も無理をせず、医師に相談すると良いでしょう。
炎天下、極寒の日はゴルフを控える
炎天下、極寒の日は体に相当な負担がかかるので、ゴルフはオススメしません。もし炎天下の日にコースを回られる場合は、水分補給をしっかりとし脱水に注意してください。脱水になると血液がドロドロになり、心筋梗塞などのリスクが高まります。
お昼のお酒は控える
高血圧の方は、お昼のお酒は控えたほうがいいですね。アルコールは利尿作用があり、脱水になりやすいからです。お酒のおつまみにはしょっぱいものが多いです。塩分摂取量が多いと血圧が上がってしまうので、おつまみにも注意が必要ですね。
以上が注意するポイントです。ゴルフをすることにより、高血圧の改善にもつながります。高血圧と上手に付き合い、長くゴルフを続けていただけたらと思います。