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90切りするために必要な練習方法を解説します【具体的】

「100切りを達成できたから、次は90切りを目指したい」「90切りをするためには、どんな練習をすればいいのだろう」

という目標や悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。90を切ることができれば、ゴルフが得意だと自信をもって言えると思います。なので、ぜひ目指したい目標ですよね。

本記事では、90切りするために必要な練習方法と考え方について解説をしていきます。この記事を読んで実践し、念願の90切りを達成しましょう。

90切りするために必要な練習方法を解説します【具体的】

Golf drive

まずは90切りするために必要な練習方法から解説していきます。方法としては以下の4つがあります。

・ドライバーの方向性を安定させる

・アイアンはコントロールショットを練習する

・ウェッジは10ヤード刻みで打ち分ける練習をする

・ショートパットを外さないように練習する

上記の方法で練習して、90を切るための技術を身につけてください。それではいきます。

ドライバーの方向性を安定させる

方法の1つ目として、ドライバーの方向性を安定させる練習をしてください。ティーショットが狙った方向に飛ばず、左右にボールが散らばってしまうと、2打目を難しい場所から打たないといけなくなります。また左右にいきすぎると、OBになってスコアを大きく落としてしまいます。

ドライバーの方向性を安定させるには、体の回し方を修正しましょう。たとえば、左にひっかけるフックは回転不足が原因なので、もっとしっかり体を回すのを意識して振りましょう。また右に曲がるスライスが多いなら、体の開きを抑えるように打ってください。具体的には、バックスイングでしっかり肩を回して、捻転差を作るようにしましょう。腕が体を追い越さないように、捻転差をキープしたままスイングするのを意識して、練習に取り組んでください。

アイアンはコントロールショットを練習する

方法の2つ目として、アイアンはコントロールショットを練習してください。コントロールショットとは、フィニッシュまで振り切らないスイングのことです。フィニッシュにおける手の位置が低いため、方向性を出すことができます。

コントロールショットの打ち方はシンプルです。ボールを通常より1個分右に置き、あとはフィニッシュまで振り切らないことだけ注意して、普段と同じスイングをするだけです。フォローを抑え気味にして、クラブが体の正面で止まるイメージで振りましょう。

練習方法としてはハーフショットが有効です。なぜかというと、コントロールショットの感覚は、ハーフショットで打つ感覚に近いからです。ハーフショットを練習してフォローを抑え気味にする感覚を掴めたら、その流れで通常のスイングをしてみましょう。コントロールショットの打ち方がわかってくるはずです。

ウェッジは10ヤード刻みで打ち分ける練習をする

方法の3つ目として、ウェッジは10ヤード刻みで打ち分けられるよう練習してください。90切りで大事なのはボギーペースで回ること、つまり基本的にはボギーオンさせる必要があります。そのためには、アプローチでさまざまな距離からグリーンにのせられないといけません。10ヤード刻みで打つことができれば、ボギーオンの確率はずっと高くなります。

そこでスイングの振り幅を変えて、距離を打ち分ける練習をしましょう。たとえば30ヤードの距離なら、シャフトが地面と平行の振り幅でスイングしてください。40ヤードなら、シャフトが地面に対して45度の振り幅。50ヤードなら左腕が地面と平行で、シャフトが地面に対して直角の振り幅になります。ただしこれは目安ですので、練習場で実際に打ってみて、自分の感覚に合った振り幅を身につけましょう。

ショートパットを外さないように練習する

方法の4つ目として、ショートパットを外さないように練習してください。90切りをするためには、ショートパットの精度が非常に重要です。1メートルくらいの距離なら、安定して入るようにしておきましょう。

ショートパットの練習で大事なのは、狙った方向にまっすぐ打てるようにすることです。短い距離のパットで1番大事なことが方向性だからです。まっすぐ打つことができれば、大半はカップインしてくれます。

そこで、1メートルくらいの距離に目標となる目印をおいて、それに当てる練習をしてみてください。自宅でもできる練習なのでオススメです。

90切りするために必要な考え方とは

Top Swing

これまでは、90切りに必要な練習方法を解説してきました。次項からは、90切りするために必要な考え方について解説します。以下の3つになります。

・確実にボギーオンを目指す

・OBを打たない

・3パットを打たない

上記の考え方を取り入れて、プレーの進め方やコースマネジメントに役立ててみてください。それでは詳細を解説していきます。

確実にボギーオンを目指す

考え方の1つ目は「確実にボギーオンを目指す」ことです。90切りのためには、基本的にボギーオンさせてボギーで上がる必要があります。そのためには大きなミスをしないことが大事です。

たとえばドライバーでショートカットして、グリーンの近くまで飛ばそうとすること。またベタピンを狙って、すこしでもミスればバンカーに落ちるような場所に打つと、大きなミスにつながる恐れがあります。プレーを続けるうちにパーやバーディーが取れる機会もあるはずです。勝負をかけるのは、そのような場合のみにしましょう。

確実にボギーオンを目指してプレーした方が、90切りに近づくことができます。

OBを打たない

考え方の2つ目は「OBを打たない」ことです。OBを打ってしまうと、スコアを大きく落とす原因になります。クラブ選択に気をつけて、OBを打たない自信を持てるクラブを選んでください。

たとえば、ドライバーでスライスが多い方は、右サイドにOBがある状況でドライバーを選択するのは止めておきましょう。ドライバーの代わりにフェアウェイウッドを使うなどして、ボールが右にいかない確信を持てるクラブで打つようにしてください。もちろん右サイドにOBがない状況であれば、積極的にドライバーを使って構いません。

OBを打たないクラブ選択を心掛けましょう。

3パットを打たない

考え方の3つ目は「3パットを打たない」ことです。3パットを打ってしまうと、ダブルボギーや、下手をすればトリプルボギーになる可能性も出てくるからです。特にトリプルボギーは、90切りを目指すうえでは致命的なミスです。

逆に3パットを打たず2パットに収めることができれば、ボギーペースで回りやすくなります。たとえショットの調子が悪かったとしても、ダブルボギーで収まるでしょう。ダボであれば、スコアを取り返す負担もそれほど大きくはありません。

また3パットになりやすいのは、ロングパットを打つ場合です。ロングパットを2打で収めるために、ラウンド前の練習グリーンで距離感を養っておきましょう。

まとめ

今回は、90切りするために必要な練習方法と考え方について解説しました。まとめると、

◎90切りするために必要な練習方法

・ドライバーの方向性を安定させる

・アイアンはコントロールショットを練習する

・ウェッジは10ヤード刻みで打ち分ける練習をする

・ショートパットを外さないように練習する

◎90切りするために必要な考え方

・確実にボギーオンを目指す

・OBを打たない

・3パットを打たない

になります。90切りを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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