ゴルフレッスン

アプローチでピッチングウェッジを使う方法とは【実践的】

こんにちは!

ラウンド中アイアンでグリーン外しピンまで残り30ヤード、ライはフェアウェイで問題なし。

よくある場面だと思いますが、皆さんはどのような番手でアプローチしますか?アプローチはいつもサンドウェッジ?いやいやその名の通りアプローチウェッジ?

ロブウェッジでふわりとピンに寄せる?七番アイアンで転がし?パターで転がすテキサスウェッジ?←シブいですね!

皆さんそれぞれアプローチのやり方があると思いますが、個人的におススメなのは、【ピッチングウェッジでピッチエンドラン】です!

アプローチでピッチングウェッジを使う方法とは【実践的】

Golfer

アプローチ=サンドウェッジやアプローチウェッジというアマチュアゴルファーが多いと思いますが、

ではなぜピッチングウェッジなのか?実はミスが少なくなるなど様々なメリットがあります!

そこで今回はアプローチでピッチングウェッジを実践的に使う方法を解説させていただきたいと思います!

スタンス幅を狭める

まずゴルフに基本であるアドレスから解説します。

ドライバーやアイアンでフルショットの場合スタンス幅は広めの方がスイングが安定しますがアプローチの際は少し狭めに構えましょう。

アプローチは小さなスイングで行うので、広いスタンス幅の場合上半身の動きが大きくなり打点が安定せず、ダフリトップのミスが出やすくなります。

ピッチングウェッジはどちらかというとフルショットするアイアン的な使い方のイメージが強いのでアイアンと同じスタンスを取りがちですがコンパクトスイングを意識して狭めのスタンス幅、イメージ的にはパターと同じくらいで構えましょう。

グリップを短く持つ

スタンス幅が決まった後はグリップです。

前項で記載した通りピッチングウェッジを使用するといえどもコンパクトスイングを行うのでミート率を高めるためにグリップも短めに握りましょう。

次にボール位置ですが身体の中心よりも右寄り、目安としては右かかとの延長線上くらいです。

右寄りにボールを置くことによりスイングの最下点より手前でインパクトを迎えるダウンブロー気味の軌道になりダフリやトップというミスが起こりにくくなります。

またダウンブロー軌道だとロフトが立った状態でインパクトすることが出来るので基本であるピッチエンドランでランの転がりがよくなり直進性が上がります。

振り幅を決めて緩まず振り抜く

短い距離を狙うアプローチだとスイングの力加減で距離を調節しようとしがちですが、

プロと違い練習機会が少ないアマチュアが力加減の感覚を養うことは難しいので飛距離のコントロールは振り幅で行うことをお勧めします。

例としてはまずアナログ時計を想像しアドレス時の頭を12時とし構えた腕を6時とします、30ヤードの距離なら時計の5時から7時まで、

50ヤードなら3時から9時までという振り幅を決め、一定の力とリズムで打つと安定します。

その際に特に大事なのはインパクトで緩まずにフォローまで一気に振りぬきましょう!

状況別でピッチングを使い分ける方法とは

Top Swing

ここまでピッチングウェッジを使ったアプローチの打ち方を解説してきましたが、ここからは応用編。

ラウンドしていると様々なライや状況があると思うのでピッチングウェッジを状況別で使い分ける方法を解説させていただきます。

グリーン周りのチップショット

昔某有名プロゴルファーが言った格言のようなもので【ゴルフはゴロフだ!】というものがあります。

バンカー越えや池越え、ラフが深い等の理由がないライのよい状態で花道を使える状況ではボールをあまり浮かさず転がすチップショットを使いましょう。

完全に転がすならばロフトの少ないアイアンやパターが適していますが、グリーン周りのカラーなどでボールの勢いが弱くなってしまう為、少しキャリーさせてカラーなどを跳び越すチップショットが効果的です。

打ち方としては体重移動やフェースローテーションは使わず、パターのような打ち方だとミスが少なくなります。

30ヤード〜50ヤードのピッチエンドラン

次にアプローチで一番頻度の高い30ヤードから50ヤードですが、やはり基本となるピッチエンドランの出番です。

ピッチエンドランというのはピッチ(浮き球)とラン(転がし)の割合が1対1のショットで、メリットとしてはある程度球を浮かせるために池やバンカーなどの障害物を超えることも出来、グリーン上ではボールがある程度転がるのでピンに寄りやすく、上手くいけばカップインしてくれます。

よりロフトのあるサンドウェッジやアプローチウェッジでピッチショットでピン付近にキャリーさせたいという方もいますが、ピッチショットは難易度が高くミスも出やすいので障害物越えでグリーンエッジとピンが近い場合などはピッチエンドランを使用しましょう。

80ヤード〜100ヤードのフェアウェイバンカー

次のシチュエーションはフェアウェイバンカーです。

基本的にはバンカーは専門職であるサンドウェッジの出番ですが、残り距離が100ヤード前後の場合サンドウェッジではよほどのパワーヒッターでなければ届かせることが難しいのでここでもピッチングウェッジの出番となります。

アイアンでもいいのですが、グリーン周りのガードバンカーよりはアゴは低いですが多少高低差があるので打ち出しの高いピッチングウェッジが適当です。

打ち方としては通常のバンカーショットのように砂を叩くエクスプロージョンショットではなくできるだけクリーンに打ちましょう!

ピッチングを使えば、アプローチのミスが減ります

A golf pro with a perfect shot on the green.

ここまでピッチングウェッジを使ったアプローチの解説をさせていただきましたが、

中には「それならサンドウェッジやアプローチウェッジでもいいのでは?」と思われる方もいるのではないでしょうか?

確かにサンドウェッジやアプローチウェッジでもアプローチは出来ますし基本のピッチエンドランを打つことも出来ます。その中でなぜピッチングウェッジなのか?

それはズバリ、ロフトの違いです。サンドウェッジは56度前後で、ピッチングウェッジは46度前後で、ナチュラルにスイングした場合46度ですと自然に1対1のピッチエンドランになります。

またロフトが立っている方がインパクト時のボールと芯の距離が近くミスしにくくなります。

まとめ

ウェッジという名を冠していながらどちらかというとフルショットするアイアンの仲間だと思われがちなピッチングウェッジですが、あくまでウェッジ。

ここまでピッチングウェッジを使用するメリットなどを解説させていただきました。

今までサンドウェッジなどでアプローチを行っていた方は最初距離感が難しいかもしれませんが確実にメリットがありますので是非練習して身につけてみてください!

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