取引先と一緒にゴルフ…うーん胃が痛い。「あいつは気が使えない奴だ!」「あいつと回ると気分が悪い!」
そんな風に思われる事だけは何としても避けたいですね!始めて回る取引先、どんな所に注意しなければいけないのか、本記事では、”取引先に気に入られる3つのポイント”を一挙ご紹介します!
プレーの良し悪しによって自分の態度を変えない。
これは基本中の基本と言えるでしょう。OBを打ってイライラしてると思いきや、ロングパットが入ってバカ騒ぎしてみたり。そんな人は、「自分の事ばっかりで周りを見ていない。」と思われます。とにかく自分のプレーの良し悪しに関わらず、一貫して態度を変えない事が大切ですよ。喜びや悲しみの感情を抑えながら、最初はやりにくいかも知れませんが、次第に慣れてくるはずです。
OBを打ってしゅんとする前に、「今日もいつも通りだなー!」なんて言って周囲を笑わせる位が良いでしょう。
余計な事は言わない。
プレー中のアドバイスは勿論、ゴルフ場のコース情報、攻略ポイントなども、自ら率先してしゃべるような事はやめましょう。ゴルフの厳密なルールを言いますと、本来、プレイヤーにアドバイスできるのはキャディだけであって、プレイヤー同士でアドバイスのやり取りをする事はNGです。
それだけでなく、人それぞれ自分にあったゴルフスタイル、コースマネジメントというものを持っていますから、聞かれた事だけを話すまでに留めておいた方が良いかと思います。
初心者でありがちなのが、取引先の方に気に入ってもらおうと、色々な情報をアドバイスしてしまうという点です。確かに沈黙って怖いですよね?会話も弾まずに、本当にこれでいいのかな?と思う時があるでしょう。
しかし、それでいいのです。本来ゴルフとは、ベラベラとおしゃべりをしながらするスポーツではないのです。特にゴルフ上級者になると、ピリピリとした緊張感の中でプレーする事が、たまらなく面白いという人もいます。もしどうしても、何か会話をしたいという事であれば、下記のような会話に留めてください。
「次は2番ホールです。全430ヤード。右はOB、左は池になっています。グリーン手前には2つのバンカーがありますね。」と。
これはあくまでも事実のみを言っているだけであって、決してアドバイスをしている訳ではありません。このような情報をお知らせする事はむしろありがたいと思う人の方が多いかも知れません。
ただそれでも、稀なケースはあります。「そう言えば、俺が先月このコースを回った時に、この2番ホールで池ポチャしたな。余計な記憶を思い出させやがって…」など、必ずしもその人にとって有益な情報ではない場合がありますので、やはり聞かれたら答えるというのが無難ですね。
自分のプレーは焦らず早めに!
ゴルフのプレー速度は人によって違います。せっかちな人は直ぐに打ちたがりますし、時間をかけてゆっくりプレーする人もいます。取引先とのゴルフでは、決して焦る事はなくても、早めのプレーを心掛けてください。焦って打ってミスの連発、交わす会話は「すみません。本当にすみません。」これでは取引先が逆に気を使ってしまいます。
入念に素振りをしてOKです。打つ時は時間をかけて望んで構いません。その中で早めのプレーを心がけるというのはどうでしょうか?
例えば、前の組が空くまで、多少の時間がありますよね、何処を狙って打つべきか、どれくらいの強さで打つのか、それに対しての素振りや準備は、その待っている時間の中で終わらせてしまうのです。そうする事によって、いざ、プレーが始まった時、時間をかけずに打つ事ができます。自分の打つ番が来てからそれらを行おうとすると、それを見ている人はどう思うでしょうか?
要は、時間をかけるタイミングを間違わないようにという事です。
それともう1つ、1打目が良かったからと言って2打目も上手くいくとは限りません。「7番アイアンが上手く当たればグリーンに乗るぞ。」といった状況でも、それ以外のクラブも一緒に持って行ってください。
チョロした時の為に9番アイアンを、グリーンに乗らなかった時の為にAWを、バンカーに入った時の為にSWを、といった具合です。当然、グリーンに乗った時の為にパターも持っていきます。
このように、打った後、どういう形で失敗したとしても、その後カートに戻る事なく打ち続ける事ができるようにしておくのも大切ですよ!周りのプレイヤーからも好印象ですし、時間に縛られ焦る事が少なくなりますので、自分のプレーにも余裕が生まれてきます。段々と雰囲気に慣れてきた後、自分がいち早くグリーン周りに到着し、パターを取り出そうとした時、他のプレイヤーのパターも一緒に持っていく事ができればもう1人前です!「周囲に気を使う事のできる人だ!」と好印象間違いなし!
おわりに
いかがでしたか?上記3つは、どれもそんなに難しい事ではないんです。たったこれだけの事で周りに与える印象というのは全く違うものになります。ゴルフが上手くなくても、「この人とまた一緒にプレーがしたいな。」と思わせる事はできるのです。あなたもこの3つのポイントを参考にして、周りから好かれるゴルファーになってくださいね。