スイング改善

ドライバーが飛ぶ!アイアンも飛ぶ!理屈が分かればたったこれだけで飛距離は伸びる!?

ゴルフにとって”飛距離”とはなんでしょうか?”武器”ですか?”凶器”?”憧れ”や”魅力”でもあり、”要”でもあるのではないでしょうか?飛距離が出なくてもスコアメイクはできる。ただ飛距離があればスコアメイクはしやすい。人それぞれ、飛距離に対する考えって違いますよね?

ただ、私はハッキリと言えます。飛距離を自分の手に持てるならぜひ頂きたい。私にとって飛距離とは、”夢であり可能性”なのです。飛距離を持っている人とそうでない人の違いとは何なのでしょうか?当初は、手足の長さ、パワーが最大の要因だと持っていましたが、大きな人でも飛ばせない人はいますし、小柄なのに300ヤードをかっ飛ばす人を実際に見てきました。力いっぱい振ってもボールは飛びません。理屈が分かれば飛距離はのびます。ここでは、頭で考える、飛距離アップのポイントを解説していきたいと思います。

飛ばすにはある程度の高さが必要

ボールを遠くへ飛ばす為には、ある程度の高さが必要になります。だからと言って救い上げるような打ち方ではボールは遠くに飛びません。クラブのヘッドはボールが上がるように設計されているのです。ですので、上から叩けばボールはある程度の高さで飛んで行きます。決して下からすくってはいけません。

常にクラブヘッドの重みを感じながら振る

構えている時も、テイクバックの時も、トップもインパクトも、最後のフォローまで、常にクラブヘッドの重みを感じながら振る事が大切です。重みを感じながら振るというのは、余計な力が入っていたらできません。力みがあるかどうかのバロメーターでもあります。

頭を動かさない(これが一番重要)

飛距離を伸ばすのはスイングスピードの速さが重要なポイントですが、筋力とスイングスピードは比例しません。(無関係ではないですけど。) 筋力以外に重要な事があり、それが”頭を動かさない“という事です。実は、ボールを打つ時、ほとんどの人が自分の体の100%のエネルギーをボールに伝えられていないのです。勿体ないですよね?宝の持ち腐れってやつです。

そして、ほとんどの人が「ボールを遠くに飛ばすには、イチ、ニのサンで体重を後ろから前に大きく移動させて打った方が絶対に飛ぶ。」と勘違いをしています。確かに体重移動は必要です。ただ、それを大きくする事で頭まで移動してしまったら元も子もありません。頭を動かさないで振る事により、インパクトの際のヘッドスピードが格段に上がり、ボールを遠くまで飛ばすことができるのです。

ここで野球のピッチャーを例に出します。動画を見る機会があれば、ぜひ見てみて下さい。できれば三塁側からスローモーションで。見るのは手からボールが離れる瞬間の左足です。
右ピッチャーの場合、振りかぶった後に左足を大きく踏み出しますね。その足を見て欲しいのです。ボールが手から離れた瞬間、どうなると思います?上半身はバッターの方へ向かっていきますので、下半身も当然前へいくと見せかけ、実は行かないのです。前に行かないどころか、左足を後ろに引いているピッチャーもいます。(全てのピッチャーがやっている訳ではありませんが。)

上半身は前に行っているけど、下半身は後ろに引っ張っている。どういう事でしょうか?実はこの動きによって体の回転力を高めているのです。簡単に言うと、つっかい棒みたいなものです。前に行こうとする上半身の動きに対して、つっかい棒となる下半身がストップをかけているのです。これにより回転力が生まれ、腕が早く振れるのです。

ゴルフのスイングに関しても実は同じ事が言えます。腕や胸は、当然前方へ行こうとしますね。しかし、頭もそれらと同じ動きをしてはいけません、頭は残すのです。むしろアゴを後ろに引く位に我慢するのです。そうする事によりヘッドスピードが生まれ、ボールを遠くに飛ばすことができるのです。頭を動かさないメリットを、「ミートポイントが安定して真っ直ぐ飛ぶようになる。」だけだと思っている方いらっしゃいませんか?実は飛距離アップにも大きな意味を持っているのですよ!

おわりに

いかがですか?理屈が分かっていれば後は実践あるのみです。最初は、「なんだか窮屈になったな。もっと体を大きく使いたいな。」と思うかも知れませんが、次第に頭を残す事の意味が分かってくるかと思います。ぜひ練習場で試してみて下さいね。

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